レポート 一覧

[ロイヤル・バレエ]2010年日本公演閉幕!


たくさんの皆さまにご来場いただきました、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演は、7月3日(土)の兵庫県立芸術文化センターでの「ロミオとジュリエット」をもって、全公演日程を終了いたしました。

この最終公演でタイトル・ロールを演じたのは、日本公演の開幕公演「リーズの結婚」にも主演したロベルタ・マルケスとスティーヴン・マックレー。
日本公演の最初と最後の公演を託された二人は、その期待に応え、フレッシュでドラマティックなロミオとジュリエットで満員の客席を魅力していました。

こちらは終演後の2人。
まるで映画から抜け出したような、美しいロミオとジュリエットです。

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兵庫県立芸術文化センターでは、主演ダンサーに、上手舞台袖の壁にサインしてもらうのが恒例となっているとのこと。

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まずは、マルケスとマックレーが、そして続いて芸術監督のモニカ・メイスンがサイン。

こちらが、壁に残された3人のサインです。
いかにも、南米育ちのマルケス、オーストラリア生まれのマックレーらしい、伸びやかで大らかな筆致ですね。
モニカさんのサインには、"Thank you NBS + Japan"の文字が見えます。
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サインの儀式(?)終了後、改めて3人に記念撮影をお願いしました。
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日本公演レポートの最後を飾るに相応しい、晴れやかな1枚ではありませんか?

こうして、3週間にわたる日本公演の全日程を無事に終えたロイヤル・バレエ団は、その日(7/3)のうちに東京に戻り、昨日(7/4)の朝、ロンドンに向けて旅立ちました。

今回の日本公演では、"これぞロイヤル!"という、ドラマティックな数々の舞台を見せてくれたロイヤル・バレエ団。
数々の名演がご覧いただいた皆さまの記憶にも深く刻まれたのではないでしょうか。
英国ロイヤル・バレエ団2010年にご来場いただきました多くの皆さまに、改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!


このブログは、18年ぶりの来日となる、英国ロイヤル・オペラの公演が終了する9月まで、随時更新してまいります。
これからもご愛読ください!

[ロイヤル・バレエ]東京公演閉幕!

英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演、東京での全12公演(うち学校貸切公演1公演)が、6月29日に無事終了いたしました。
ご来場いただきました多くの皆さまに、心よりお礼申し上げます。

さて、少し遅くなりましたが、東京公演の最終日(29日)のレポートをお届けします。

この日は、一般の方にはご覧いただけませんでしたが、夜公演の前、13時から3校による学校貸切公演が行われました。
3校すべて女子高ということもあり、通常の公演とはいささか違った雰囲気・・・。
制服姿の女子高生でいっぱいのロビーと客席は甲高い笑い声と話し声で溢れていました。

この公演の主演は、ローレン・カスバートソンとルパート・ペネファーザー。
カスバートソンのジュリエットは「可憐」の一言で、日本の舞台スタッフからも大人気!ペネファーザーは、日本公演で2回目のロミオということもあり、落ち着いた演技で純粋なロミオを演じていました。

カーテンコールでは各校を代表して3人の生徒さんから、カスバートソン、ペネファーザー、指揮者のボリス・グルージンに花束が渡されました。
ロミオ役のペネファーザーが花を受け取るときに、会場が一瞬コンサート会場のようになったのも、学校貸切公演ならではの光景でした。
多感な年頃の観客たちも「ロミオとジュリエット」のドラマティックな舞台を楽しんでくださったようでしたが、今回の公演をきっかけに、バレエに興味を持っていただければ嬉しいですね。

IMG_0095.JPG無事公演を終えた安堵感からか涙ぐんでしばらくの間舞台袖にいたカスバートソン。その後、すでに着替えを終えたペネファーザーをつかまえて、楽屋の前で撮影。


学校貸切公演が終わると、ロイヤル・バレエ団東京公演は、吉田都さんの英国ロイヤル・バレエ団での最後の公演「ロミオとジュリエット」を残すばかり。
平日の公演にもかかわらず、開場前には長い列ができ、この公演にかけるファンの皆さまの熱い想いを実感。開演前のロビーのざわめきも通常の公演に比べて大きく、熱気とともにどこか緊張した空気が流れているようでした。

18時35分。吉田都さんのロイヤル・バレエ団での最後の公演が開幕。
27日の公演同様、息をつめてじっと舞台を見つめ続ける観客たちからは、ロイヤル・バレエ団と共演する都さんの最後の舞台をすべて目に焼き付けておきたい、という強い想いが感じられました。

そして、21時30分、ジュリエットとロミオの激しくも切ない恋物語が終わりを告げた瞬間、これまで体験したことのないような、地響きのような拍手と歓声が東京文化会館に沸きあがりました。
会場にいる全員が、都さんの舞台から受けた感動のすべてを伝えたいという、強い思いを込めて拍手を贈り続け、総スタンディング・オベーションでカーテンコールが繰り返されます。

幕が再び上がると、そこにはその日の出演者だけでなく、ロイヤル・バレエ団一同の姿が。
「大成功おめでとうございます」という英国と日本の国旗をあしらった大きな看板に続いて「SAYONARA」と書かれた電飾看板が下ると、その後ろから色とりどりの紙テープと金色の紙吹雪が舞い、東京公演の成功と都さんのロイヤル・バレエ団最後の公演を彩ります。
その後、上手と下手から、それぞれ大きな花束を持った男性陣が続々登場。
まずは、長年都さんの舞台を裏で支えてきた舞台スタッフ。都さんに花束を渡したいと志望するスタッフさんが続出したそうで、そのことからもいかに彼女がスタッフから愛されてきたのかがわかります。
スタッフさんの後にはエドワード・ワトソンが続き、最後に登場したのがジョナサン・コープと事務局長のケヴィン・オヘア。
縁の深い人たちから花束が渡されるたびに、感極まった表情になる都さんでしたが、涙をいっぱいためながらも、幸せそうな晴れやかな笑顔がとても印象的でした。

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都さん、英国ロイヤル・バレエ団の皆さん、本当に素敵な舞台を、そして想い出をありがとうございました!


英国ロイヤル・バレエ団東京公演は、舞台と客席とが一体となった吉田都さんのフェアウェル公演で幕を閉じましたが、日本ツアーはまだ終わっていません。
3日には、兵庫県立芸術文化センター KOBELCOホールで「ロミオとジュリエット」を上演いたします。もちろん、このブログでも最終公演の模様をお届けしますので、最後までご愛読ください。

[ロイヤル・バレエ]「ロミオとジュリエット」3日目

英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の東京での公演もいよいよ残すところ1公演、吉田都さんのロイヤル・バレエ団での最後の公演のみとなりました。
本日の公演を心待ちにしながらも、この日が来て欲しくないという複雑な想いでいらした方も多いのではないでしょうか。
公演の模様は、明日お届けいたしますので、もうしばらくお待ちください。

さて、こちらは昨夜感動の舞台を見せてくれた、リャーン・ベンジャミンとエドワード・ワトソンです。
2人はまるでロミオとジュリエットが舞台上で息づいているかのような、自然かつドラマティックな演技で観客を魅了してくれました。

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リャーンはあどけなく無垢な少女が恋を知り、さまざまな苦しみを知っていく様子を自由自在に表現。エドワードは4日前にルドルフを演じた人と同一人物とは思えないほど、若々しく情熱的なロミオを演じ、なぜ彼が「マクミラン・ダンサー」と言われているのか、改めて納得しました。

あと1時間半で最後の東京公演の幕が上がります。
皆さま、お気をつけてご来場ください。

[ロイヤル・バレエ]「ロミオとジュリエット」2日目


昨日は、蒸し暑くはっきりしない天候のなか、昼公演、夜公演ともに多くのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。

昼公演の主演は、マリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレス。
「リーズの結婚」で時にコミカルに、微笑ましい恋人たちを演じていた2人は、「ロミオとジュリエット」では一転して運命に翻弄される悲劇の恋人たちを熱演。
一瞬にして恋に落ちたロミオを見つめるジュリエット=ヌニェスの瞳がキラキラと輝きを放ち、恋を知った喜びが全身から溢れているのが印象的でした。だからこそ、終幕での慟哭が胸を打ち、思わず涙ぐんでしまわれた方も多かったのではないでしょうか。

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終演後の2人もすべてを出し尽くして演じきったというような、素敵な表情をしています。

夜公演はお待ちかねの吉田都さんが登場。
都さんにとって、ロイヤル・バレエ団との最後の公演ということもあり、会場は開演前から熱気に包まれていました。
そして、いよいよ開幕。
都さんの動きをすべて見逃すまいかというように、真剣なまなざしで舞台を見つめ続ける観客たち。
幕が下りた瞬間、「割れるような拍手」という表現しか思い浮かばないような拍手が沸き起こり、10分近くもカーテンコールが続きました。
1階から5階まで総スタンディングオベーションで観客たちは舞台の感動を伝え、都さんとスティーヴン・マックレーは満面の笑顔で丁寧に声援に応えていました。

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終演後に写真をお願いしたところ、心よく応えてくれた都さんとマックレー。

なお、2人の「ロミオとジュリエット」は、NHK芸術劇場で今秋放送の予定です。
この公演をご覧になれなかった方がたくさんいらっしゃることとと思います。放送詳細が決定いたしましたら、NBSのホームページでお知らせいたしますので、それまでお待ちください。


昨日は終演後にも熱い戦いが待っていました。
もちろん、世界中が熱狂しているワールド・カップです。
英国ロイヤル・バレエ団のメンバーも、もちろんワールド・カップに注目!
楽屋の掲示板には出場国の国旗を入れたリストが張られ、敗退すると黒マジックで塗りつぶしています(右)。

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左の写真は、昨日のイングランド×ドイツ戦を近くのバーで一緒に応援しよう!という呼びかけ。
舞台スタッフを中心に、多くの人が参加し、イングランドに熱い声援を送っていたとのこと。
残念ながら、イングランドは敗退してしまいましいたが、ロイヤル・バレエ団の公演は熱く熱く続きます。
本日は18時半にリャーン・ベンジャミンとエドワード・ワトソン主演の「ロミオとジュリエット」が開演。
当日券は17時から発売いたします。ご来場お待ちしております。

[ロイヤル・バレエ]「ロミオとジュリエット」開幕!

おはようございます。
英国ロイヤル・バレエ2010年日本公演も後半戦に突入。

日本では23年ぶりの上演となった「うたかたの恋」は、3公演のキャストがそれぞれに濃密なドラマを紡ぎだしてくれました。
苦悩に満ちたルドルフ皇太子の波乱の人生を全力を出し切って演じきった、カルロス・アコスタ、ヨハン・コボー、エドワード・ワトソン。
3人がみせてくれたドラマティックな舞台は、観客の皆さまの心にいつまでも残るのではないでしょうか。

恒例の終演後の1枚。2日目は残念ながら撮影できなかったのですが、3日目(6/24)に出演した3人。左からマリー役のマーラ・ガレアッツィ、ワトソン、ラリッシュ伯爵夫人役のサラ・ラムです。

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そして、最後の演目である「ロミオとジュリエット」が昨晩開幕いたしました。

急なキャスト変更がありましたが、ジュリエット役のアリーナ・コジョカル、ロミオ役のルパート・ペネファーザーは、衝撃的な出会いから、初めての恋の喜び、そして悲痛な別れへと、1週間にも満たない若い二人の運命的な愛の物語を、丁寧に描いてくれました。
感動に満ちた客席からは、幕が降りた瞬間に割れるような拍手が。
そして、総スタンディング・オベーションで出演者にその感動を伝えていました。

こちらは終演後のコジョカルとペネファーザーです。

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ロミオとジュリエットの短くも美しい日々を精一杯演じきった2人はどこか放心したような表情で撮影に応えてくれました。

マクミラン版「ロミオとジュリエット」は、振り付けはもちろんですが、装置・衣装、小道具にいたるまで、世界最高峰といえるプロダクション。
すでに完売している公演もありますが、ぜひご覧いただきたい作品です。

本日は13時と18時の2回公演。
18時公演は当日券のご用意はありませんが、13時公演は現在当日券(S,B,C券)を発売中。
これから間に合う方は、上野に足をお運びください。

[ロイヤル・バレエ]「うたかたの恋」開幕! 

本日(すでに昨日ですね)の「うたかたの恋」にご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
初日の舞台はいかがでしたでしょうか。
ルドルフ皇太子の破滅へと向かう最後の数年感の苦悩を、丁寧な心理描写で描いたこの作品、まるで自分がその場にいるような緊迫感を感じつつご覧になった方も多いのではないでしょうか。
そんな本日の公演の舞台写真が、早速届きました。

kh_1914.jpg第1幕。華やかに催されるルドルフ皇太子の結婚の祝宴。

kh_1938.jpgこちらも同じく第1幕のルドルフ皇太子とラリッシュ伯爵夫人。

kh_9737.jpgカーテンコールの様子。


IMG_1022.JPGそして恒例、終演後の主役2人。ルドルフ皇太子のカルロス・アコスタとマリー・ヴェッツェラのタマラ・ロホです。
肉体的にも精神的にもパワーが必要な作品を演じきり、満足感に満ちた表情の2人。

「うたかたの恋」は決して明るい作品ではありませんが、観終わった後にずっしりと心に残るものがあるはずです。
この濃密なドラマを、ぜひ体験していただきたい! 見逃していただきたくない!
心からそう思える作品です。

男性ダンサーにとって、ルドルフ皇太子は最も演じ甲斐のあるキャラクターのひとつと、多くのダンサーが語っています。
明日主演するヨハン・コボー、そして最終日のエドワード・ワトソン、それぞれどのようにルドルフ皇太子の心を闇を表現していくのか、ぜひご自分の目で確かめてみてください。
「うたかたの恋」の公演は明日と明後日の2回のみです。
絶対にお見逃しなく!


舞台写真撮影:長谷川清徳

[ロイヤル・バレエ団]「うたかたの恋」本日初日です

英国ロイヤル・バレエ団「うたかたの恋」、いよいよ本日初日です。
日本では23年ぶりの上演となるこの作品。オーストリア-ハンガリー帝国の皇太子ルドルフの心中事件を題材にしたドラマティックなバレエです。

ハプスブルク家が舞台ということもあり、衣裳も装置も豪華!の一言。
豪華なだけでなく、まるで19世紀の宮廷が蘇ったようなかのようなリアルさもあります。
実際にご自分の目で確かめていただくとして、開幕に先駆けて少しだけご覧いただきましょう。

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(左)ルドルフ皇太子のデスク。細かいところまでこだわりが感じられます。
(右)1幕のセットの肖像画。ハプスブルク家歴代の王のものでしょうか。

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(左)帽子だけでもこんなに! これでもまだ一部です。
(右)豪華な衣裳の数々。

あと1時間で「うたかたの恋」開幕です。
日本での公演は3公演のみ。お見逃しなく!

[ロイヤル・バレエ]本日は休演日

本日、英国ロイヤル・バレエ団のダンサーたちはお休み。
思い思いに日本での休日を楽しんでいたはずなのですが、タマラ・ロホ、マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス、ローレン・カスバートソンなどのプリンシパルをはじめ約20名のダンサーが東京バレエ団のスタジオでのオプショナルクラスに参加。じっくりと汗を流していました。
午後からもスタジオには黙々と自主稽古に取り組むダンサーの姿が。
こうした毎日の積み重ねが、感動を呼ぶ舞台を創りあげているのですね。

今日は特に写真は撮影していないので、昨日の夜行われたレセプションでの様子を少しだけお届けします。

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(左)ティアゴ・ソアレスとマリアネラ・ヌニェス、レペティトールのレスリー・コリアさんの顔も。
(右)崔由姫とローレン・カスバートソン。笑顔全開です。

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(左)今回の日本公演で大活躍のスティーヴン・マックレー
(右)一番左はアーティストの根本里菜。奥の右はロベルタ・マルケスです。

昨日は、ソリストのヨハネス・ステパネクの誕生日。
カンパニーから彼にバースデーケーキのプレゼントが贈られました。

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皆からの祝福を受け、ステパネクは本当に嬉しそうな笑顔。

1演目の「リーズの結婚」を無事に終えた休日前夜。みんな、リラックスしておしゃべりに花が咲いていました。


明日は、日本で23年ぶりの上演となる「うたかたの恋」の初日。
昼過ぎからは3日目のキャスト(エドワード・ワトソンとマーラ・ガレアッツィ)でゲネプロが行われ、18時30分初日の幕が上がります。
ぜひ足をお運びください!

[ロイヤル・バレエ]「リーズの結婚」最終公演

「リーズの結婚」は早くも今日が最終公演。
本日の公演は当初発表しておりましたキャストから変更があり、リーズ役をラウラ・モレーラ、コーラス役のリカルド・セルヴェラが演じました。
2人のリーズとコーラスは、かわいくて微笑ましいカップルという印象でしたが、皆さまはいかがでしたか?

残念ながら、終演後のモレーラとセルヴェラの2ショットは押さえられなかったのですが、夜に行われたレセプションで2人を発見!

IMG_1750.jpg充実感いっぱいの素敵な笑顔で撮影に応えてくれました。

そして、「リーズの結婚」とともに東京文化会館を去っていく人(?)が。
そう、すっかり人気者となったマイケル・オーウェンくんです。
誰よりもこの日本公演レポートに登場回数の多いマイケルくん。
最終日の今日は、さらにパワーアップしてお届けしましょう。

出番が終わったマイケルくんに、スタッフからのささやかなプレゼントが用意されました。
ご覧ください! リボンで美しく飾られた人参を。

IMG_0076.JPGこの後、マイケルくんはものすごい勢いで大好物の人参を美味しそうに食べていたそう
です。

千秋楽ということもあり、マイケルくんの鬣型(?)もスペシャル・ヴァージョンです。

IMG_0083.JPG前鬣はアップ風にまとめられ、リボンで飾り、

IMG_0078.JPGしっぽも三つ編みでおめかし(ふっとい三つ編みですね・・・)。

こんなおしゃれでおちゃめなマイケルくんとも今日がお別れです。
マイケルくんは日本在住ですので、またどこかで皆さんにお目にかかる機会があるかもしれません。お疲れさまでした!

マイケルくんは今日が千秋楽でしたが、英国ロイヤル・バレエ団の公演は29日まで続きます。
明後日(22日)からは、楽しくハッピーな「リーズの結婚」から一転、パプスブルク家のルドルフ皇太子の心中事件を題材にした「うたかたの恋」がスタート。
ドラマティックなこの作品では、英国ロイヤル・バレエ団のまた違った魅力をご覧いただけると思います。
「うたかたの恋」をご覧になる前に、ぜひこちらでSTORYと相関関係を確認してくださいね。作品をより一層楽しんでいただけるはずです。

英国ロイヤル・バレエ団の公演もこのblogも、そしてなかなかつぶやけないTwitterもまだまだ続きます。
これからもよろしくお願いします。

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[ロイヤル・バレエ]2010年日本公演開幕! 「リーズの結婚」初日!

本日(6/19)、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演が、フレデリック・アシュトン振付「リーズの結婚」で開幕いたしました!
ご来場いただきました多くの皆さま、ありがとうございました。

「リーズの結婚」はいかがでしたか?
客席は笑い声が絶えず、しかも大爆笑もしばしば・・・。
ロイヤル・バレエ団のダンサーたちのダンスの素晴らしさは勿論、俳優顔負けの演技力、完璧な「間」に脱帽でした。
幕が下りたときに、とっても幸せな気持ちになれる作品です。

それでは、本日の舞台裏の様子をお届けしましょう。


マチネ(昼公演)でリーズとコーラスを演じたロベルタ・マルケスとスティーヴン・マックレーの終演後の1枚です。

IMG_0019.JPGとってもチャーミングな舞台を見せてくれた2人は、夜公演を客席から鑑賞。
初日の大役を無事に果たし、リラックスして、時に笑い声をあげて楽しそうに舞台を観ていました。


そして、こちらは夜公演に主演したマリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレスが、シニア教師のアレクサンダー・アガジャコフ先生を囲んで。

IMG_0058.JPG実生活でもパートナーのマリアネラとティアゴは息ピッタリ。すったもんだのあげく、ようやく結ばれるラストシーンの2人の幸せそうな笑顔を見ていたら、「眠れる森の美女」の終演後に舞台上でプロポーズしたという最高にハッピーな2人のエピソードを思い出しました。
27日の「ロミオとジュリエット」が楽しみです。


続いては、動物シリーズ(?)といきましょう!

客席を大いに沸かせてくれた、"おんどり"と"めんどり"たち。

IMG_0033.jpg出番を終えて楽屋に戻ってきた"めんどり"たちが、お澄まし顔で撮影に応じてくれました。

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最後はこちら。大人気(?)のマイケルくんです。

IMG_0036.JPG今日も無事に大役を果たしてくれました。
でも、ご存知でしたか? 
今日のマイケルくんは、ちょっと「おめかし」してました。ご覧ください、こちらの写真。

IMG_0052.JPG鬣を三つ編みにしていたのです!
すっきりと夏ヴァージョンスタイル! 素敵でしょ?!
上の舞台写真もよくよく見ると三つ編みしてるのがおわかりいただけます。
明日は、また違った趣向で登場する予定とか。明日の公演をご覧になる方は、マイケル君の鬣スタイル(?)にもご注目ください。

「リーズの結婚」は早くも明日が最終公演です。
こんなに楽しくて、幸せな気持ちにさせてくれる舞台はそうそうあるものではありません。
ぜひぜひ、ご覧になってください。
当日券は、13時30分より東京文化会館の当日券窓口で発売します。
開演は15時。ご来場お待ちしております!


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[ロイヤル・バレエ]2010年日本公演 明日開幕!

英国ロイヤル・バレエ団日本公演はいよいよ明日開幕!
本日は、東京文化会館で「リーズの結婚」のゲネプロ(最終総稽古)が行われました。

ゲネプロは、マリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレスを中心に、ラウラ・モレーラとリカルド・セルヴェラが場面を返して踊りながら、進んでいきました。

本日の東京文化会館の様子を少しだけお届けしましょう。

まずは、こちら。このハンサムなポニーくん。お名前はマイケル・オーウェンくんです。

IMG_0950.JPGちょっと恥ずかしそうに(?)出番を待っているマイケルくん。

ゲネプロでは、しっかり大役を果たしていました。

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そして、こちらはリーズ役のマリアネラ・ヌニェス。彼女が現れると周囲がパッと明るくなる、ひまわりのようなマリアネラはリーズにピッタリ。
ベスト・パートナーのティアゴ・ソアレスと息の合った舞台をお届けします。

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IMG_0968.JPG1幕よりもう1枚。
「リーズの結婚」はとにかく楽しくて、明るくて、微笑ましくて、ハッピーな作品です。
じめじめとした梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばしてくれること間違いありません。
週末にピッタリのこの公演に、ぜひ足をお運びください。

明日の当日券はS券~D券まで、それぞれの公演ともに開演1時間半前から発売いたします。
昼公演は11時30分、夜公演は16時30分から発売です。


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[ロイヤル・バレエ]カンパニー到着!

早いもので、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の開幕まで、あと5日となりました!
今回の日本公演には、ダンサー82名ほか、芸術スタッフや技術スタッフ、事務局など総勢145名が参加しますが、本日そのうちの約100名が来日しました。
朝9時過ぎ、到着した95名は大型バス3台で都内のホテルへ。
プリンシパルのマーラ・ガレアッツィ、サラ・ラム、マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス、そしてプリンシパルに昇格したばかりのセルゲイ・ポルーニンをはじめ、みんな長旅元気そうな表情で、チェックインしていました。
午後からは思い思いに日本初日を過ごしたようです。
そして、遅れて午後の便で、プリンシパル5名(タマラ・ロホ、ロベルタ・マルケス、ラウラ・モレーラ、エドワード・ワトソン、スティーヴン・マックレー)が到着。
4名の研修生とともにホテルに入りました。

明日からは早くもプリンシパルたちのリハーサルが始まります。
公演終了日まで、できる限りロイヤル・バレエ団メンバーの様子をお伝えしますので、お楽しみに

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