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2011/01/24 2011:01:24:11:53:48

[ベルリン国立バレエ]日本公演レポート<東京公演千秋楽>

ベルリン国立バレエ団の東京公演は、昨日の「チャイコフスキー」をもって、閉幕いたしました。
1月15日の「シンデレラ」初日以来、多くのお客さまにご来場いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。

さて昨日の「チャイコフスキー」最終公演のレポートをお届けします。
"マラーホフの渾身の舞台!"という評判が評判を呼び、当日券をお求めになる方の長い列が。
客席も開演前から、どこか高揚した空気が流れ、マラーホフの"チャイコフスキー"への熱い期待が感じられます。

ほとんど出ずっぱり、しかもアクロバティックともいえる振りを踊り続けるチャイコフスキー役は、体力的にもハードですが、マラーホフは2日連続3回目の公演も、全力でチャイコフスキーを演じきりました。
幕が下りた後は、一瞬の静寂の後、割れんばかりの拍手が沸きあがり、カーテンコールではさらに大きな拍手が。
そして、「SAYONARA」「See You again」の電飾看板と金銀の紙吹雪がおりると、場内はスタンディング・オベーションとなって、喝采を贈り続けていました。

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終演後舞台上では、シャンパンが振舞われ、全員で乾杯。
6年ぶりの日本公演が、成功裡に終わり、皆の一様に安堵の表情を浮かべていました。

本日、カンパニーは全員が休日。
思い思いに、来日以来はじめてとなる日本の休日を楽しんでいることでしょう。
明日からは、今週末の西宮公演と大津公演に向けてのリハーサルがはじまります。
1月30日の大津での最終公演まで、このレポートは続きますので、引き続きご愛読ください。