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2011/04/18 2011:04:18:13:33:30

東京バレエ団「ラ・バヤデール」お客様の声[4/18更新]

4月13日に開幕いたしました、東京バレエ団「ラ・バヤデール」公演アンケートにお寄せいただきました、公演のご感想を紹介させていただきます。

※掲載許可をいただいたものよりご紹介いたします。

●4月17日の公演にご来場いただいた方の声

「無事に公演が行われたことに感謝しています。
 自分のことだけを考えている場合ではありませんが、
 正直公演中止も覚悟していました(少なくともゲストはなしかなと)。
 今回フォーゲルやサラファーノフが見られなかったのは残念でしたが、
 ゼレンスキーが来てくれて本当に嬉しかったです。
 若い頃と変わらずスプリンターのような軽やかなジャンプが健在で、
 「ああ、ゼレンスキーだ~」と思いましたし、
 年齢を重ねてソロルの苦悩や哀愁がより伝わってきました。
 身長差があるのに小出領子さんとのパートナーシップもよかったです」


「代演でゼレンスキーを呼んでいただいて、ありがとうございました。
 この時期に代演で来日してくれた2人には感謝で、温かい気持ちになりました。
 東京バレエ団の「ラ・バヤデール」は華やかでオリエンタルな雰囲気があり、
 とても楽しめました。
 ゼレンスキーのソロルが見れて嬉しかったです。
 どれだけ励まされたか、ということをぜひお伝えください」


「地震があり、いろいろな公演がなくなってしまったので、
 今回の公演があるのか、とても不安でした。
 ブログがアップされ、リハーサル中に地震があったけど、ケガがなかったとのこと。
 本当に幸いに思いました。
 そしてこのような状況の中、すばらしい舞台をつくりあげてくださって感動しました。
 小出さんを見られること、とても楽しみにしすぎて、
 舞台に出られたとたんに涙が出てしまいました。
 木村さんのお坊さん、気持ちがとても伝わり痛いくらいでした。
 皆さんが個人ではなく、その役になっていると感じ、お話の世界にひきこまれ、
 いつまでも見ていたいと思いました」

「公演実施には色々な意味でリスクもあったと思いますが、
 実現いただき、ありがとうございます。
 フォーゲルさん、サラファーノフさん共に来日できない状況で、
 期待の若手と偉大なベテランの起用は嬉しいサプライズでした。
 このような状況の日本に来てくれた二人には大感謝ですし、
 東京バレエ団だからこそ、芽生えた縁なのだろうと思います。
 昨日も本日も素晴らしい舞台だったと思います」


「サラファーノフのケガ降板は残念でしたが、
 ゼレンスキーの重心の高い高いジャンプは見応えがありすばらしかったです。
 小出さんの清涼な個性とゼレンスキーのノーブルさがよく合い、
 求心力のある舞台でした。
(ゼレンスキーのやわらかさ、パートナーリングの巧さはさすが)
 2幕の群舞は鎮魂の舞に見えてしまい、涙が出ました。
 海外のアーティストの来日中止がある中で、来てくださって感謝です」


「このような時に来日してくれたゼレンスキーとゴールディングに感謝です。
 久々にゼレンスキーの踊りを見ましたが、ジャンプの美しさといい、
 あれだけの身長差がある小出さんのサポートといい、とても素晴らしかったです。
 小出さんのニキヤも情感たっぷりでステキでした。
 木村さんの大僧正も思いがよく伝わってきました。
 コール・ドも素晴らしく、とてもスバラシイ公演でした。
 このような時に来日してくださるアーティストを大切にしてください」


「この大変な時期に無事に立派な公演を実現してくれただけではなく、
 すばらしいゲスト・ダンサーの代役を立ててくださった皆様の努力に
 深く感謝したいと思います。
 つらい毎日だからこそ芸術によって人は魂を救われるのだと思います。
 影の王国のコール・ドがとても揃っていて美しくて思わず息を呑みました。
 若々しくテクニックにすぐれ、パートナーリングも上手なマシュー・ゴールディングは
 またゲストやガラで呼んで欲しいです。
 べテランらしい心を打つ演技、美しくこれぞロシア・バレエという優美さの
 ゼレンスキーも素晴らしかった。全体的に大満足です」

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●4月16日の公演にご来場いただいた方の声

「1年半前の初演を鑑賞してすぐに再演して欲しいと思いましたが、
 こんなに早く実現するとは大変嬉しく思いました。
 しかし、相次ぐ舞台公演の中止の中、本公演も中止にならないか心配しましたが、
 こんなにも素晴らしい舞台公演が行われたことに感激いたしました。
 主役の上野水香さんやゲスト・ダンサーのマシュー・ゴールディングさんはもちろん、
 コール・ド・バレエの一人ひとりの丁寧な舞台作りが大変心に残りました」


「思わぬアクシデントから、日本で見たことのない若くて、
 本当に優秀な(今が旬!ですね)マシュー・ゴールディングさんの舞台を
 観ることができて嬉しく思います。すばらしくいいダンサーですね!
 上野水香さんのニキヤは初演初日に続く2回目でした。
 初演のときも強く印象づけられましたが、
 ニキヤ登場の後に踊られるソロ終盤でのアティチュード・ドゥヴァンの
 脚の見事な高さ、美しさは今日もとてもよかったです」


「とてもきれいな演目が見られたけど、ちょっと悲しいおはなしでした」


「東日本大震災の後、ダンサーの方々、主催される立場の方々、
 会場設営に携わる方々等、上演について心が落ち着く日はなかったことと思います。
 そんな中、全力で舞台を成功に導いてくださり、本当に感謝申し上げます。
 会場が一体となったすばらしい舞台でした」


「フリーデマン・フォーゲルの踊りを観られなかったのは、とても残念でしたが、
 この大変な状況の中、来日してくれてすばらしい踊りを観せてくれた
 マシュー・ゴールディングに大変喜びと感謝の気持ちで一杯です。
 今回初めて彼の踊りを観ましたが、とても美しい足先や軽やかなジャンプ、
 安定したターン等、とても素敵でした。
 今後もまた来日してくださることを強く願います。
 また今回まだ余震の続くなか、劇場に足を運ぶことに少し不安を感じていましたが、
 上演中はそんな不安も忘れてしまうほど、集中してしまいました。


「震災で直接被災したわけではないのに、なんとなく心が沈んでいたので、
 美しいものをみて、心がやわらかくなった気がしました。
 娘の発表会の舞台しか見たことがなかったのですが、
 生の演奏と演技はすばらしいと思いました。
 ストーリーも知らずに見たのですが、とても感激しました。
 また公演に足を運びたくなりました」


「当日AMにやや強いゆれがあったので、心配しながら出かけました。
 フォーゲルさんではなく残念だけれど、
 ゴールディングさんはどんな方なのか楽しみでもありました。
 本当に一言、素晴らしかったです。
 しなやかな踊りと曲はピッタリ合い、ぶれることなく、すくっと立たれ、
 上野さんとのバランスもすばらしく、ずっとステージに引き込まれてしまいました。
 ありがとうございました」

「このような状況の中、急遽出演を了承してくださり、余震が続く中リハーサルし、
 素晴らしい踊りを見せてくれたマシューに感謝、感激です。
 しなやかで美しく、エネルギッシュなとても素敵なダンサーだと思いました。
 (上野)水香さんも(田中)結子さんも松下さんも、
 他のソリストやコール・ドの皆さんも初演よりさらに磨きがかかり、
 とても見ごたえのある素晴らしい舞台でした。
 暗いニュースと余震が続く毎日ですが、今日は本当に心が洗われました。
 ありがとうございました!」

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●4月14日の公演にご来場いただいた方の声

「未曾有の危機の中、今回の公演を観に来られる、バレエを愛し、
 みなさんを愛し、バレエ団を愛し、
 そしてなにより、文化と芸術を愛する人々とともに時間を過ごしてみたく、
 足を運びました。
 今後、文化芸術には大変厳しい時期が続くでしょうが、
 皆さんの存在意義を、今回の観客の拍手と喝采から、
 ぜひ再認識していただけたら幸いです」


「ゼレンスキーは東京バレエ団にも出演してほしいとずっと思っていたので、
 今回意外な経緯で実現して、本当に嬉しいです。
 さすがの貫禄を感じました。
 それでいて、踊りは充分若々しさを保っていて、見ごたえありました。
 昨日のマシュー・ゴールディングとはまた違った、
 ベテランならではの味を感じました(マシュー君も素敵でした)。
 2人とも日本がこういう状態の時に来て、見事な演技を披露してくれて、
 バレエファン"冥利"に尽きます。
 そして、東京バレエ団の方々のまとまりある
 一体感を感じさせる舞台作りも素晴らしかった。
 小出さんのニキヤの柔らかな表情、純真な乙女らしさが胸を打ちました」


「このような状況の中、幕をあけていただいてありがとうございます。
 ソロル役のダンサーが2人とも降板と言う中で、
 その代役にすばらしいダンサーを連れてきていただき、ありがとうございました」


「公演中地震が起きないことに感謝。
 電力が獲得できたことに感謝。
 電車が動いたことに感謝。
 道具類、衣裳類が無事であることに感謝。
 こんな状況であるのにゴールディングとゼレンスキーが来てくれたことに感謝。
 初演時も全日通ったが、さらに洗練され、内容が深まったことが実感できたことに感謝。
 小出さんのニキヤデビューに立ち会えたことに感謝。
 主役からコールドにいたるまで、完成度の高い素晴らしい舞台です。
 大好きな東京バレエ団の公演を見られる幸せを、
 こんな状況の時だからこそ、かみ締めています」

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●4月13日の公演にご来場いただいた方の声

「今日、観に来られて、夢のようなひとときを過ごし、感謝しています。
 この大震災の時に、心癒され、洗われ、元気をいただいた気持ちです。
 特に、マシュー・ゴールディングさんの素晴らしい踊りに感激しました。
 未だに続く地震や原発の不安もある中で、急遽日本に来てくださり、
 私たちにまた希望を与えてくれたことを感謝いたします。
 本当に良い時間を共に過ごすことができて幸せな夜でした。ありがとうございました」


「ダンサーの皆さんの熱演に感謝します。
 高い集中度で密度の濃い、素晴らしい舞台でした!
 マシュー・ゴールディングさんは、踊りだけでなく演技力も素晴らしく、
 東京バレエ団と初共演とは思えないほどの一体感がありました。
 これから注目のダンサーですね。
 上野水香さん、田中結子さん共、感情の細やかな演技と見事なテクニックの踊りで、
 それぞれの新しい魅力が満開でした。
 そして、コール・ド・バレエの素晴らしさに、改めて感動しました!
 ありがとうございました」


「初演のときに見て、完成度が高かったので、
 ぜひまた見たいと思って楽しみにしていました。
 ソロル役のフォーゲル、サラファーノフが降板しても、
 期待の新人と大ベテランを代役に当てるとは、凄いですね。
 ゴールディングはなかなかです。
 大地震以後、公演のキャンセルが多かったので、
 久しぶりのバレエ公演を見られて良かったです」


「ソロルがすばらしい、知らないダンサーだったが、本当によかった。
 役にぴったりマッチしている。ラインが美しい。
 影の王国の群舞が素晴らしかった。
 初演を見ることができなかったが、今回見ることができてよかった」


「3月11日以降、落ち着かない日常の中、
 公演を実現してくださったNBS、東京バレエ団に感謝します。
 当初発表のキャストとは大分変わりましたが、
 逆に放射能騒ぎのある中で、日本に来て実力を披露してくださった
 ゲスト・ダンサー、マシュー・ゴールディング氏に感謝と敬意を表します。
 長身で上野水香さんとの息の合ったいい舞台を創り上げてくださり、
 ありがとうございました」


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photo:Kiyonori Hasegawa