What's NewNews List

2010/09/17 2010:09:17:10:27:55

[オーストラリア]マドレーヌ・イーストー&アダム・ブル プロモーション来日!


 10月9日(土)の初日を前に、今週月曜日・火曜日(9/13&14)にオーストラリア・バレエ団のマドレーヌ・イーストーアダム・ブルが公演のプロモーションのため来日しました。

 オーストラリア・バレエ団は先週からメルボルンで、ピーター・ライト版「くるみ割り人形」の公演がはじまったばかり。公演の合間を縫ってのプロモーションということもあり、超ハードスケジュールでの来日となりました。マドレーヌとアダムは11日(土)の初日に、クララ役と王子役で「くるみ割り人形」に出演した翌12日の夜、シドニー経由で日本に向かい、13日(月)早朝に成田に到着。ホテルで少しの休憩を取ったあと、NBSの事務所に入り、11時半から取材がスタート。

 時差がないとはいえ、10時時間以上の長旅で疲れていないわけがないのですが、どんな質問にも笑顔で丁寧に答えていく2人。フレンドリーで、あたたかいマドレーヌとアダムの人柄は短い取材時間でもしっかり伝わったようで、取材を終えたマスコミの皆さんも「マドレーヌさんもアダムさんも素敵な人柄で、楽しい取材になりました」口を揃えて2人の印象を語ってくださいました。
2人の気遣いと優しさは私たちスタッフもそこかしこで実感。公演演中にもかかわらず来日してくれたことへのお礼とハードなスケジュールになってしまったことへのお詫びと伝えると、逆に彼らから「こんなに取材を入れるのは大変だったでしょう。ありがとう。」という労いの言葉をかけられたときには、じんわりと胸があたたかくなったのでした。

 そんな2人のあたたかさに満ちた雰囲気の中で、初日の取材は19時に終了。前回2007年の公演のときには、自由時間がほとんどなく、東京の街をあまり歩くことができなかったという2人。「1日しかないのであれば、ぜひ銀座に」という希望により、急いで銀座に向かいました。
 銀座では、4丁目交差点付近の街並みを撮影したり(アダムは一眼レフカメラを持参)、デパートで家族へのお土産を買ったり、短い自由時間を有効に活用。その後、お待ちかねの夕食に向かいました。

 夕食会ももちろん、笑顔と笑い声に満ちた楽しい場となりました。沢山話し、出てくるものすべてを美味しそうに平らげていく2人(とスタッフ)。ここでもアダムの一眼レフは大活躍で、きれいに盛られた料理を撮影したり、記念写真を撮影したり。どんな写真が撮れているのでしょうか。
 たっぷり2時間以上かけて夕食をとった後、2人はホテルに。こうして、長い長い一日が終わったのでした。

 2日目の取材は10時にスタート。最初の取材はマドレーヌだけだったので、アダムは「ちょっと散歩に出かけてくるね」とサングラスをかけて目黒の街へ。15分後に戻ってきた彼の手には小さな紙袋がありました。それが何なのかは、後で。

 こちらは午前中の取材のヒトコマです。

10-09.14Madeleine-Bull02.JPG

 この後、オフィシャルフォトの撮影をしたのですが、アダムは身長193cm(!)、マドレーヌは156cm、なんと身長差37cm!よって、立って撮影しようとするとかなり無理が出てしまうため、カメラマンはポーズを決めるのに悩みつつ、椅子を使って撮影。こんな素敵な写真が仕上がりました。
10-09.14Madeleine-Bull03.jpg

(photo:引地信彦)


 この日の昼食はお寿司。綺麗に盛り込まれた寿司桶を嬉しそうに眺めつつ、「すごい!本当にありがとう!」という感謝の言葉を忘れない2人。一緒にいればいるほど、マドレーヌとアダムの人間的な魅力を強く感じるのでした。

 実は、9月14日はマドレーヌのお誕生日。取材中にも「明日はお誕生ですね」とか「お誕生日おめでとう」と声をかけられていたマドレーヌですが、「忙しさにまぎれて自分の誕生日を忘れていたの」とのこと。せっかくの誕生日、愛する家族と離れて取材漬けの2日間を送るマドレーヌに、少しだけでも誕生日気分を味わってもらえればと、小さなバースデーケーキをデザートに用意しました。

 最高の笑顔でろうそくを吹き消すマドレーヌと同じような笑顔でシャッターを押すアダム。そうです。アダムが朝手にしていたのはマドレーヌへのプレゼント。短い自由時間を使って、彼はわざわざマドレーヌへのプレゼントを買いに行っていたのです。「オーストラリア・バレエ団は大きなファミリーのようなカンパニーという二人の言葉がうなずけるヒトコマでした。

フルーツたっぷりのバースデーケーキを手にアダムと記念の1枚を。

10-09.14Madeleine-Bull01.JPG 

 すべての取材が終わったのは16時前。そのときに思いがけないサプライズがありました。2人から私たちスタッフ一人ひとりに手書きのメッセージカードといつのまにか用意したお菓子がプレゼントされたのです。感謝の言葉がぎっしりと書かれたカードを読んで思わず目頭が熱くなってしまった私たちでした。

 その後ホテルに一旦戻り、2人は、「また来月ね!」と最後まで明るい笑顔で、その日の夜の便で、オーストラリアに帰国。わずか38時間というマドレーヌ・イーストーとアダム・ブルの短い日本でのプロモーションはこうして無事終了しました。

 これから、開幕に向けて続々2人のインタビュー記事が各メディアに掲載されます。
すでにTime Out東京(webマガジン)に、2人のコメントも交えた七尾藍佳さんの記事が公開されましたので、ぜひご一読ください!

◆Time Out TOKYO(タイムアウト東京
) http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/1179

 
 このサイトでも、マドレーヌとアダムのインタビューを近日中にお届けします。楽しみになさっていてください!
 

●オーストラリア・バレエ団日本公演 公式サイト>>>