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2013/06/26 2013:06:26:18:00:00

英国ロイヤル・バレエ団「不思議の国のアリス」配役変更のお知らせ
「不思議の国のアリス」のアリス役で7月5日と7月7日(昼)に出演予定だったローレン・カスバートソンは、今シーズン始めに受けた足首の手術からの回復が予定より遅れたため、このたびの日本公演に出演できなくなりました。
このカスバートソンの不参加から他の公演日にも波及的に変更が生じ、英国ロイヤル・バレエ団として最善の配役を考えた結果、カスバートソンが出演するはずだった前記の公演のほかにも7月6日(昼)のアリス役を変更し、全日程のアリス役について下記のように決定しました。これにともなって相手役であるハートのジャック/庭師ジャック役も7月6日(昼)と7月7日(昼)が下記のように変更となります。
カスバートソンをはじめ、当初の配役での上演を楽しみにしていた方々には誠に申し訳ございませんが、このたびの変更についてご理解を賜りますようお願い申し上げます。


  7/5 6:30p.m. 7/6 1:00p.m. 7/6 6:00p.m. 7/7 1:00p.m. 7/7 6:00p.m.
アリス サラ・ラム 崔由姫
(チェ・ユフィ)
サラ・ラム ベアトリス・
スティックス=
ブルネル
崔由姫
(チェ・ユフィ)
ハートのジャック
/庭師ジャック
フェデリコ・
ボネッリ
ニーアマイア・
キッシュ
スティーヴン・
マックレー
ルパート・
ペネファーザー
ニーアマイア・
キッシュ
※下線部が変更となる配役です。


 
芸術監督のケヴィン・オヘアとローレン・カスバートソンからの、このたびのアリス役変更に関して、日本の観客へのメッセージが届いております。併せてご覧ください


「不思議の国のアリス」の公演のために皆様にお知らせしていた主役の配役について、アリス役を初演したプリンシパル・ダンサーのローレン・カスバートソンが、今シーズンの始めに受けた足首の手術から治癒しきっていないことから、変更せざるを得なくなりました。

サラ・ラムはコヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスでこの役を踊って大成功を収めたほか、世界中でライヴ中継された本プロダクションの映画に登場しました。彼女75日のオープニング・ナイトのアリス役を引き継ぎ、フェデリコ・ボネッリを相手役に踊ります。また彼女は、もともとの出演日である7月6日にもスティーヴン・マックレーを相手役に踊ります。ベアトリス・スティックス=ブルネルとルパート・ペネファーザーは77日の昼公演に、崔由姫(チェ・ユフィ)とニーアマイア・キッシュは77月夜の追加公演に加えて、7月6日の昼公演に出演いたします。

このような変更はありましたが、「不思議の国のアリス」を日本の観客の皆様に披露できることを大変楽しみにしております。私たちがこのバレエをロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスを離れて実際に上演するのは初めてのことになります。私たちのレパートリーに加わったこの素晴らしい作品をおおいに楽しんでいただけることと確信しております。

 

ケヴィン・オヘア

英国ロイヤル・バレエ団芸術監督

 

 

 この夏の英国ロイヤル・バレエ団の東京公演でアリス役を踊ることができず、とても申し訳なく残念に思っています。この1年、大変難しい手術を足首に2度受けました。このツアーまでには完全に回復できると思っていましたが、残念なことに見込みよりも時間がかかっています。足首は順調に治っていますが、まだ跳躍することはできず、アリス役はとても負担も大きいため、完治を急ぐことには不安を感じています。

 

ローレン・カスバートソン

プリンシパル・ダンサー、英国ロイヤル・バレエ団