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2016/03/02 2016:03:02:18:26:05

[3/3追記]ハンブルク・バレエ団公演期間中に東日本大震災復興支援募金を実施
 ハンブルク・バレエ団の7度目の日本公演がいよいよ3月4日に開幕いたします。いっぽうで日本はこの期間中、近年未曾有の災害であった東日本大震災に見舞われた3月11日を迎えます。 
 大震災の爪痕は思いのほか深く、あれから5年たった今も被災地の復興は思うに任せない状況にあることが、メディアを通じてたびたび報道されております。
 公益財団法人日本舞台芸術振興会では、2011年大震災直後の東京バレエ団「ラ・バヤデール」、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団公演にはじまり、ケント・ナガノ指揮チャリティ・コンサート、シルヴィ・ギエム発起による〈HOPE JAPANチャリティ・ガラ〉、被災地2か所での開催を含めた〈HOPE JAPAN〉ツアー、バイエルン国立歌劇場、大震災から1周年を迎えたモンテカルロ・バレエ団公演など、折にふれて募金、チャリティ活動を行ってまいりました。
 このたびもハンブルク・バレエ団および芸術監督/振付家ジョン・ノイマイヤーのご理解のもと、公演期間中、会場にて東日本大震災復興支援のための募金箱を設置いたします。
 皆様よりお預かりした義捐金は、「あしなが育英会」を通じて被災された子どもたちの心のケアに役立つ活動に寄付させていただきます。皆様のご理解、協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 
 
 公益財団法人日本舞台芸術振興会
 

[3/3追記]

ジョン・ノイマイヤーからのメッセージ


5年前、日本とそこに居る人々は人類がかつて経験したことのないような大きな自然災害に見舞われました。

この災害による悲劇の結果は、今日なお日本において、少なからぬ人々に影響を及ぼしています。

ハンブルク・バレエ団の総意のもと、生存者の方々、避難された方々、環境悪化により移住を強いられた方々、消防士の方々、そして福島の汚染された地域でなおも生きる方々に、希望と団結のメッセージを送ります。

ハンブルク・バレエ団は、ことに3月11日の「真夏の夜の夢」の公演を、犠牲者の方々と彼らの家族に、そして彼らを救い援助するために自らの命を危険にさらしているすべての方々に捧げます。

寛大なる寄付を通じた皆様の貢献に感謝の意を表します。


ジョン・ノイマイヤー