2015/10/23 2015:10:23:19:04:55[NBS最新情報]
10月20日(火)、第27回高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者・国際顧問合同記者会見、受賞者個別記者会見が行われ、演劇・映像部門で受賞したシルヴィ・ギエムが登壇しました。
受賞者が揃った合同記者会見で、ギエム「世界文化賞を受賞することになり、とても幸福に思いました。私は愛することをして、愛することをしている場所を愛し、人を愛した。ただ、愛しただけで、この賞をいただけたのだと思います」と受賞の喜びを語りました。
続いて行われた、個別懇談会には多くの記者が集まり、途切れることなくギエムに質問が投げかけられました。日本が最後の舞台になることには「日本が最後の舞台となることは、さまざまな状況からの偶然ではあったのですが、人生にもたくさんの偶然があったように、これも意味があることと思います。というのも、海外で初めて舞台に立ったのが日本でした。そして、最後の舞台も日本なのですから」と言いながら最後に「縁があるの」と日本語で。最後のツアーについては「気持ちの上でとても辛くなるでしょう。最後まで感情が高ぶるでしょうが、あまり引きずられないように、今までしてきたように、最後までベストを尽くしたい」と意気込みを。「今後は何をするのかまだわかりません。したいことはたくさんあるけれど、うまくできるか(笑)。一呼吸して、一歩ひいてみてみたい」と引退後について述べていました。
ギエムは一旦帰国したあと、12月上旬に再び来日。12月9日の川口公演から<シルヴィ
ギエム ファイナル>全国公演がスタート。12月16日から5日間は東京で<ライフ・イン・プログレス>の公演が待っています。
現在、<ライフ・イン・プログレス>追加公演(12/6)のWEB先行予約を受付中。伝説のバレリーナ、シルヴィ・ギエムの舞台が観られる最後の機会をどうぞお見逃しなく!
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撮影:引地信彦