2009/07/18 2009:07:18:13:13:55[NBS最新情報]
3月 |
パリ・オペラ座バレエ団 |
2年ぶりとなる"バレエの殿堂"パリ・オペラ座バレエ団は、その歴史に遺された偉大なる傑作「ジゼル」と、パリ・オペラ座のみならず、世界のバレエ会において燦然と輝く功績を残したルドルフ・ヌレエフによって作られた「シンデレラ」を上演します。「シンデレラ」は、舞台をハリウッドに移し、映画スター誕生ストーリーに読み替えたもの。洗練された舞台で繰り広げられれるシンデレラ・ストーリーとロマンティック・バレエの代表作「ジゼル」の対照的な魅力を存分にお楽しみください。 |
5月 |
<マラーホフの贈り物>[2演目] |
"バレエ界の貴公子"というオーラはそのままに、近年ではそこにプロデューサーとしての風格も感じさせるようになったウラジーミル・マラーホフ。彼自身が出演者やプログラム構成を考える<マラーホフの贈り物>には、バレエへの熱い思いがたっぷりと込められています。観客に最高の舞台を提供するために、自身を鍛錬し、周囲のダンサーを見極め、アイディアを練るマラーホフ。目下、2つのプログラムを検討中です。どうぞ、お楽しみに! |
6月 |
英国ロイヤル・バレエ団 |
2年ぶりの日本公演は、演劇の国英国の誇りと、ロイヤル・バレエ団に育まれてきたロイヤル・スタイルという魅力がたっぷりと現される3演目に決定いたしました。英国バレエの特徴というべき物語バレエの伝統の先駆者フレデリック・アシュトン振付の「リーズの結婚」と、ドラマティクな物語バレエの真髄を表すことで名を残すケネス・マクミラン振付による傑作「ロミオとジュリエット」と「うたかたの恋」です。英国ロイヤル・バレエ団の魅力全開の3作! |
9月 |
英国ロイヤル・オペラ |
オペラ・ファンにとって英国ロイヤル・オペラの18年ぶりの来日は、2010年に数々行われるオペラ公演のなかでも最も注目が高いものといえるでしょう。スケールの大きさ、重厚さをもった舞台美術のなかで、登場人物の心情がきめ細かく表現される「椿姫」は、近年モダン演出では味わえない作品本来の魅力を堪能させることとなるはず。もう一作の「マノン」は、新演出初演からわずか3ヶ月後に日本のファンに披露されます。期待は膨らむばかりです。 |
9月 |
アントニオ・パッパーノ指揮 |
英国ロイヤル・オペラの音楽監督就任から7シーズンを経たアントニオ・パッバーノ。指揮者としてのキャリアを早くからオペラハウスでスタートさせたパッパーは、自身の音楽性と劇場付オーケストラのクォリティを高めることを熟知しているといえるでしょう。彼が日本でオペラを指揮するのは今回がはじめてのこととして注目されます。オペラとは異なる、コンサートならではのオーケストラの魅力も、存分に引き出してくれることでしょう。 |
10月 |
オーストラリア・バレエ団 |
3年ぶりとなる日本公演に、オーストラリア・バレエ団が選んだのは彼らが誇るグレアム・マーフィー振付による自信作2作です。現代王室をモデルとした「白鳥の湖」は、すでに世界中で話題を呼んだ作品。前回の日本公演でも評判だった鮮烈でファッショナブルな舞台を再びご覧いただけます。また「くるみ割り人形」もマーフィーらしい"大人のテイスト"で仕立てられた話題作。クラシック・バレエの新時代の魅力をお楽しみください。 |
10月〜11月 |
ズービン・メーター指揮 |
世界中の多くのオーケストラが、水準を高める反面、個性を失ってしまうという傾向があるなか、イスラエル・フィルは独自のサウンドを確固として保ち続けています。そこには、ズービン・メータとの間に結ばれている家族のような信頼も大きく影響しているでしょう。平和と音楽を愛するメータとその手兵たちは、心の奥底からの愛と祈りを、その響きに託して観客に伝えてくれるのです。 |
11月 |
モーリス・ベジャール・バレエ団 |
「80分世界一周」は、2007年に亡くなったモーリス・ベジャールの遺作。伝説的な名作の数々が引用されながら、氏の芸術と関わる地をめぐるという構成になっています。タイトルは、ジュール・ヴェルヌの「80日間世界一周」とベジャール氏の80歳という年齢にちなんで付けられました。モーリス・ベジャール・バレエ団によって上演されるこの作品には、ベジャールのバレエへの熱い思いが永遠に不滅であると感じさせてくれます。 |