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2017/02/15 2017:02:15:18:03:00

パリ・オペラ座バレエ団日本公演 出演者変更のお知らせ

 このたびパリ・オペラ座バレエ団より、マチュー・ガニオとエルヴェ・モローが怪我のため3月の日本公演に参加できないという連絡が入りました。
 マチュー・ガニオは日本公演の「ラ・シルフィード」のリハーサルに熱心に取り組んでいたところ、ふくらはぎに怪我を負い、長期間の休養が必要との医師の診断が下されました。また、エルヴェ・モローはここしばらく深刻な腰痛をかかえており、日本公演出演のためにあらゆる治療と薬をもって早期回復の努力を試みていましたが、公演を目前に控えたいま、参加を断念せざるを得ないとのことです。
 
 これにともない、パリ・オペラ座バレエ団より、日本公演の配役を下記のように変更する旨の連絡がありました。
 「ラ・シルフィード」については、マチュー・ガニオが出演予定だった3月3日と5日は代わりまして、ユーゴ・マルシャンがジェイムズ役を踊ります。マルシャンは、先ごろエトワールに任命されたジェルマン・ルーヴェと同期で、ルーヴェと並んで次期エトワールとしてパリ・オペラ座バレエ団が期待をかけている若手スターで、振付家のピエール・ラコットと芸術監督のオレリー・デュポンがベストの配役として選びました。
 
 〈グラン・ガラ〉の「テーマとヴァリエーション」「ダフニスとクロエ」、加えて「アザー・ダンス」についても、マチュー・ガニオとエルヴェ・モローの降板に伴い、本人たちの出演日に加えて、他日の公演も以下のように変更となる旨、パリ・オペラ座バレエ団より連絡がありました。
 NBSといたしましては、当初の配役から大きく変わらないように重ねて申し入れ、そのための配役の提案もいたしましたが、パリ・オペラ座バレエ団からは、リハーサル時間や芸術上の観点から現状における最善策との返答がありました。
 
 このように当初発表させていただいた配役が大幅に変更になってしまうことについて、主催者としては不本意であり、たいへん遺憾に思っております。
 マチュー・ガニオとエルヴェ・モローの出演を楽しみにされていた方々、また当初の配役での公演を楽しみにしていた方々にはたいへん申し訳なく、深くお詫び申し上げます。しかしながら、やむを得ない事態としてなにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、エルヴェ・モローとマチュー・ガニオ本人から日本の観客の皆様へのメッセージが届いております。また、新たに「ラ・シルフィード」に主演するユーゴ・マルシャンと「ダフニスとクロエ」に主演するマルク・モローのバイオグラフィーも掲載いたしますのでご一読いただければ幸いです。
 
 NBS/公益財団法人日本舞台芸術振興会
 
 



「ラ・シルフィード」
■ 3月3日(金)18:30
ジェイムズ:マチュー・ガニオ → ユーゴ・マルシャン
パ・ド・ドゥ:マリーヌ・ガニオ、マルク・モロー → マリーヌ・ガニオ、アルチュ・ラヴォー
■ 3月4日(土)13:30
パ・ド・ドゥ:ジェニファー・ヴィソッチ、パブロ・レガサ → ジェニファー・ヴィソッチ、マルク・モロー
■ 3月5日(日)15:00
ジェイムズ:マチュー・ガニオ → ユーゴ・マルシャン
パ・ド・ドゥ:マリーヌ・ガニオ、マルク・モロー → マリーヌ・ガニオ、アルチュ・ラヴォー

〈グラン・ガラ〉
■ 3月9日(木)18:30
「テーマとヴァリエーション」ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ → ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン
「ダフニスとクロエ」ダフニス:エルヴェ・モロー → ジェルマン・ルーヴェ
「アザー・ダンス」マチアス・エイマン → ジョシュア・オファルト
■ 3月10日(金)18:30
「ダフニスとクロエ」ダフニス:ジェルマン・ルーヴェ → マルク・モロー
■ 3月11日(土)13:30
「テーマとヴァリエーション」ヴァランティーヌ・コラサント、ジョシュア・オファルト → ヴァランティーヌ・コラサント、フランソワ・アリュー
「ダフニスとクロエ」ダフニス:エルヴェ・モロー → ジェルマン・ルーヴェ
■ 3月11日(土)18:30
「テーマとヴァリエーション」ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ → ドロテ・ジルベール、ジョシュア・オファルト
「ダフニスとクロエ」ダフニス:エルヴェ・モロー → ジェルマン・ルーヴェ 
ドルコン:マルク・モロー → ジェレミー=ルー・ケール
■ 3月12日(日)15:00
「ダフニスとクロエ」ダフニス:ジェルマン・ルーヴェ → マルク・モロー

(2017年2月15日現在)

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エルヴェ・モローからのメッセージ

親愛なる日本の皆様へ

 大変心苦しいお知らせを申し上げなければなりません。深刻な腰痛問題のために、パリ・オペラ座バレエ団の3月の日本公演に関し、どうしても参加を断念せざるを得ない状況となりました。このキャンセルについて、お客様、ならびにご関係者の皆様に心よりお詫びを申し上げます。
 ご想像頂けるかと思いますが、もう間もなく、東京の皆様にお会いできること、そして再びオレリーと踊れるということを私自身、何よりも楽しみにしていました。ですからこれは私にとり本当に悲しい決断でした......。
 3月初旬に日本で「ダフニスとクロエ」を踊るために、あらゆる治療と薬を頼りにけがの早期回復を図ってまいりましたが、残念ながら現時点でも腰の痛みがひどく、静養期間を延ばさざるを得なくなりました。
 一刻も早くけがを直し、舞台に戻り、そうしてまたできるだけ早く、日本で皆様のために踊る機会を与えられることを心の底より願っております。

心からの愛をこめて

エルヴェ・モロー



マチュー・ガニオからのメッセージ

親愛なる日本の皆様へ

 日本の皆様の前で、ふたたび「ラ・シルフィード」を、そして「テーマとヴァリエーション」を踊ることをずっと心待ちにしてきました。
 残念ながら、ふくらはぎに重症を負い、長期にわたる休養が必要な状況となりました。そのため、このたび、日本の皆様を訪問することがどうしても叶わなくなってしまいました。
 この事故について本当に申し訳なく、残念に思っております。できるだけ早く完治させるつもりです。そうしてできるだけ近い将来に、また皆様にお会いできることを望んでおります。
 日本の皆様が、パリ・オペラ座バレエ団の舞台を堪能してくださいますことを祈っております。
 ご理解に心から感謝しお礼申し上げます。

マチュー・ガニオ

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ユーゴ・マルシャン バイオグラヴィー
(プルミエ・ダンスール)
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  2007年、ナント国立地方音楽院で首席となったのち、パリ・オペラ座バレエ学校に入学。2011年、18歳でパリ・オペラ座バレエ団に入団。2014年、コリフェに昇進。ヴァルナ国際バレエコンクールで銅賞を獲得。2015年、スジェに昇進。カルポー賞、AROP(パリ・オペラ座振興会)賞を受賞した。2016年、プルミエ・ダンスールに昇進した。バランシン「ヴァイオリン・コンチェルト」、フォーサイス「パ。/パーツ」、キリアン「タールと羽」「詩編交響曲」、マクミラン「マノン」のデ・グリュー、マクレガー「感覚の解剖学」、ミルピエ「夜の終わり」、ヌレエフ版「白鳥の湖」のパ・ド・トロワ、「くるみ割り人形」のドロッセルマイヤー/王子、「ラ・バヤデール」のソロル、「ロミオとジュリエット」のロミオ、ロビンズ「ゴルトベルク変奏曲」などを踊る。
 オペラ座での初演作品に、ミルピエ「クリア、ラウド、ブライト、フォワード」(2015)、バランシン「デュオ・コンチェルタンテ」(2016)、フォーサイス「ブレイク・ワークスⅠ」(2016)などがある。


マルク・モロー
 バイオグラヴィー
(スジェ)
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1998年、パリ・オペラ座バレエ学校に入学。2004年、17歳でパリ・オペラ座バレエ団に入団。2009年、コリフェに昇進。2010年、AROP(パリ・オペラ座振興会)賞を受賞した。2011年、スジェに昇進。振付家ミルピエの信頼が厚く、「ダフニスとクロエ」初演ではダフニス役をアマンディーヌ・アルビッソンを相手に踊った。またミルピエ振付「トゥギャザー・アローン」ではオレリー・デュポンを相手に踊っている。