英国ロイヤル・バレエ団 一覧

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

2010年日本公演「うたかたの恋」の公演評が掲載されました。

■日本経済新聞(7月6日/夕刊)
「苦悩の皇太子になりきる」 桜井多佳子(舞踊評論家)


■読売新聞(7月6日/夕刊)
「皇太子の心の闇 如実に」 村山久美子(舞踊評論家)

[ロイヤル・バレエ]2010年日本公演閉幕!


たくさんの皆さまにご来場いただきました、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演は、7月3日(土)の兵庫県立芸術文化センターでの「ロミオとジュリエット」をもって、全公演日程を終了いたしました。

この最終公演でタイトル・ロールを演じたのは、日本公演の開幕公演「リーズの結婚」にも主演したロベルタ・マルケスとスティーヴン・マックレー。
日本公演の最初と最後の公演を託された二人は、その期待に応え、フレッシュでドラマティックなロミオとジュリエットで満員の客席を魅力していました。

こちらは終演後の2人。
まるで映画から抜け出したような、美しいロミオとジュリエットです。

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兵庫県立芸術文化センターでは、主演ダンサーに、上手舞台袖の壁にサインしてもらうのが恒例となっているとのこと。

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まずは、マルケスとマックレーが、そして続いて芸術監督のモニカ・メイスンがサイン。

こちらが、壁に残された3人のサインです。
いかにも、南米育ちのマルケス、オーストラリア生まれのマックレーらしい、伸びやかで大らかな筆致ですね。
モニカさんのサインには、"Thank you NBS + Japan"の文字が見えます。
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サインの儀式(?)終了後、改めて3人に記念撮影をお願いしました。
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日本公演レポートの最後を飾るに相応しい、晴れやかな1枚ではありませんか?

こうして、3週間にわたる日本公演の全日程を無事に終えたロイヤル・バレエ団は、その日(7/3)のうちに東京に戻り、昨日(7/4)の朝、ロンドンに向けて旅立ちました。

今回の日本公演では、"これぞロイヤル!"という、ドラマティックな数々の舞台を見せてくれたロイヤル・バレエ団。
数々の名演がご覧いただいた皆さまの記憶にも深く刻まれたのではないでしょうか。
英国ロイヤル・バレエ団2010年にご来場いただきました多くの皆さまに、改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!


このブログは、18年ぶりの来日となる、英国ロイヤル・オペラの公演が終了する9月まで、随時更新してまいります。
これからもご愛読ください!

[ロイヤル・バレエ]東京公演閉幕!

英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演、東京での全12公演(うち学校貸切公演1公演)が、6月29日に無事終了いたしました。
ご来場いただきました多くの皆さまに、心よりお礼申し上げます。

さて、少し遅くなりましたが、東京公演の最終日(29日)のレポートをお届けします。

この日は、一般の方にはご覧いただけませんでしたが、夜公演の前、13時から3校による学校貸切公演が行われました。
3校すべて女子高ということもあり、通常の公演とはいささか違った雰囲気・・・。
制服姿の女子高生でいっぱいのロビーと客席は甲高い笑い声と話し声で溢れていました。

この公演の主演は、ローレン・カスバートソンとルパート・ペネファーザー。
カスバートソンのジュリエットは「可憐」の一言で、日本の舞台スタッフからも大人気!ペネファーザーは、日本公演で2回目のロミオということもあり、落ち着いた演技で純粋なロミオを演じていました。

カーテンコールでは各校を代表して3人の生徒さんから、カスバートソン、ペネファーザー、指揮者のボリス・グルージンに花束が渡されました。
ロミオ役のペネファーザーが花を受け取るときに、会場が一瞬コンサート会場のようになったのも、学校貸切公演ならではの光景でした。
多感な年頃の観客たちも「ロミオとジュリエット」のドラマティックな舞台を楽しんでくださったようでしたが、今回の公演をきっかけに、バレエに興味を持っていただければ嬉しいですね。

IMG_0095.JPG無事公演を終えた安堵感からか涙ぐんでしばらくの間舞台袖にいたカスバートソン。その後、すでに着替えを終えたペネファーザーをつかまえて、楽屋の前で撮影。


学校貸切公演が終わると、ロイヤル・バレエ団東京公演は、吉田都さんの英国ロイヤル・バレエ団での最後の公演「ロミオとジュリエット」を残すばかり。
平日の公演にもかかわらず、開場前には長い列ができ、この公演にかけるファンの皆さまの熱い想いを実感。開演前のロビーのざわめきも通常の公演に比べて大きく、熱気とともにどこか緊張した空気が流れているようでした。

18時35分。吉田都さんのロイヤル・バレエ団での最後の公演が開幕。
27日の公演同様、息をつめてじっと舞台を見つめ続ける観客たちからは、ロイヤル・バレエ団と共演する都さんの最後の舞台をすべて目に焼き付けておきたい、という強い想いが感じられました。

そして、21時30分、ジュリエットとロミオの激しくも切ない恋物語が終わりを告げた瞬間、これまで体験したことのないような、地響きのような拍手と歓声が東京文化会館に沸きあがりました。
会場にいる全員が、都さんの舞台から受けた感動のすべてを伝えたいという、強い思いを込めて拍手を贈り続け、総スタンディング・オベーションでカーテンコールが繰り返されます。

幕が再び上がると、そこにはその日の出演者だけでなく、ロイヤル・バレエ団一同の姿が。
「大成功おめでとうございます」という英国と日本の国旗をあしらった大きな看板に続いて「SAYONARA」と書かれた電飾看板が下ると、その後ろから色とりどりの紙テープと金色の紙吹雪が舞い、東京公演の成功と都さんのロイヤル・バレエ団最後の公演を彩ります。
その後、上手と下手から、それぞれ大きな花束を持った男性陣が続々登場。
まずは、長年都さんの舞台を裏で支えてきた舞台スタッフ。都さんに花束を渡したいと志望するスタッフさんが続出したそうで、そのことからもいかに彼女がスタッフから愛されてきたのかがわかります。
スタッフさんの後にはエドワード・ワトソンが続き、最後に登場したのがジョナサン・コープと事務局長のケヴィン・オヘア。
縁の深い人たちから花束が渡されるたびに、感極まった表情になる都さんでしたが、涙をいっぱいためながらも、幸せそうな晴れやかな笑顔がとても印象的でした。

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都さん、英国ロイヤル・バレエ団の皆さん、本当に素敵な舞台を、そして想い出をありがとうございました!


英国ロイヤル・バレエ団東京公演は、舞台と客席とが一体となった吉田都さんのフェアウェル公演で幕を閉じましたが、日本ツアーはまだ終わっていません。
3日には、兵庫県立芸術文化センター KOBELCOホールで「ロミオとジュリエット」を上演いたします。もちろん、このブログでも最終公演の模様をお届けしますので、最後までご愛読ください。

[ロイヤル・バレエ]「ロミオとジュリエット」3日目

英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の東京での公演もいよいよ残すところ1公演、吉田都さんのロイヤル・バレエ団での最後の公演のみとなりました。
本日の公演を心待ちにしながらも、この日が来て欲しくないという複雑な想いでいらした方も多いのではないでしょうか。
公演の模様は、明日お届けいたしますので、もうしばらくお待ちください。

さて、こちらは昨夜感動の舞台を見せてくれた、リャーン・ベンジャミンとエドワード・ワトソンです。
2人はまるでロミオとジュリエットが舞台上で息づいているかのような、自然かつドラマティックな演技で観客を魅了してくれました。

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リャーンはあどけなく無垢な少女が恋を知り、さまざまな苦しみを知っていく様子を自由自在に表現。エドワードは4日前にルドルフを演じた人と同一人物とは思えないほど、若々しく情熱的なロミオを演じ、なぜ彼が「マクミラン・ダンサー」と言われているのか、改めて納得しました。

あと1時間半で最後の東京公演の幕が上がります。
皆さま、お気をつけてご来場ください。

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト

英国ロイヤル・バレエ団
「ロミオとジュリエット」


ジュリエット:吉田都

ロミオ:スティーヴン・マックレー

マキューシオ:ブライアン・マロニー

ティボルト:トーマス・ホワイトヘッド

ベンヴォーリオ:セルゲイ・ポルーニン

パリス:ヨハネス・ステパネク

キャピュレット公:ギャリー・エイヴィス

キャピュレット夫人:ジェネシア・ロサート

エスカラス(ヴェローナ大公):ベネット・ガートサイド

ロザライン:タラ=ブリギット・バフナニ

乳母:クリステン・マクナリー

僧ロレンス:アラステア・マリオット

モンタギュー公:アラステア・マリオット

モンタギュー夫人:ローラ・マッカロク

ジュリエットの友人:リャーン・コープ、べサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、
エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク、サビーナ・ウエストコム

3人の娼婦:ラウラ・モレーラ、ヘレン・クロウフォード、フランチェスカ・フィルピ

マンドリン・ダンス:ホセ・マルティン、
ポール・ケイ、蔵健太、ミハイル・ストイコ、アンドレイ・ウスペンスキー、ジェームズ・ウィルキー

舞踏会の客、街人たち:英国ロイヤル・バレエ団


指揮:ボリス・グルージン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団



◆上演時間◆

【第1幕】 18:30-19:35
休憩 20分
【第2幕】 19:55-20:30
休憩 20分
【第3幕】 20:50-21:30

[ロイヤル・バレエ]「ロミオとジュリエット」2日目


昨日は、蒸し暑くはっきりしない天候のなか、昼公演、夜公演ともに多くのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。

昼公演の主演は、マリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレス。
「リーズの結婚」で時にコミカルに、微笑ましい恋人たちを演じていた2人は、「ロミオとジュリエット」では一転して運命に翻弄される悲劇の恋人たちを熱演。
一瞬にして恋に落ちたロミオを見つめるジュリエット=ヌニェスの瞳がキラキラと輝きを放ち、恋を知った喜びが全身から溢れているのが印象的でした。だからこそ、終幕での慟哭が胸を打ち、思わず涙ぐんでしまわれた方も多かったのではないでしょうか。

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終演後の2人もすべてを出し尽くして演じきったというような、素敵な表情をしています。

夜公演はお待ちかねの吉田都さんが登場。
都さんにとって、ロイヤル・バレエ団との最後の公演ということもあり、会場は開演前から熱気に包まれていました。
そして、いよいよ開幕。
都さんの動きをすべて見逃すまいかというように、真剣なまなざしで舞台を見つめ続ける観客たち。
幕が下りた瞬間、「割れるような拍手」という表現しか思い浮かばないような拍手が沸き起こり、10分近くもカーテンコールが続きました。
1階から5階まで総スタンディングオベーションで観客たちは舞台の感動を伝え、都さんとスティーヴン・マックレーは満面の笑顔で丁寧に声援に応えていました。

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終演後に写真をお願いしたところ、心よく応えてくれた都さんとマックレー。

なお、2人の「ロミオとジュリエット」は、NHK芸術劇場で今秋放送の予定です。
この公演をご覧になれなかった方がたくさんいらっしゃることとと思います。放送詳細が決定いたしましたら、NBSのホームページでお知らせいたしますので、それまでお待ちください。


昨日は終演後にも熱い戦いが待っていました。
もちろん、世界中が熱狂しているワールド・カップです。
英国ロイヤル・バレエ団のメンバーも、もちろんワールド・カップに注目!
楽屋の掲示板には出場国の国旗を入れたリストが張られ、敗退すると黒マジックで塗りつぶしています(右)。

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左の写真は、昨日のイングランド×ドイツ戦を近くのバーで一緒に応援しよう!という呼びかけ。
舞台スタッフを中心に、多くの人が参加し、イングランドに熱い声援を送っていたとのこと。
残念ながら、イングランドは敗退してしまいましいたが、ロイヤル・バレエ団の公演は熱く熱く続きます。
本日は18時半にリャーン・ベンジャミンとエドワード・ワトソン主演の「ロミオとジュリエット」が開演。
当日券は17時から発売いたします。ご来場お待ちしております。

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト

英国ロイヤル・バレエ団
「ロミオとジュリエット」


ジュリエット:リャーン・ベンジャミン

ロミオ:エドワード・ワトソン

マキューシオ:蔵健太

ティボルト:ギャリー・エイヴィス

ベンヴォーリオ:セルゲイ・ポルーニン

パリス:ヨハネス・ステパネク

キャピュレット公:クリストファー・サウンダース

キャピュレット夫人:エリザベス・マクゴリアン

エスカラス(ヴェローナ大公):アラステア・マリオット

ロザライン:ララ・ターク

乳母:ジェネシア・ロサート

僧ロレンス:ベネット・ガートサイド

モンタギュー公:ベネット・ガートサイド

モンタギュー夫人:サイアン・マーフィー

ジュリエットの友人:リャーン・コープ、べサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、
エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク、サビーナ・ウエストコム

3人の娼婦:ローラ・マッカロク、クリステン・マクナリー、サマンサ・レイン

マンドリン・ダンス:ポール・ケイ、
フェルナンド・モンターニョ、ルドヴィック・オンディヴィエラ、リアム・スカーレット、
ジョナサン・ワトキンス、ジェームズ・ウィルキー

舞踏会の客、街人たち:英国ロイヤル・バレエ団


指揮:ボリス・グルージン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団



◆上演時間◆

【第1幕】 18:30-19:35
休憩 20分
【第2幕】 19:55-20:30
休憩 20分
【第3幕】 20:50-21:30

[ロイヤル・バレエ]「ロミオとジュリエット」開幕!

おはようございます。
英国ロイヤル・バレエ2010年日本公演も後半戦に突入。

日本では23年ぶりの上演となった「うたかたの恋」は、3公演のキャストがそれぞれに濃密なドラマを紡ぎだしてくれました。
苦悩に満ちたルドルフ皇太子の波乱の人生を全力を出し切って演じきった、カルロス・アコスタ、ヨハン・コボー、エドワード・ワトソン。
3人がみせてくれたドラマティックな舞台は、観客の皆さまの心にいつまでも残るのではないでしょうか。

恒例の終演後の1枚。2日目は残念ながら撮影できなかったのですが、3日目(6/24)に出演した3人。左からマリー役のマーラ・ガレアッツィ、ワトソン、ラリッシュ伯爵夫人役のサラ・ラムです。

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そして、最後の演目である「ロミオとジュリエット」が昨晩開幕いたしました。

急なキャスト変更がありましたが、ジュリエット役のアリーナ・コジョカル、ロミオ役のルパート・ペネファーザーは、衝撃的な出会いから、初めての恋の喜び、そして悲痛な別れへと、1週間にも満たない若い二人の運命的な愛の物語を、丁寧に描いてくれました。
感動に満ちた客席からは、幕が降りた瞬間に割れるような拍手が。
そして、総スタンディング・オベーションで出演者にその感動を伝えていました。

こちらは終演後のコジョカルとペネファーザーです。

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ロミオとジュリエットの短くも美しい日々を精一杯演じきった2人はどこか放心したような表情で撮影に応えてくれました。

マクミラン版「ロミオとジュリエット」は、振り付けはもちろんですが、装置・衣装、小道具にいたるまで、世界最高峰といえるプロダクション。
すでに完売している公演もありますが、ぜひご覧いただきたい作品です。

本日は13時と18時の2回公演。
18時公演は当日券のご用意はありませんが、13時公演は現在当日券(S,B,C券)を発売中。
これから間に合う方は、上野に足をお運びください。

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト(18時開演)

英国ロイヤル・バレエ団
「ロミオとジュリエット」


ジュリエット:吉田都

ロミオ:スティーヴン・マックレー

マキューシオ:ブライアン・マロニー

ティボルト:トーマス・ホワイトヘッド

ベンヴォーリオ:セルゲイ・ポルーニン

パリス:ヨハネス・ステパネク

キャピュレット公:ギャリー・エイヴィス

キャピュレット夫人:ジェネシア・ロサート

エスカラス(ヴェローナ大公):ベネット・ガートサイド

ロザライン:タラ=ブリギット・バフナニ

乳母:クリステン・マクナリー

僧ロレンス:アラステア・マリオット

モンタギュー公:アラステア・マリオット

モンタギュー夫人:ローラ・マッカロク

ジュリエットの友人:リャーン・コープ、べサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、
エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク、サマンサ・レイン

3人の娼婦:ヘレン・クロウフォード、フランチェスカ・フィルピ、ラウラ・モレーラ

マンドリン・ダンス:ホセ・マルティン、
ポール・ケイ、蔵健太、ミハイル・ストイコ、アンドレイ・ウスペンスキー、ジェームズ・ウィルキー


舞踏会の客、街人たち:英国ロイヤル・バレエ団


指揮:ボリス・グルージン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団



◆上演時間◆

【第1幕】 18:00-19:05
休憩 20分
【第2幕】 19:25-20:00
休憩 20分
【第3幕】 20:20-21:00

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト(13時開演)

英国ロイヤル・バレエ団
「ロミオとジュリエット」


ジュリエット:マリアネラ・ヌニェス

ロミオ:ティアゴ・ソアレス

マキューシオ:リカルド・セルヴェラ

ティボルト:ギャリー・エイヴィス

ベンヴォーリオ:ヨハネス・ステパネク

パリス:ヴァレリー・ヒリストフ

キャピュレット公:クリストファー・サウンダース

キャピュレット夫人:エリザベス・マクゴリアン

エスカラス(ヴェローナ大公):デヴィッド・ピカリング

ロザライン:ララ・ターク

乳母:ジェネシア・ロサート

僧ロレンス:ベネット・ガートサイド

モンタギュー公:ベネット・ガートサイド

モンタギュー夫人:フランチェスカ・フィルピ

ジュリエットの友人:リャーン・コープ、べサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、
エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク、サビーナ・ウエストコム


3人の娼婦:ローラ・マッカロク、クリステン・マクナリー、サマンサ・レイン

マンドリン・ダンス:ポール・ケイ、
蔵健太、フェルナンド・モンターニョ、ルドヴィック・オンディヴィエラ、ジョナサン・ワトキンス、
ジェームズ・ウィルキー

舞踏会の客、街人たち:英国ロイヤル・バレエ団


指揮:ボリス・グルージン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団



◆上演時間◆

【第1幕】 13:00-14:05
休憩 20分
【第2幕】 14:25-15:00
休憩 20分
【第3幕】 15:20-16:00

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト

英国ロイヤル・バレエ団
「ロミオとジュリエット」


ジュリエット:アリーナ・コジョカル

ロミオ:ルパート・ペネファーザー

マキューシオ:ホセ・マルティン

ティボルト:ベネット・ガートサイド

ベンヴォーリオ:蔵健太

パリス:ヨハネス・ステパネク

キャピュレット公:クリストファー・サウンダース

キャピュレット夫人:エリザベス・マクゴリアン

エスカラス(ヴェローナ大公):ギャリー・エイヴィス

ロザライン:タラ=ブリギット・バフナニ

乳母:ジェネシア・ロサート

僧ロレンス:アラステア・マリオット

モンタギュー公:アラステア・マリオット

モンタギュー夫人:クリステン・マクナリー

ジュリエットの友人:リャーン・コープ、べサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、
エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク、サマンサ・レイン

3人の娼婦:ヘレン・クロウフォード、フランチェスカ・フィルピ、ラウラ・モレーラ

マンドリン・ダンス:セルゲイ・ポルーニン、
ポール・ケイ、リアム・スカーレット、ミハイル・ストイコ、アンドレイ・ウスペンスキー、
ジェームズ・ウィルキー

舞踏会の客、街人たち:英国ロイヤル・バレエ団


指揮:ボリス・グルージン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団



◆上演時間◆

【第1幕】 18:00-19:05
休憩 20分
【第2幕】 19:25-20:00
休憩 20分
【第3幕】 20:20-21:00

※本日のロミオ役は、不測の事態によりヨハン・コボーからルパート・ペネファーザーに変更になっております。何とぞ、ご了承ください。
このキャスト変更につきまして、英国ロイヤル・バレエ団芸術監督のモニカ・メイスンより次のメッセージが届いております。

日本の観客の皆様へ
ヨハン・コボーは身内に重病人が出たため、急遽デンマークに帰国せざるを得なくなりました。今晩の公演への出演を控えて、日本を離れなければならなかったのは、彼も大変つらかったようです。どうぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
代わって、ルパート・ペネファーザーがロミオ役を演じます。
モニカ・メイスンDBE
英国ロイヤル・バレエ団芸術監督

[ロイヤル・バレエ]「ロミオとジュリエット」(6/26)キャスト変更のお知らせ


「ロミオとジュリエット」6月26日(土)のロミオ役は、不測の事態により、ヨハン・コボーよりルパート・ペネファーザーに変更となりました。何卒、ご了承ください。


●ルパート・ペネファーザー(プリンシパル)
Rupert Pennefather

pennefather_main[1].jpg英国メイデンヘッド生まれ。英国ロイヤル・バレエ学校でジュリー・ローズに師事。1999年、学校公演で『ジゼル』第2幕のアルブレヒト、『テーマとヴァリエーション』のパ・ド・トロワを踊る。同年英国ロイヤル・バレエ団に入団し、『うたかたの恋』のルドルフ、『白鳥の湖』のジークフリート、『ドン・キホーテ』のエスパーダ、『ロミオとジュリエット』のロミオ、パリス、『ジゼル』のアルブレヒト、『田園の出来事』のベリアエフ、『シルヴィア』のアミンタ、『ラ・シルフィード』のジェームズ、『眠れる森の美女』のフロリムント王子、フロレスタンのパ・ド・トロワ、『アナスタシア』の将校、『くるみ割り人形』および『シンデレラ』の王子、『スフィンクス』のオイディプス、『ドン・キホーテ』のパ・ド・ドゥ、『誕生日の贈り物』のパ・ド・ドゥ、『レクイエム』、『オマージュ・トゥ・ザ・クイーン』の空気の精の夫、『ヴォランタリーズ』、『ジュエルズ』の"ダイヤモンド"、『セレナーデ』、『真夏の夜の夢』、『DGV:超高速ダンス』、『スケートをする人々』、『イサドラ』、『シンフォニー・イン・C』、『コンサート』、英国ロイヤル・オペラでの『アシスとガラテア』などがある。2009年、マリオット振付『センソリウム』を初演した。

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このキャスト変更につきまして、英国ロイヤル・バレエ団芸術監督のモニカ・メイスンより次のメッセージが届いております。


日本の観客の皆様へ
ヨハン・コボーは身内に重病人が出たため、急遽デンマークに帰国せざるを得なくなりました。明日の公演への出演を控えて、日本を離れなければならなかったのは、彼も大変つらかったようです。どうぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
代わって、ルパート・ペネファーザーがロミオ役を演じます。

モニカ・メイスンDBE
英国ロイヤル・バレエ団芸術監督


英国ロイヤル・バレエ団「うたかたの恋」本日のキャスト

英国ロイヤル・バレエ団
「うたかたの恋」


ルドルフ:エドワード・ワトソン
(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)

男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ:マーラ・ガレアッツィ
(ルドルフの愛人)

ステファニー王女:イオーナ・ルーツ
(ルドルフの妻)

オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ:ギャリー・エイヴィス
(ルドルフの父)

エリザベート皇后:タラ=ブリギット・バフナニ
(ルドルフの母)

伯爵夫人マリー・ラリッシュ:サラ・ラム
(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)

男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ:エリザベス・マクゴリアン
(マリー・ヴェッツェラの母)

ブラットフィッシュ:ブライアン・マロニー
(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)

ゾフィー大公妃:ウルスラ・ハジェリ
(フランツ・ヨーゼフの母)

ミッツィ・カスパー:ラウラ・モレーラ
(ルドルフの馴染みの高級娼婦)

ベイミードルトン大佐:平野亮一
(エリザベートの愛人)

四人のハンガリー高官:セルゲイ・ポルーニン、蔵健太、アンドレイ・ウスペンスキー、トーマス・ホワイトヘッド
(ルドルフの友人)

カタリーナ・シュラット:フィオナ・キム
(独唱)

アルフレート・グリュンフェルト:ポール・ストバート
(ピアノ独奏)

エドゥアルド・ターフェ伯爵:アラステア・マリオット
(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)

ホイオス伯爵:ヨハネス・ステパネク
(ルドルフの友人)

ルイーズ公女:ロマニー・パジャク
(ステファニーの妹)

コーブルグ公フィリップ:デヴィッド・ピカリング
(ルイーズの夫、ルドルフの友人)

ギーゼラ公女:サイアン・マーフィー
(ルドルフの姉)

ヴァレリー公女:フランチェスカ・フィルピ
(ルドルフの妹)

ヴァレリー公女の子供時代:リャーン・コープ

マリー・ヴェッツェラの子供時代:マーラ・ガレアッツィ

ロシュック:ミハイル・ストイコ
(ルドルフの従者)

ラリッシュ伯爵:ベネット・ガートサイド

その他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団



指揮:バリー・ワーズワース

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

(下線が会場でお配りしたキャスト表からの変更点です。)


◆上演時間◆

【第1幕】 18:30-19:15
休憩 20分
【第2幕】 19:35-20:30
休憩 20分
【第3幕】 20:50-21:30

英国ロイヤル・バレエ団「うたかたの恋」本日のキャスト

英国ロイヤル・バレエ団
「うたかたの恋」


ルドルフ:ヨハン・コボー
(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)

男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ:リャーン・ベンジャミン
(ルドルフの愛人)

ステファニー王女:エマ=ジェーン・マグワイア
(ルドルフの妻)

オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ:クリストファー・サウンダース
(ルドルフの父)

エリザベート皇后:クリステン・マクナリー
(ルドルフの母)

伯爵夫人マリー・ラリッシュ:ラウラ・モレーラ
(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)

男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ:ジェネシア・ロサート
(マリー・ヴェッツェラの母)

ブラットフィッシュ:ジョナサン・ハウエルズ
(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)

ゾフィー大公妃:ウルスラ・ハジェリ
(フランツ・ヨーゼフの母)

ミッツィ・カスパー:ヘレン・クロウフォード
(ルドルフの馴染みの高級娼婦)

ベイミードルトン大佐:ギャリー・エイヴィス
(エリザベートの愛人)

四人のハンガリー高官:ホセ・マルティン、ブライアン・マロニー、ヨハネス・ステパネク、アンドレイ・ウスペンスキー
(ルドルフの友人)

カタリーナ・シュラット:エリザベス・シコラ
(独唱)

アルフレート・グリュンフェルト:ポール・ストバート
(ピアノ独奏)

エドゥアルド・ターフェ伯爵:アラステア・マリオット
(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)

ホイオス伯爵:ヴァレリー・ヒリストフ
(ルドルフの友人)

ルイーズ公女:サマンサ・レイン
(ステファニーの妹)

コーブルグ公フィリップ:デヴィッド・ピカリング
(ルイーズの夫、ルドルフの友人)

ギーゼラ公女:オリヴィア・カウリー
(ルドルフの姉)

ヴァレリー公女:セリサ・デュアナ
(ルドルフの妹)

ヴァレリー公女の子供時代:ロマニー・パジャク

マリー・ヴェッツェラの子供時代:リャーン・ベンジャミン

ロシュック:ジェームズ・ヘイ
(ルドルフの従者)

ラリッシュ伯爵:ベネット・ガートサイド

その他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団



指揮:バリー・ワーズワース

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

◆上演時間◆

【第1幕】 18:30-19:15
休憩 20分
【第2幕】 19:35-20:30
休憩 20分
【第3幕】 20:50-21:30

[ロイヤル・バレエ]「うたかたの恋」開幕! 

本日(すでに昨日ですね)の「うたかたの恋」にご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
初日の舞台はいかがでしたでしょうか。
ルドルフ皇太子の破滅へと向かう最後の数年感の苦悩を、丁寧な心理描写で描いたこの作品、まるで自分がその場にいるような緊迫感を感じつつご覧になった方も多いのではないでしょうか。
そんな本日の公演の舞台写真が、早速届きました。

kh_1914.jpg第1幕。華やかに催されるルドルフ皇太子の結婚の祝宴。

kh_1938.jpgこちらも同じく第1幕のルドルフ皇太子とラリッシュ伯爵夫人。

kh_9737.jpgカーテンコールの様子。


IMG_1022.JPGそして恒例、終演後の主役2人。ルドルフ皇太子のカルロス・アコスタとマリー・ヴェッツェラのタマラ・ロホです。
肉体的にも精神的にもパワーが必要な作品を演じきり、満足感に満ちた表情の2人。

「うたかたの恋」は決して明るい作品ではありませんが、観終わった後にずっしりと心に残るものがあるはずです。
この濃密なドラマを、ぜひ体験していただきたい! 見逃していただきたくない!
心からそう思える作品です。

男性ダンサーにとって、ルドルフ皇太子は最も演じ甲斐のあるキャラクターのひとつと、多くのダンサーが語っています。
明日主演するヨハン・コボー、そして最終日のエドワード・ワトソン、それぞれどのようにルドルフ皇太子の心を闇を表現していくのか、ぜひご自分の目で確かめてみてください。
「うたかたの恋」の公演は明日と明後日の2回のみです。
絶対にお見逃しなく!


舞台写真撮影:長谷川清徳

[ロイヤル・バレエ団]「うたかたの恋」本日初日です

英国ロイヤル・バレエ団「うたかたの恋」、いよいよ本日初日です。
日本では23年ぶりの上演となるこの作品。オーストリア-ハンガリー帝国の皇太子ルドルフの心中事件を題材にしたドラマティックなバレエです。

ハプスブルク家が舞台ということもあり、衣裳も装置も豪華!の一言。
豪華なだけでなく、まるで19世紀の宮廷が蘇ったようなかのようなリアルさもあります。
実際にご自分の目で確かめていただくとして、開幕に先駆けて少しだけご覧いただきましょう。

10-06.22_03.JPG 10-06.22_09.JPG
(左)ルドルフ皇太子のデスク。細かいところまでこだわりが感じられます。
(右)1幕のセットの肖像画。ハプスブルク家歴代の王のものでしょうか。

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(左)帽子だけでもこんなに! これでもまだ一部です。
(右)豪華な衣裳の数々。

あと1時間で「うたかたの恋」開幕です。
日本での公演は3公演のみ。お見逃しなく!

英国ロイヤル・バレエ団「うたかたの恋」本日のキャスト

英国ロイヤル・バレエ団
「うたかたの恋」


ルドルフ:カルロス・アコスタ
(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)

男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ:タマラ・ロホ
(ルドルフの愛人)

ステファニー王女:イオーナ・ルーツ
(ルドルフの妻)

オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ:クリストファー・サウンダース
(ルドルフの父)

エリザベート皇后:クリステン・マクナリー
(ルドルフの母)

伯爵夫人マリー・ラリッシュ:マーラ・ガレアッツィ
(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)

男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ:エリザベス・マクゴリアン
(マリー・ヴェッツェラの母)

ブラットフィッシュ:リカルド・セルヴェラ
(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)

ゾフィー大公妃:ウルスラ・ハジェリ
(フランツ・ヨーゼフの母)

ミッツィ・カスパー:ラウラ・モレーラ
(ルドルフの馴染みの高級娼婦)

ベイミードルトン大佐:ギャリー・エイヴィス
(エリザベートの愛人)

四人のハンガリー高官:ベネット・ガートサイド、蔵健太、アンドレイ・ウスペンスキー、トーマス・ホワイトヘッド
(ルドルフの友人)

カタリーナ・シュラット:エリザベス・シコラ
(独唱)

アルフレート・グリュンフェルト:ポール・ストバート
(ピアノ独奏)

エドゥアルド・ターフェ伯爵:アラステア・マリオット
(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)

ホイオス伯爵:エリック・アンダーウッド
(ルドルフの友人)

ルイーズ公女:エマ=ジェーン・マグワイア
(ステファニーの妹)

コーブルグ公フィリップ:デヴィッド・ピカリング
(ルイーズの夫、ルドルフの友人)

ギーゼラ公女:サイアン・マーフィー
(ルドルフの姉)

ヴァレリー公女:フランチェスカ・フィルピ
(ルドルフの妹)

ヴァレリー公女の子供時代:リャーン・コープ

マリー・ヴェッツェラの子供時代:タマラ・ロホ

ロシュック:ミハイル・ストイコ
(ルドルフの従者)

ラリッシュ伯爵:ヨハネス・ステパネク

その他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団



指揮:バリー・ワーズワース

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

(下線が会場でお配りしたキャスト表からの変更点です。)


◆上演時間◆

【第1幕】 18:30-19:15
休憩 20分
【第2幕】 19:35-20:30
休憩 20分
【第3幕】 20:50-21:30

[ロイヤル・バレエ]本日は休演日

本日、英国ロイヤル・バレエ団のダンサーたちはお休み。
思い思いに日本での休日を楽しんでいたはずなのですが、タマラ・ロホ、マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス、ローレン・カスバートソンなどのプリンシパルをはじめ約20名のダンサーが東京バレエ団のスタジオでのオプショナルクラスに参加。じっくりと汗を流していました。
午後からもスタジオには黙々と自主稽古に取り組むダンサーの姿が。
こうした毎日の積み重ねが、感動を呼ぶ舞台を創りあげているのですね。

今日は特に写真は撮影していないので、昨日の夜行われたレセプションでの様子を少しだけお届けします。

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(左)ティアゴ・ソアレスとマリアネラ・ヌニェス、レペティトールのレスリー・コリアさんの顔も。
(右)崔由姫とローレン・カスバートソン。笑顔全開です。

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(左)今回の日本公演で大活躍のスティーヴン・マックレー
(右)一番左はアーティストの根本里菜。奥の右はロベルタ・マルケスです。

昨日は、ソリストのヨハネス・ステパネクの誕生日。
カンパニーから彼にバースデーケーキのプレゼントが贈られました。

10-06.21_05.JPG
皆からの祝福を受け、ステパネクは本当に嬉しそうな笑顔。

1演目の「リーズの結婚」を無事に終えた休日前夜。みんな、リラックスしておしゃべりに花が咲いていました。


明日は、日本で23年ぶりの上演となる「うたかたの恋」の初日。
昼過ぎからは3日目のキャスト(エドワード・ワトソンとマーラ・ガレアッツィ)でゲネプロが行われ、18時30分初日の幕が上がります。
ぜひ足をお運びください!

[ロイヤル・バレエ]「リーズの結婚」最終公演

「リーズの結婚」は早くも今日が最終公演。
本日の公演は当初発表しておりましたキャストから変更があり、リーズ役をラウラ・モレーラ、コーラス役のリカルド・セルヴェラが演じました。
2人のリーズとコーラスは、かわいくて微笑ましいカップルという印象でしたが、皆さまはいかがでしたか?

残念ながら、終演後のモレーラとセルヴェラの2ショットは押さえられなかったのですが、夜に行われたレセプションで2人を発見!

IMG_1750.jpg充実感いっぱいの素敵な笑顔で撮影に応えてくれました。

そして、「リーズの結婚」とともに東京文化会館を去っていく人(?)が。
そう、すっかり人気者となったマイケル・オーウェンくんです。
誰よりもこの日本公演レポートに登場回数の多いマイケルくん。
最終日の今日は、さらにパワーアップしてお届けしましょう。

出番が終わったマイケルくんに、スタッフからのささやかなプレゼントが用意されました。
ご覧ください! リボンで美しく飾られた人参を。

IMG_0076.JPGこの後、マイケルくんはものすごい勢いで大好物の人参を美味しそうに食べていたそう
です。

千秋楽ということもあり、マイケルくんの鬣型(?)もスペシャル・ヴァージョンです。

IMG_0083.JPG前鬣はアップ風にまとめられ、リボンで飾り、

IMG_0078.JPGしっぽも三つ編みでおめかし(ふっとい三つ編みですね・・・)。

こんなおしゃれでおちゃめなマイケルくんとも今日がお別れです。
マイケルくんは日本在住ですので、またどこかで皆さんにお目にかかる機会があるかもしれません。お疲れさまでした!

マイケルくんは今日が千秋楽でしたが、英国ロイヤル・バレエ団の公演は29日まで続きます。
明後日(22日)からは、楽しくハッピーな「リーズの結婚」から一転、パプスブルク家のルドルフ皇太子の心中事件を題材にした「うたかたの恋」がスタート。
ドラマティックなこの作品では、英国ロイヤル・バレエ団のまた違った魅力をご覧いただけると思います。
「うたかたの恋」をご覧になる前に、ぜひこちらでSTORYと相関関係を確認してくださいね。作品をより一層楽しんでいただけるはずです。

英国ロイヤル・バレエ団の公演もこのblogも、そしてなかなかつぶやけないTwitterもまだまだ続きます。
これからもよろしくお願いします。

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英国ロイヤル・バレエ団「リーズの結婚」本日のキャスト

英国ロイヤル・バレエ団
「リーズの結婚」


シモーヌ(裕福な農家の未亡人):アラステア・マリオット
リーズ(その娘):ラウラ・モレーラ
コーラス(若い農夫、リーズの恋人):リカルド・セルヴェラ
トーマス(金持ちのぶどう園主):クリストファー・サウンダース
アラン(その息子):ポール・ケイ

おんどり:ジェームズ・ウィルキー
めんどり:エリザベス・ハロッド、べサニー・キーティング、エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク
リーズの友人:タラ=ブリギット・バフナニ、セリサ・デュアナ、フランチェスカ・フィルピ、
メリッサ・ハミルトン、クリステン・マクナリー、ピエトラ・メロ=ピットマン、
サマンサ・レイン、ララ・ターク

村の公証人:トーマス・ホワイトヘッド
公証人の書記:ジェームズ・ウィルキー

その他、村人達、穫り入れをする人たち、馬丁たち:英国ロイヤル・バレエ団

指揮:ダニエル・キャップス

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

◆上演時間◆

【第1幕】 15:00-16:10
休憩 25分
【第2幕】 16:35-17:20

※すでにホームページでお報せしておりますが、当初発表させていただきました「リーズの結婚」の本日のキャストが下記のとおり変更になっております。何とぞ、ご了承ください。


●「リーズの結婚」6月20日(日) 15:00
 
 リーズ:ラウラ・モレーラ (サラ・ラムより変更)
 コーラス:リカルド・セルヴェラ (イヴァン・プトロフより変更)

このキャスト変更につきまして、英国ロイヤル・バレエ団芸術監督のモニカ・メイスンより次のメッセージが届いております。
なお、サラ・ラムは当初の予定通り「うたかたの恋」のラリュシュ伯爵夫人役を演じますことを申し添えます。


すでに発表されています「リーズの結婚」公演の本日のキャスト、サラ・ラムならびにイヴァン・プトロフに変更が余儀なくされたことを残念に思います。
イヴァン・プトロフは、自分のキャリアのさらなる新天地を求めて、さきごろ英国ロイヤル・バレエ団を退団いたしました。私たち全員、彼の今後の活躍を願っています。
サラ・ラムは、先日足を怪我したため、この時期に、激しいテクニックを要求されるリーズ役を演じることができません。
2人に代わり、ロンドンのロイヤル・オペラハウスで、4月にリーズとコーラスを演じ、大喝采を受けたラウラ・モレーラならびにリカルド・セルヴェラが今公演を演じられることを嬉しく思います。
日本の観客の皆さまは、1975年の初来日以来、英国ロイヤル・バレエ団をずっと応援してきてくださっております。今回の来日で、私どものレパートリーからメジャーな3作品を全幕公演できますことを嬉しく思います。皆様が公演を楽しんでくださいますことを切に願っております。

モニカ・メイスンDBE
英国ロイヤル・バレエ団芸術監督

[ロイヤル・バレエ]2010年日本公演開幕! 「リーズの結婚」初日!

本日(6/19)、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演が、フレデリック・アシュトン振付「リーズの結婚」で開幕いたしました!
ご来場いただきました多くの皆さま、ありがとうございました。

「リーズの結婚」はいかがでしたか?
客席は笑い声が絶えず、しかも大爆笑もしばしば・・・。
ロイヤル・バレエ団のダンサーたちのダンスの素晴らしさは勿論、俳優顔負けの演技力、完璧な「間」に脱帽でした。
幕が下りたときに、とっても幸せな気持ちになれる作品です。

それでは、本日の舞台裏の様子をお届けしましょう。


マチネ(昼公演)でリーズとコーラスを演じたロベルタ・マルケスとスティーヴン・マックレーの終演後の1枚です。

IMG_0019.JPGとってもチャーミングな舞台を見せてくれた2人は、夜公演を客席から鑑賞。
初日の大役を無事に果たし、リラックスして、時に笑い声をあげて楽しそうに舞台を観ていました。


そして、こちらは夜公演に主演したマリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレスが、シニア教師のアレクサンダー・アガジャコフ先生を囲んで。

IMG_0058.JPG実生活でもパートナーのマリアネラとティアゴは息ピッタリ。すったもんだのあげく、ようやく結ばれるラストシーンの2人の幸せそうな笑顔を見ていたら、「眠れる森の美女」の終演後に舞台上でプロポーズしたという最高にハッピーな2人のエピソードを思い出しました。
27日の「ロミオとジュリエット」が楽しみです。


続いては、動物シリーズ(?)といきましょう!

客席を大いに沸かせてくれた、"おんどり"と"めんどり"たち。

IMG_0033.jpg出番を終えて楽屋に戻ってきた"めんどり"たちが、お澄まし顔で撮影に応じてくれました。

IMG_0051.JPG


最後はこちら。大人気(?)のマイケルくんです。

IMG_0036.JPG今日も無事に大役を果たしてくれました。
でも、ご存知でしたか? 
今日のマイケルくんは、ちょっと「おめかし」してました。ご覧ください、こちらの写真。

IMG_0052.JPG鬣を三つ編みにしていたのです!
すっきりと夏ヴァージョンスタイル! 素敵でしょ?!
上の舞台写真もよくよく見ると三つ編みしてるのがおわかりいただけます。
明日は、また違った趣向で登場する予定とか。明日の公演をご覧になる方は、マイケル君の鬣スタイル(?)にもご注目ください。

「リーズの結婚」は早くも明日が最終公演です。
こんなに楽しくて、幸せな気持ちにさせてくれる舞台はそうそうあるものではありません。
ぜひぜひ、ご覧になってください。
当日券は、13時30分より東京文化会館の当日券窓口で発売します。
開演は15時。ご来場お待ちしております!


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[ロイヤル・バレエ]「うたかたの恋」朝海ひかるさんからのメッセージ

本日開幕した「リーズの結婚」に続き上演されるのが、ケネス・マクミラン振付の「うたかたの恋」。
23年ぶりに日本に登場するこの作品は、ヨーロッパの名門皇族ハプスブルク家のルドルフ皇太子の心中事件を題材にしています。
今なお謎とされるルドルフの悲劇は、数々の書物や映画でも取り上げられ、日本でもシャルル・ボワイエとダニエル・ダリューの映画や宝塚歌劇団の同名の作品、そしてなんといっても大ヒットミュージカル「エリザベート」でルドルフ皇太子に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
「うたかたの恋」の初日を前に、宝塚歌劇団在団中に「エリザベート」でルドルフを、そして退団後、東宝ミュージカルでは、ルドルフの母でタイトルロールのエリザベート皇后を演じた、女優の朝海ひかるさんに、「うたかたの恋」のDVDをご覧いただき、この作品へのコメントをいただきました。

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音楽と心情、そしてパ(振付)が見事に一体になって、流れるように物語が語られていく。
一言も発していないのに、まるで台詞が聞こえているような錯覚を覚えるほど、
それぞれのキャラクターの心情が伝わってきて、
バレエを観たはずなのに、良質な芝居を観たような印象を受けました。

(ルドルフ皇太子役の)エドワード・ワトソンさんは、
ジャンプやターンの前でも、役の感情が一瞬たりとも途切れることがなく、
次第に追いつめられていくルドルフの苦悩をリアルに表現していて、
ルドルフそのもの。
ルドルフ皇太子にどこか面差しが似ていらっしゃることもあり、
舞台の上で実際のルドルフが息づいているようでした。
スタイルも抜群で、とても素敵なダンサーですね。

ルドルフの生涯を丁寧に、そしてリアリティをもって描いているこの作品を、
(宝塚で)ルドルフを演じる前に観ておきたかった・・・心からそう思います。
この夏、ミュージカル『エリザベート』で再びエリザベート役を演じますが、
この作品でのエリザベート皇后とルドルフとの関係性など
役づくりの参考にさせていただきたいと思っています。

まだバレエをご覧になったことのない、
ミュージカル・ファンや宝塚ファンの方にぜひおすすめしたい作品です。
これまで抱いていたバレエの概念が変わるのではないでしょうか。
「うたかたの恋」は芝居を観ているのと同じような感覚で楽しんでいただけるはずです。
私も今度は客席でこの作品を拝見できたらと思っています。


10-06.19Asami1.jpg朝海ひかる(女優) 

1991年に宝塚歌劇団に入団。雪組トップスターとして活躍し、2006年に退団。
宝塚歌劇団在団中の1998年「エリザベート」(宙組)でルドルフ役を、退団後の2008年には東宝ミュージカル「エリザベート」でタイトルロールを演じている。今年8月~10月には再びエリザベートを演じる。

■東宝ミュージカル「エリザベート」公式サイト
■朝海ひかるプロフィール(梅田芸術劇場)



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4988001316602.jpg●英国ロイヤル・バレエ団「うたかたの恋」DVD

CAST
ルドルフ皇太子:エドワード・ワトソン
マリー・ラリッシュ:マーラ・ガレアッツィ
ラリッシュ伯爵夫人:サラ・ラム



英国ロイヤル・バレエ団「リーズの結婚」本日のキャスト(18時開演)

英国ロイヤル・バレエ団
「リーズの結婚」


シモーヌ(裕福な農家の未亡人):アラステア・マリオット
リーズ(その娘):マリアネラ・ヌニェス
コーラス(若い農夫、リーズの恋人):ティアゴ・ソアレス
トーマス(金持ちのぶどう園主):クリストファー・サウンダース
アラン(その息子):ジョナサン・ハウエルズ

おんどり:ポール・ケイ
めんどりベサニー・キーティング、イオーナ・ルーツ、エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク
リーズの友人:タラ=ブリギット・バフナニ、フランチェスカ・フィルピ、ナタリー・ハリソン、
ローラ・マッカロク、クリスティアン・マクナリー、ピエトラ・メロ=ピットマン、
サマンサ・レイン、ララ・ターク

村の公証人:ギャリー・エイヴィス
公証人の書記:ポール・ケイ

その他、村人達、穫り入れをする人たち、馬丁たち:英国ロイヤル・バレエ団

指揮:ダニエル・キャップス

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

(下線が会場でお配りしたキャスト表からの変更点です。)

◆上演時間◆

【第1幕】 18:00-19:10
休憩 25分
【第2幕】 19:35-20:20

英国ロイヤル・バレエ団「リーズの結婚」本日のキャスト(13時開演)

英国ロイヤル・バレエ団
「リーズの結婚」


シモーヌ(裕福な農家の未亡人):フィリップ・モーズリー
リーズ(その娘):ロベルタ・マルケス
コーラス(若い農夫、リーズの恋人):スティーブン・マックレー
トーマス(金持ちのぶどう園主):ギャリー・エイヴィス
アラン(その息子):ルドヴィック・オンディヴィエラ

おんどり:ミハイル・ストイコ
めんどり:リャーン・コープ、イオーナ・ルーツ、エマ=ジェーン・マグワイア、ロマニー・パジャク
リーズの友人:タラ=ブリギット・バフナニ、クライレ・カルベルト、
フランチェスカ・フィルピ、ナタリー・ハリソン、ローラ・マッカロク、
ピエトラ・メロ=ピットマン、サイアン・マーフィー、サマンサ・レイン

村の公証人:トーマス・ホワイトヘッド
公証人の書記:ミハイル・ストイコ

その他、村人達、穫り入れをする人たち、馬丁たち:英国ロイヤル・バレエ団

指揮:ダニエル・キャップス

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

◆上演時間◆

【第1幕】 13:00-14:10
休憩 25分
【第2幕】 14:35-15:20

[ロイヤル・バレエ]2010年日本公演 明日開幕!

英国ロイヤル・バレエ団日本公演はいよいよ明日開幕!
本日は、東京文化会館で「リーズの結婚」のゲネプロ(最終総稽古)が行われました。

ゲネプロは、マリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレスを中心に、ラウラ・モレーラとリカルド・セルヴェラが場面を返して踊りながら、進んでいきました。

本日の東京文化会館の様子を少しだけお届けしましょう。

まずは、こちら。このハンサムなポニーくん。お名前はマイケル・オーウェンくんです。

IMG_0950.JPGちょっと恥ずかしそうに(?)出番を待っているマイケルくん。

ゲネプロでは、しっかり大役を果たしていました。

IMG_0960.JPG
そして、こちらはリーズ役のマリアネラ・ヌニェス。彼女が現れると周囲がパッと明るくなる、ひまわりのようなマリアネラはリーズにピッタリ。
ベスト・パートナーのティアゴ・ソアレスと息の合った舞台をお届けします。

IMG_0958.JPG
IMG_0968.JPG1幕よりもう1枚。
「リーズの結婚」はとにかく楽しくて、明るくて、微笑ましくて、ハッピーな作品です。
じめじめとした梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばしてくれること間違いありません。
週末にピッタリのこの公演に、ぜひ足をお運びください。

明日の当日券はS券~D券まで、それぞれの公演ともに開演1時間半前から発売いたします。
昼公演は11時30分、夜公演は16時30分から発売です。


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(なかなか上手く行っておりませんが)
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[ロイヤル・バレエ]キャスト変更のお知らせ


英国ロイヤル・バレエ団より、当初チラシ、ホームページでお知らせしておりました「リーズの結婚」6月20日(日)のキャストが下記のとおり変更になるとの連絡が入りました。
何とぞ、ご了承ください。


●「リーズの結婚」6月20日(日)15:00
 
 リーズ:ラウラ・モレーラ (サラ・ラムより変更)
 コーラス:リカルド・セルヴェラ (イヴァン・プトロフより変更)


このキャスト変更につきまして、英国ロイヤル・バレエ団芸術監督のモニカ・メイソンより次のメッセージが届いております。
なお、サラ・ラムは当初の予定通り「うたかたの恋」のラリュシュ伯爵夫人役を演じますことを申し添えます。


既に発表されています「リーズの結婚」公演の6月20日のキャスト、サラ・ラムならびにイヴァン・プトロフに変更が余儀なくされたことを残念に思います。

イヴァン・プトロフは、自分のキャリアのさらなる新天地を求めて、さきごろ英国ロイヤル・バレエ団を退団いたしました。私たち全員、彼の今後の活躍を願っています。

サラ・ラムは、先日足を怪我したため、この時期に、激しいテクニックを要求されるリーズ役を演じることができません。

2人に代わり、ロンドンのロイヤル・オペラハウスで、4月にリーズとコーラスを演じ、大喝采を受けたラウラ・モレーラならびにリカルド・セルヴェラがこの作品を演じられることを嬉しく思います。

日本の観客の皆さまは、1975年の初来日以来、英国ロイヤル・バレエ団をずっと応援してきてくださっております。今回の来日で、私どものレパートリーからメジャーな3作品を全幕公演できますことを嬉しく思います。皆様が公演を楽しんでくださいますことを切に願っております。


モニカ・メイスンDBE
英国ロイヤル・バレエ団芸術監督


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ラウラ・モレーラ Laura Morera
(プリンシパル)

 マドリッド生まれ。当地でバレエを学んだ後、英国ロイヤル・バレエ学校に入学。1995年に英国ロイヤル・バレエ団に入団し、07年にプリンシパルに昇格した。レパートリーに、『オネーギン』のタチヤーナ、『ドン・キホーテ』のキトリ、『くるみ割り人形』の金平糖の精、『マノン』のレスコーの愛人、『ラ・バヤデール』のガムザッティ、『うたかたの恋』のステファニー王女、ラリッシュ伯爵夫人、『ダフニスとクロエ』のリカニオン、『シルヴィア』のディアナ、『ラ・シルフィード』のエフィ、『リーズの結婚』のリーズ、など。『トリスト』、『エレクトリック・カウンターポイント』、『ラッシュ─失われた物語の断片』ほか多くの作品を初演している。


リカルド・セルヴェラ Ricardo Cervera
(ファースト・ソリスト)

 マラガ生まれ。英国ロイヤル・バレエ学校に学ぶ。1993年に英国ロイヤル・バレエ団に入団し、 2002年にファースト・ソリストに昇格。レパートリーには、『ロミオとジュリエット』のマキューシオ、『マノン』のレスコー、『うたかたの恋』のブラットフィッシュ、『くるみ割り人形』のハンス=ペーター/くるみ割り人形、『オンディーヌ』のティレニオ、『ジゼル』のヒラリオン、『リーズの結婚』のアラン、『牧神の午後』の牧神、『ラ・シルフィード』のガーン、『シンデレラ』の道化、などがある。初演作品には、『ねじの回転』のマイルズ、『ルーム・オブ・クックス』、『トリスト』、『スリー・ソングズ-トゥー・ヴォイセズ』、『エレクトリック・カウンターポイント』、『インフラ』がある。


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[ロイヤル・バレエ]The Royal Ballet Portraits展 レセプション

本日、Paul Smith SPACE GALLERYで明日から開催される"The Royal Ballet Portraits"に先駆け、開幕レセプションが行われました。

このレセプションには、"The Royal Ballet Portraits"展の主役でもある、英国ロイヤル・バレエ団のダンサーたちも参加。
一足早くポール・スミス氏が撮影した素晴らしい写真を見学しながら、リラックスした時間を過ごしていました。

被写体となったダンサーたちにとって、ポール・スミス氏とのセッションは楽しい経験だったようで、皆自分の写真をじっくり眺めているのが印象的でした。

初日を明後日に控え、今日も朝早くからクラスとリハーサルに臨んでいたダンサーたちにとって、ひとときの休息時間だったに違いありません。

明日は「リーズの結婚」のゲネプロが行われます。
そして今から36時間後には、待ちに待ったロイヤル・バレエ団の日本公演初日の幕が上がります。
皆さまもワクワクと心ときめかせながら、開幕までもう少々お待ちください。

レセプションでのダンサーのオフショット、ちょっと暗いのですがお届けしますね。

IMG_053.JPGシンプルなギャラリースペースにモノクロの写真がとても映えます。

IMG_0054.JPGエドワード・ワトソンとサラ・ラム。プロモーションツアーに続き素敵なポーズで応えてくれました。

IMG_0062.JPG
吉田都さんもレセプションに参加。ご自身のポートレートの前で撮影をお願いしました。

IMG_0065.JPGタマラ・ロホは2階のショップで撮影。笑顔がとても魅力的です。

IMG_0058.JPGマーラ・ガレアッツィ(左から人目)には、平野亮一さんが声をかけてくれました。リカルド・セルヴェラ(右から2人目)も一緒に撮影。

IMG_0068.JPGこちらは、崔由姫さん(左)が集めてくれた面々。由姫さんの横にはスティーヴィン・マックレーが。そして右から2人目の美しい金髪のダンサーは、活躍目覚ましいメリッサ・ハミルトンです。

4月に新たに撮影したという写真も展示されていますので、ぜひ公演の前後に足をお運びください!


The Royal Ballet Portraits

●日時: 2010年6月18日(金) - 7月6日(火)
●場所: Paul Smith SPACE GALLERY
     東京都渋谷区神宮前5-46-14 3F 11:00-20:00(水曜定休)

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

■AERA2010年6月21日号(6月14日発売/朝日新聞社)

目覚しい活躍を続けている崔由姫、高田茜を取り上げた「英ロイヤル・バレエ団の日本人」が掲載されました。このBlogにもダンサーインタビューを寄稿してくださった岩城京子さんが執筆しています。

[ロイヤル・バレエ]カンパニー到着!

早いもので、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の開幕まで、あと5日となりました!
今回の日本公演には、ダンサー82名ほか、芸術スタッフや技術スタッフ、事務局など総勢145名が参加しますが、本日そのうちの約100名が来日しました。
朝9時過ぎ、到着した95名は大型バス3台で都内のホテルへ。
プリンシパルのマーラ・ガレアッツィ、サラ・ラム、マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス、そしてプリンシパルに昇格したばかりのセルゲイ・ポルーニンをはじめ、みんな長旅元気そうな表情で、チェックインしていました。
午後からは思い思いに日本初日を過ごしたようです。
そして、遅れて午後の便で、プリンシパル5名(タマラ・ロホ、ロベルタ・マルケス、ラウラ・モレーラ、エドワード・ワトソン、スティーヴン・マックレー)が到着。
4名の研修生とともにホテルに入りました。

明日からは早くもプリンシパルたちのリハーサルが始まります。
公演終了日まで、できる限りロイヤル・バレエ団メンバーの様子をお伝えしますので、お楽しみに

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

◆毎日新聞(6月14日/夕刊)
エドワード・ワトソンのインタビューが掲載されました。

◆読売新聞(6月8日/夕刊)
サラ・ラムとエドワード・ワトソンのインタビューが掲載されました。

[ロイヤル・バレエ]マリアネラ・ヌニェス インタビュー

マリアネラ・ヌニェス Marianela Nuñez
(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル・ダンサー)


10-05.29Marianela01BillCooper.jpg振付家フレデリック・アシュトンはかつて南アフリカ出まれのダンサー、ナディア・ネリーナのために『リーズの結婚』を作りあげた。それからちょうど半世紀。アルゼンチン出身の舞姫マリアネラ・ヌニェスは、まるでそれが自分のために仕立てられたダンスであるかのようにリーズ役をものにしてみせる。また二年前に初挑戦した『ロミオとジュリエット』でも、英国ガーディアン紙から「舞台にいるダンサーのために物語が書き下ろされたように思える」という賛辞を獲得。どうやら現在のヌニェスは、ダンサーとしての最盛期を迎えつつあるようだ。19歳にしてプリンシパルの座に就いてから、早くも8年。コスモスのように朗らかな彼女ならではの少女っぽさに、成熟した女性らしさをまといつつあるヌニェスと、3月某日、『リーズの結婚』の本番翌日に言葉を交わした。


---------------- 昨晩はすばらしい舞台をありがとうございました。見せ場であるファニー・エルフスラーのパ・ド・ドゥ(リボンのパ・ド・ドゥ)をはじめ、すべてが 軽やかで美しく、見ているだけでこちらまで笑顔になってしまいました。

ありがとう、そう言ってもらえて光栄です。私も昨晩の公演にはアドレナリン全開に興奮してしまって、終演後も夜中の4時まで眠れませんでした(笑)。初めてリーズを踊ったのはもう5年前になりますが、そのときからずっとこの演目には「居心地の良さ」を感じています。もちろん最初はアシュトンならではの素早いフットワークを会得するために、それなりに稽古時間を割く必要はありました。またアシュトンの控えめでアカデミックなスタイル、無理のなりアラベスクのラインや、柔らかな上半身のラインも身につけねばなりませんでした。でも、それらをいったんものにしてからは本当に舞台上でリラックスして踊ることができた。あの農家の家の扉からとびだした瞬間から、私はリーズになりきることができるのです。


---------------- 日本公演では私生活でもパートナーであるソアレスと『リーズ〜』を踊られますね。ソアレスはどちらかというと、シリアスな演技に定評がありますが。

確かに、すこしシリアスな役が多いことは事実です。でも彼は本物のアーティストですから舞台上でどんな人間にもなりきることができます。それにそもそも、彼は普段はとってもおかしな人なんですよ。どれだけ彼にユーモアのセンスがあるかわかったら、きっと日本のお客さんは彼に惚れなおすと思います。


----------------以前のあなたは「大きな笑顔とピンクのチュチュ」がトレードマークでしたが、近年では『ロミオとジュリエット』や『ジゼル』、また『うたかたの恋』のラリッシュ伯爵夫人など、より深い演劇性を要する役柄に次々に挑まれていますね。

10-05.29Marianela02DeeConway.jpgそう、以前はピンクのチュチュの『眠れる森の美女』や『くるみ割り人形』ばかり踊っていましたからね(笑)。でもそれらの役も、私はいまだに踊ることが大好きなんですよ。2年前にティアゴ(ソアレス)と初めて『ロミオ〜』と踊ったときは、まさに天にも昇る気持ちでした。以前にも取材でお話ししたように、私はこの役がずっと踊りたくてしょうがなかったので、ようやくモニカ(メイソン)から許可が出て、ジュリエットとして舞台に立つことができたときには、あまりにも嬉しくて......、一幕からずっと涙があふれっぱなしでした。観客にはわからなかったと思いますけど、平野亮一君が袖からずっと写真を撮ってくれていて、それにはばっちり涙が映っているんです。日本でもティアゴのロミオと踊ることになりますが、初演時にはあまりリハーサルの時間がなかったので、もっと細部まできちんと確認して、天才マクミランが作りあげたドラマを生き抜きたいと思います。


----------------どんどん進化するあなたの踊りに日本の観客も期待していると思います。

私自身いまダンサーとして、日々成長できているように思います。ひとつの役柄で培った知恵のうえに、次の役の知恵が重なっていく。自分のなかに知が蓄積されているのを、身をもって実感しているところです。

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取材・文:岩城京子(演劇・舞踊ライター)

photo:Bill Cooper(「リーズの結婚」)、Dee Conway(「ロミオとジュリエット」)



[ロイヤル・バレエ]メディア情報

□ダンスマガジン7月号(5月27日発売/新書館)

サラ・ラムが表紙を飾っています。また、速報スペシャル「吉田都&ロイヤル・バレエ」として、吉田都のロイヤル・オペラハウスでのラスト・ステージレポートも掲載されています。

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□DANZA 第28号(3月25日発行/東京MDE)

「うたかたの恋」でルドルフ皇太子を演じるエドワード・ワトソンとミュージカル「エリザベート」で同じくルドルフを演じる、俳優の伊礼彼方さんとの特別対談が掲載されています。
また、"よくばりバレエ・ガイド"では「うたかたの恋」が取り上げられ、詳細な見どころチェック・ポイントが紹介されています。より一層舞台を楽しんでいただくためにも、ご覧になる前にぜひご一読ください。

※DANZAデジタル・マガジンでもこれらの記事をご覧いただけます。

DANZAデジタル・マガジン
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[ロイヤル・バレエ]メディア情報



◆SPUR7月号(集英社/5月22日発売)

"ポール・スミス激写 英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル・ダンサーたちの素顔"というタイトルで、ファッションデザイナーのポール・スミス氏が撮影した、ロイヤル・バレエ団ダンサーたちのポートレートが4ページにわたって紹介されています。

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◆産経新聞(5月25日/朝刊)

"英ロイヤル・バレエ団、23年ぶり「うたかたの恋」公演" というタイトルで、「うたかたの恋」に主演するエドワード・ワトソンとサラ・ラムのインタビューが掲載されました。

●記事はこちらからお読みいただけます。  >>>産経ニュース


[ロイヤル・バレエ]スティーヴン・マックレー インタビュー


スティーヴン・マックレー Steven McRae
(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル・ダンサー)


オーストラリアに生まれてモータースポーツを愛する両親に育てられたスティーブン・マックレーは、自分の生い立ちを「バレエからもっとも縁遠い環境」と分析する。だが環境はどうであれ生まれながらにダンスの才と悠揚たる品位に恵まれた少年は、またたくまに世界へと羽ばたき、昨年末にはまだ二十代前半の若さで英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルの座に就任。「舞台に立っているときが、いちばん居心地がいいんだ」とおっとり嬉しそうに語る彼の心のふるさとは、オーストラリアでもイギリスでもなく、今はバレエに在るのかもしれない。


----------------昨年度プリンシパルに昇進されてから、舞台に対してのスタンスは何か変わりましたか。

ことさら大きな変化はないと思います。プリンシパルでもソリストでも群舞でも、自分のベストを尽くすだけ。僕はいつでもそう思って踊ってきましたから。ただもちろん「プリンシパルになる」というのは、自分のなかにつねにあった大きな目標だったので、それが思っている以上に早く成し遂げられたことは嬉しいです。努力が報われたように思います。ただもちろん、ここがゴールではありません。ここから本当の挑戦がはじまる。これからは毎日が自分との挑戦。他者ではなく自分との競争です。


----------------ロイヤル・バレエ団に入団される前年には、ローザンヌ国際バレエコンクールでタップダンスのソロを踊られ周囲を驚かせていましたね。あなたにとっては、バレエもタップもジャズも、ダンスはダンスで特に変わりはないのでしょうか。

僕は子供のころから、ただ単純に踊りたかったんです。なぜなら僕はバレエのなんたるかをまったく知らなかったから。オーストラリアではバレエをまったく見なかったから。とにかく自由に音楽にあわせて踊りたかったんです。だから今でも僕にとっては、音楽はとても重要な要素。音楽とたわむれながら踊ることが好きなんです。ただもちろん、ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとしては、ただ気持ちよく踊ればいいというわけじゃない。そこにしっかりとしたテクニックも乗せなければならない。だから音楽と技術をうまく融合させることが、優秀なダンサーには必要なんです。


----------------あなたの軽快な音楽性が買われてか、ロイヤルに入団されてからは『シンフォニック・バリエーション』『真夏の夜の夢』『リーズの結婚』と、多くのアシュトン作品を踊られていますね。『リーズ〜』は日本公演でも踊られます。

言われてみれば確かに、アシュトン作品は多いですね。でも自分ではさほど意識したことはありません。もちろん『リーズ〜』のようなコミック・バレエを踊るときには、全体のリズミカルな軽快さや、ウィットのタイミングをはずさないよう、何度も音楽を聞き返しますけど......、それは他の多くの演目でもやることですしね。それにたとえば日本で踊るもうひとつの演目である『ロミオとジュリエット』の、バルコニーの場面のパ・ド・ドゥなんて、アシュトン以上にスピーディーですからね。とにかく僕はいま、どんな演目であっても舞台上で踊ることが楽しくてしょうがないんです。日本公演ではミヤコ(吉田都)と『ロミオとジュリエット』を踊らせてもらうから、それにも本当に興奮しています。彼女は現代バレエ界を象徴する存在ですからね。ものすごく光栄です。

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「ロミオとジュリエット」ロミオ(photo:Bill Cooper)

[ロイヤル・バレエ]ポール・スミス氏撮影『ザ・ロイヤル・バレエ・ポートレート』展開催!


英国を代表するファッション・デザイナー、ポール・スミス氏撮影による、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルダンサーの素顔を撮影したエキシビション、『ザ・ロイヤル・バレエ・ポートレート』展が、Paul Smith SPACE GALLERYで開催されます。

このエキシビションは英国ロイヤル・バレエ団の日本公演に合わせて企画されたもの。
アリーナ・コジョカル、サラ・ラム、マリアネラ・ヌニェス、ヨハン・コボー、エドワード・ワトソンなど、日本公演に主演するプリンシパルを中心に、ロイヤル・オペラハウスのバックステージで撮影されたダンサーたちの素顔は、生き生きとした魅力あふれるものばかりです。
日本公演と合わせて、ぜひ足をお運びください!


The Royal Ballet Portraits

●日時: 2010年6月18日(金) - 7月6日(火)
●場所: Paul Smith SPACE GALLERY
     東京都渋谷区神宮前5-46-14 3F 11:00-20:00
     水曜定休

     *エキシビションの詳細はこちら

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●ポール・スミス・ジャパン
http://www.paulsmith.co.jp/index.html

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

"チケットぴあ"Webサイトに、エドワード・ワトソンのインタビューが掲載されました。

"世界最高峰のバレエダンサーが教える「初心者にオススメの作品」とは?"というタイトルで、「World Classics@Cinema...」で上映中の「オンディーヌ」の見どころ、ダンサーとしての心がけていることなどを語っています。

●チケットぴあ ニュース

[ロイヤル・バレエ]マーラ・ガレアッツィ インタビュー

マーラ・ガレアッツィ Mara Galeazzi
(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル・ダンサー)

イタリア出身のマーラ・ガレアッツィは、そのお国柄にたがわぬ情熱的なダンサー。彼女がはじめて『マイヤーリンク』のマリー・ヴェッツェラ役を任されたのはまだ入団一年目の19歳のとき。だがのちに芸術監督モニカ・メイソンは「あのときから、あなたのなかにはマクミランの血が流れていたわね」と彼女に賛辞を送った。まさに芸術監督お墨付きの、フェリやデュランテにつづくイタリア産ドラマティック・ダンサー。だが彼女にそんな言葉を伝えると、ありがたい褒め言葉だけれど「私は私」、と成熟した女性ならではの意志強い答えを返してきた。


--------「私は私」という考え方は、92年にこのカンパニーに入団されたときから持たれていたのですか。

そうですね。私は今までいちども、誰かと競って頂点に立とうと思ったことがありません。ただ私は「自分の好きな役を踊りたい」と思ってきただけ。ですから入団後四ヶ月のあいだ役がつかなかったときには辛かったですけど、運良くその二ヶ月後にはグレン・テトリーの『ラ・ロンド』で大役をもらうことができましたし、その翌年にはマリー役を踊らせてもらうことができた。そしてそのひとつひとつの役で、私は自分のベストを尽くしてきただけ。だから話を元に戻すなら、私は私という考え方はその頃からあったように思います。アートは競技ではありません。アートとは自分だけの絵を描くことです。


--------05年頃から「Dancing for the Children」というアフリカの子供たちのためのチャリティ公演を企画されています。また一昨年にはロイヤル・バレエ団の舞台スタッフとご結婚もなさいました。いまはあなたにとって進化の時期なのですね。

ええ、まさにいま私はダンサーとしても女性としても進化しているところです。チャリティ公演の舞台に立ったときには心からこの仕事の本質的なすばらしさを――つまり「人に喜びを与える」というすばらしさを――知ることができました。また結婚は、私を女性として間違いなく成長させてくれました。ですからいまは逆に、マリーなどの少女役を踊るときには、気をつけなければならないこともある。大人の女性である私が、私自身のまま彼女を演じても、17歳の少女には決して見えませんからね。ただいずれにしろ今まで人生で様々な知識を身につけてきたことによって、役柄へのアプローチはずいぶんたやすくなったように思います。


--------日本公演では『マイヤーリンク』で、マリー・ヴェッツェラとラリッシュ伯爵夫人の二役を踊られますね。

ふたりのとても異なる女性です。いえ、マリーはまだ女性とはいいきれないですね。彼女はまだ女の子。少女ならではのまっすぐな情熱で有名人であるルドルフに恋をしてしまうんです。だからルドルフとの間にあった感情は、愛というよりも少しクレイジーな恋心に近いですね。逆にラリッシュ伯爵夫人は、私の考えでは、ルドルフを心から愛している。彼のためならなんだってする。彼女の愛はトゥルー・ラブです。ですから私はこの二役で、人生のまったく異なる段階にいる二人の女性の、まったく異なる愛をあらわすことになります。日本のお客様には、私の舞台に対しての「熱意」をなにより感じとってもらいたいですね。

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「うたかたの恋」マリー・ヴェッツェラ(photo:Johan Persson)


取材・文:岩城京子(演劇・舞踊ライター)

[ロイヤル・バレエ]ロベルタ・マルケス インタビュー

ロベルタ・マルケスRoberta Marquez
(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル・ダンサー)


小さな顔、すっと伸びた首筋、しなやかで女性らしい足のライン。ブラジル出身のバレリーナ、ロベルタ・マルケスの身体つきは、まるでドガの彫刻『14歳の踊り子』のよう。鋭角的なラインを美とする最先端のモード界が忘れ去ってしまった、柔らかであどけない少女のような優美さを体現する。そんな彼女も今年で、バレエ団のプリンシパルとして6年目。ダンサーとして成熟期に。恵まれた身体と確かな技術を淡い上品なヴェールで包み、マルケスは、これぞクラシック・バレエという古典的な美しさをみせてくれる。

--------あなたは『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『コッペリア』『ジゼル』など、特に、十九世紀クラシック・バレエの演目で高い評価を得ていますね。

そうですね、それはとても嬉しいことです。なぜなら、わたしは古典演目を踊ることが大好きですから。それになんだかんだ言っても、わたしたちはクラシック・バレエのカンパニーにいるわけで、古典演目を踊りつづけることはやはり大切にしたいと思います。ただ今後は、今までの自分の得意分野ではない踊りにもすこしずつ挑戦していきたい。たとえばわたしは『白鳥の湖』のオデットのようなアダージオを踊ることはわりと得意としますが、フォーキンの『火の鳥』のように力強く溌剌としたステップはそこまでじゃない。でもモニカ(メイソン)にうながされて、いざ『火の鳥』に挑戦してみたら、自分でも知らない自分の能力に気づくことができてとても楽しかったんです。ですから今後はもっといろいろ、それこそ斬新なコンテンポラリー作品にも挑戦してみたいと思っています。


--------明日のソワレ(3月10日)では、スティーブン・マックレーと『ロミオとジュリエット』を踊られますね。彼とは近年、とてもよいパートナーシップを築かれているように思います。

ええ、スティーブンとは一緒に踊る前からとても良い友達だったので、遠慮なくなんでも話すことができるんです。人によってはわたしは照れてしまって、言いたいことが言えないことがあるのですが、彼とはリハーサルでどんなことでも言いあえる。それが本番でのパートナーシップに役だっているように思います。ジュリエットは大好きな役のひとつです。わたしはブラジルで、たしかまだ14歳ぐらいのときに、はじめてワシーリエフ版の『ロミオとジュリエット』を踊ったんですけれど、そのときよりもずっと自由に、ずっと自然体に、ジュリエットになれているように思います。それにスティーブンのロミオはとてもみずみずしいので、彼の若いエネルギーがわたしにも感染して、作品全体に高揚感が生まれるんです。


--------日本では彼と『リーズの結婚』を踊られますね。

アシュトンを踊るときに何より大事なのは、難しいステップの数々を手もなくこなしているように見せること。軽やかに弾むように、ジャンプなどのステップこなさなければいけません。あとはこうしたコミック・バレエで大切なのは、ステップやマイムのタイミング。きっかけが数秒ずれるだけで、なんにも面白みのない退屈な作品になってしまいますからね。でもスティーブンとなら大丈夫です。呼吸のタイミングもばっちりです。

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『リーズの結婚』(photo:Bill Cooper)


取材・文:岩城京子(演劇・舞踊ライター)

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

☐スワンマガジンVol.19 2010春号(平凡社)

21ページにわたる英国ロイヤル・バレエ団特集には、「うたかたの恋」レビュー、アリーナ・コジョカル、サラ・ラム、エドワード・ワトソン、セルゲイ・ポルーニンのインタビュー、"ロイヤル・スタイル"の魅力など充実した記事が満載です。

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[ロイヤル・オペラハウス]映画館で楽しむオペラとバレエ~World Classics@CINEMA

ソニー株式会社が展開するWorld Classics@CINEMAでは、ロイヤル・オペラハウスやミラノ・スカラ座などヨーロッパの名門歌劇場で収録されたオペラ・バレエ9作品を全国各地の映画館で順次上映中です。
ロイヤル・オペラハウスからは、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(2008年収録)とバレエ「オンディーヌ」(2009年収録)、「くるみ割り人形」(2008年収録)の3演目がラインナップされています。
「くるみ割り人形」はすでに上映が終了しておりますが、英国ロイヤル・バレエ団日本公演に出演する吉田都、エドワード・ワトソン主演の「オンディーヌ」、そして英国ロイヤル・オペラ日本公演の「椿姫」でジョルジュ・ジェルモンを演じるサイモン・キーンリサイド主演の「ドン・ジョヴァンニ」が、4月から上映がスタートします。(上映日程はこちら>>>

全国の映画館の先陣を切ってすでに「オンディーヌ」の上映が始まっているシネマイクスピアリ(舞浜)では、ふだんクラシックに馴染みのない方々でも理解が深まる、専門家による解説付き上映会を実施しています。
オペラ・バレエに造詣の深い専門家が、上映前に楽しくわかりやすく上映作品を解説してくれるこの企画。残念ながら「オンディーヌ」の解説付き上映会[講師:長野由紀氏(舞踊評論家)]は大好評のうちに昨日終了してしまいましたが、来週火曜日(4/13)には、音楽評論家の加藤浩子さんによる、「ドン・ジョヴァンニ」の解説付き上映会が行われます。ぜひ、この機会に作品をより深く楽しめる解説とともに映画館の大スクリーンで見るオペラを体験なさってください。


●シネマイクスピアリ/オペラ&バレエ解説付き上映会

《第2回》 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(サーモン・キーンリサイド主演)
 講師:加藤浩子さん(音楽評論家)
 日時:4月13日(火)午前11時開演(本編上映前)

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

☐シアターガイド 5月号(4月2日発売/モーニングデスク)

演劇情報誌シアターガイドの特集「芝居好きに贈るバレエ」に、「うたかたの恋」でルドルフ皇太子を演じるエドワード・ワトソンと東宝ミュージカル「エリザベート」で同じくルドルフ皇太子を演じる伊礼彼方さんの対談が掲載されました。
バレエとミュージカル、ジャンルや表現方法は違いますが、同じ役を演じる2人の対談は大いに盛り上がり、それぞれの役作りや思い入れなど、熱く語っています。ぜひご覧ください。

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[ロイヤル・バレエ]リャーン・ベンジャミン インタビュー

リャーン・ベンジャミン(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル・ダンサー)
Leanne Benjamin


山椒は小粒でもぴりりと辛い。英国ロイヤル・バレエ団で17年プリンシパルとして踊りつづけ、英国帝国勲章受賞者でもあるリャーン・ベンジャミンは、理想的な細身のバレリーナ体型で身長たったの158cm。「ハロー、今日はよろしくね」と挨拶するその姿は十代の可憐な少女のよう。だがひとたび取材が始まると、大企業のビジネスエリートのように鋭利に質問に応えていく。イエスのときはイエス、ノーのときはノー。彼女のバレエ哲学には曖昧さがない。そして明日のほうがほんの少し今よりよいダンサーになれるよう、努力家な彼女は今日も稽古場のバーの前に立つ。


--------あなたは92年にロイヤル・バレエ団に入団する前にも様々なカンパニー(サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団、ロンドン・フェスティバル・バレエ団、ベルリン国立歌劇場バレエ団)で踊って来られましたね。しかも大きな怪我やスランプにも陥ることなく、つねに第一線で活躍してきた。一流のダンサーでありつづける秘訣を教えてください。

何よりの秘訣は「規律性」にあります。日々欠かさず稽古場にむかうこと。そして少しでも向上するよう努めること。その地道な積み重ねがあるとき本番で実を結ぶのです。あとは幸運なことに私は、ダンサーに向いた資質を持って生まれてきたのだと思います。だからなにを食べようが太らないですし、無理せず柔軟な身体を保つことができる。もし私が人生の大切なこと--------たとえば夫や、子供や、食生活を--------犠牲にしてまでバレエに向き合わなければならなかったら、今日まで踊りつづけることはできなかったと思います。それに「ジゼル」からマクミランからウェイン・マクレガーまで、自在に踊りこなすこともできなかったでしょうね。

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「うたかたの恋」マリー・ヴェッツェラ(photo:Bill Cooper)


--------確かにキャリアが進むにつれて、古典作品かコンテンポラリー作品どちらかに重きを置くダンサーは多いですが、あなたは両方とも均等に踊る。それはなぜですか?

なぜって、それは私が両方踊れるからよ(笑)。それは冗談だとしても、双方を踊る機会を与えられて本当にラッキー。来シーズンには17歳のときから踊る「ジゼル」にも、キム・ブランドストラップの新作にも出演しますからね。これだけ幅広い演目を踊って来られたからこそ、私は精神的に苦しくなることなくバレエ界で生き残って来られたのだと思います。


--------日本では「うたかたの恋」と「ロミオとジュリエット」に主演されます。どちらも、あなたがロンドンの観客に絶賛される役柄です。

「うたかたの恋」のマリーは自信家な女の子。自分の行動をすべて計算づくに把握していて、だからこそコートの下にほぼ何も着ないでルドルフの家を訪れたりする。そんなこと、マリー・ヴェッツェラかシャロン・ストーンでもなきゃしないでしょう(笑)。だから私の踊るマリーは、ルドルフを愛しているというよりも自分自身を愛している少女です。ジュリエットは、またエドワード(ワトソン)と踊れることが楽しみ。エドワードのロミオはとても情熱的なんですよ! だから彼と踊るときは、私はただ舞台に立って「私はジュリエット」と思うだけでいい。そうすれば本能的に何をすべきかわかってくる。また私のそうした本能的な演技にエドワードも反応してくれるから、毎晩少しずつ違う演技が生まれてくる。すごくスリリング。目の肥えた日本のお客さんにも楽しんでもらえればと思います。

取材・文:岩城京子(演劇・舞踊ライター)

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

DANZA 第27号(3月28日発行/東京MDE)

英国ロイヤル・バレエ団の情報が満載です。表紙は「リーズの結婚」「ロミオとジュリエット」に主演するマリアネラ・ヌニェス。もちろん、インタビューも掲載されています。クローズアップ・インタビューにはサラ・ラムと残念ながら怪我のため今回の日本公演には不参加となったフェデリコ・ボネッリが登場。また、来日特集として日本公演で上演される3作品の見どころやダンサーの魅力も紹介されています。
DANZAデジタル・マガジンでもこれらの記事をご覧いただけます。

DANZAデジタル・マガジン

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[ロイヤル・バレエ]メディア情報

☐ダンスマガジン5月号(3月27日発売/新書館)

来日直前特集"魅惑のロイヤル・バレエ"として、日本公演で上演される3つの名作の見所を、アリーナ・コジョカルが紹介。たっぷりと作品の魅力を語っています。また、サラ・ラム、エドワード・ワトソンのインタビュー、ロンドン作品レポートも掲載。ロイヤル・バレエをたっぷり味わっていただけます。

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[ロイヤル・オペラハウス]メディア情報

英国ロイヤル・バレエ団、英国ロイヤル・オペラ関連記事が掲載されました。


DanceMove Vol.20チャコット フリーペーパー 

チャコットの店舗で配布されているDanceMoveの表紙とグラビアを、ロイヤル・バレエ団プリンシパルのサラ・ラムが飾っています。ロングインタビューも掲載されていますので、チャコットの各店舗に足をお運びください。

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クララ4月号(3月10日発売/新書館)

巻頭対談にロイヤル・バレエ団のサラ・ラムとエドワード・ワトソンが登場。2人の素顔がのぞけるインタビューです。

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クロワゼVol.38(3月5日発売/新書館)

ロイヤル・バレエ団のサラ・ラムのインタビューが掲載されました。

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ぶらあぼ4月号(3月18日発行/東京MDE)

アントニオ・パッパーノのインタビューが掲載されました。表紙もパッパーノが飾っています。

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デジタルマガジンeぶらあぼで記事をご覧いただけます。


読売新聞(3月19日夕刊)
夕刊トピックの特集記事「椿姫 世界の歌姫競演」で、ロイヤル・オペラ「椿姫」が紹介されました。

●読売新聞のwebサイト"YOMIURI ONLINE"で記事をご覧いただけます


モーストリー・クラシック5月号(3月20日発売/産経新聞社)

「クラシック王国 イギリス ロイヤル・オペラ、ロイヤル・バレエ来日!」特集が掲載されました。
表紙は、ロイヤル・オペラ「マノン」に主演するアンナ・ネトレプコ。ネトレプコをはじめ、「椿姫」に主演するアンジェラ・ゲオルギュー、音楽監督のアントニオ・パッパーノ、ロイヤル・オペラ総裁のトニー・ホールのインタビューのほか、ロイヤル・バレエ団公演に主演する吉田都、サラ・ラム、エドワード・ワトソンのインタビューが掲載されています。

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モーストリー・クラシックHPで、記事の一部をご覧いただけます。

[ロイヤル・バレエ]サラ・ラム&エドワード・ワトソン ビデオメッセージ

1月にプロモーションのため来日した、サラ・ラムとエドワード・ワトソンのビデオメッセージをお届けします。
このビデオメッセージは、プロモーションの2日目の夕方に撮影したのですが、時差ボケのひどかったエドワードは眠さの限界。
それでも、眠さをこらえて一生懸命笑顔で語りかけてくれるエドワードの姿に、久しぶりにこの動画を見た担当者は胸が熱くなったのでした(ちょっとだけ微笑んでしまいましたが)。
サラは、テレビキャスターも十分に務められるであろうテキパキとした口調と笑顔で、日本のファンにメッセージを届けてくれています。彼女は、まさに「才色兼備」という言葉がピッタリの女性です。
2人からの熱いメッセージ、繰り返しご覧くださいね。

2010年3月 5日 19:44 動画 | 英国ロイヤル・バレエ団

英国ロイヤル・バレエ団日本公演 明日(3/6)10時より、一斉発売開始!(残席状況)

いよいよ、明日3月6日(土)10時より、NBSチケットセンター、NBS WEBチケット、プレイガイドにて、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の一斉発売が開始となります。

一斉発売では、S券~E券までの全席種を発売いたしますが、すでに2月14日から受付を開始しております、「2演目・3演目セット券発売」により、下記の公演(席種)が満席となっております。


  「うたかたの恋」 
     ●6月22日(火)6:30p.m. S券、B券

  「ロミオとジュリエット」
     ●6月26日(土)6:00p.m. S券、A券、B券
     ●6月27日(日)6:00p.m. S券、A券、B券
     ●6月29日(火)6:30p.m. S券、A券、B券

     ※2010年3月5日(金)18時現在



上記公演(席種)につきましては、NBSチケットセンター、NBS WEBチケットでのお取り扱いはございません。
また、2演目・3演目セット券発売、NBS WEBチケットでの先行抽選予約発売などで、残席が少なくなっている公演(席種)もございます。あらかじめご了承ください。

なお、発売する座席はNBSチケットセンター、NBS WEBチケット、プレイガイドにより異なります。 NBSチケットセンター電話予約は、発売開始日と発売開始後10日間はお席番号のご案内ができませんので、お席を選んで購入されたい方は、NBS WEBチケット、プレイガイドをご利用ください。

※各プレイガイドの連絡先は英国ロイヤル・バレエ団公式サイト「公演概要」よりご確認ください。

▽英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演公式サイト「公演概要」

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

エドワード・ワトソンのインタビューが、FIGARO japon(3/20号 3月5日発売)に掲載されました。担当編集者からのメールに「とても素敵な仕上がりで、うっとり王子系です」と書かれていたポートレート写真は必見です! 

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☐FIGARO japon(3/20号 3月5日発売/阪急コミュニケーションズ)

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

チャコットのwebマガジン「Dance Cube」に、サラ・ラムとエドワード・ワトソンのインタビューが掲載されました。
日本公演で上演される3作品の魅力や見どころ、2人のこれまでの歩み、ダンサーとしてのスタンスなど、充実した内容のインタビューをぜひご一読ください。

●チャコット Dance Cube>>>

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

☐VOGUE NIPPON 4月号(2/26発売)

エドワード・ワトソンのインタビューが掲載されます。バレエの話だけでなく、彼がインスピレーションを与えられるものについても語っており、エドワードの意外な一面がご覧いただけるはず。ぜひご一読ください。

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メディア情報

☐読売新聞/夕刊(2/19)

本日(2/19)夕刊トピックに特集記事「英国バレエ 上演目白押し」が掲載されました。
ロイヤル・バレエ団日本公演で23年ぶりに上演される「うたかたの恋」についてのエドワード・ワトソンのコメントも紹介されています。

●読売新聞のwebサイト"YOMIURI ONLINE"でも記事をご覧いただけます。


☐ぴあ映画生活(web)

エドワード・ワトソンのインタビューが掲載されました。Livespireで上映される「オンディーヌ」について語っています。

●ぴあ映画生活


[ロイヤル・バレエ]エドワード・ワトソン インタビュー


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エドワード・ワトソン Edward Watson
英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル



男性ダンサーとしては並はずれてしなやかな肢体と、繊細でいながら時に大胆にエキセントリックな精神の領域に踏み込む、密度の濃い表現力。エドワード・ワトソンの舞台を見ていると、いつも「究極のマクミラン・ダンサー」という言葉が思い浮かぶ。


――前回(2008年)の来日公演では大阪での出演だけで、東京のファンはたいへん悔しい思いをしました。今回はマクミランの『ロミオとジュリエット』『うたかたの恋』の2作品に主演予定ですね。

10-02.18EdwardWatson(photo_JohanPersson)04.jpgやっと本格的な東京デビューですね(笑)。僕自身も待ちわびていました。ロミオは、まだソリストだった2004年に初めて全幕作品に主演した、思い出深い役です。

この役で心がけているのは、できるだけに人間的に演じるということ。彼はジュリエットに出会い、自分では全くコントロールできない恋というものを知ります。若い二人には家同士の確執をかえりみる分別もなく、突っ走るしかなかったんです。古典バレエの理想の王子役とは、全く違ったキャラクターなのです。

そして、事前に細部まで作りこんで舞台に臨むより、目の前の相手に反応するのが好きですね。有名な物語だから何が起こるかは誰でも知っていますが、その場で恋人たちがどう感じ、どう演じるかは毎回変わります。それがこのバレエの面白いところだと思います。


――もう一つの『うたかたの恋』では、オーストリア=ハンガリー帝国皇太子のルドルフを踊られる予定ですね。

これは、ルドルフが若い愛人マリー・ヴェッツェラとマイヤリングの狩猟地で心中するまでの、最後の数年間を描いたバレエです。主人公のルドルフの周りには、彼の複雑な性格を照らし出すように、多くの女性が登場します。彼女たちと全部で10の踊りがあるなど、まず技術やスタミナの面で過酷な役。まるでオリンピックに出ているような作品です(笑)。

10-02.18EdwardWatson(photo_JohanPersson)03.jpgルドルフは新妻に暴力をふるい、酒や麻薬におぼれ、他人を道連れに自殺してしまう。理解しがたい性格ですが、「どうして彼はそんな行動をとったんだろう?」と、内面的な裏付けを探ってゆきます。時代背景や政情、王室の一員であるというプレッシャー。史料にも当たりながら、そうしたことの影響を一つひとつ解き明かしていくのです。

舞台で踊られている場面だけではない、トータルな彼の実像に迫り、内面の裏付けを持って踊る時、モンスターのようなルドルフは初めて観客と心を通わせ、共感を得ることができるんです。他ではなかなか得られない、エモーショナルな経験です。


――マクミランのバレエといえば、何をおいてもパ・ド・ドゥが魅力ですが、『うたかたの恋』にもマリーとルドルフの素晴らしいパ・ド・ドゥがありますね。

リストの音楽もとても美しく、マクミランの最高傑作の一つだと思います。そしてそれ以上に特別なのは、この場面の雰囲気。死に向けての緊張感がキリキリと長い時間かけて高まっていくので、最後に銃声が響くといつも安堵をおぼえるほどなんです。

長野由紀(舞踊評論家)


※写真はクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。


●エドワード・ワトソン 出演予定日●

「うたかたの恋」 6月24日(木)6:30p.m. ルドルフ皇太子

「ロミオとジュリエット」 6月28日(月)6:30p.m. ロミオ


photo:Nobuhiko Hikiji(ポートレート)、Dee Conway(「ロミオとジュリエット」)、Johan Persson(「うたかたの恋」)

[ロイヤル・バレエ]2演目・3演目セット券発売状況(2/17更新)

2月13日(土)より、英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の2演目・3演目セット券発売を開始いたしましたが、2月17日(水)10時現在、下記の公演(席種)が満席となっております。


  「うたかたの恋」 
     ●6月22日(火)6:30p.m. S券

  「ロミオとジュリエット」
     ●6月26日(土)6:00p.m. S券、A券
     ●6月27日(日)6:00p.m. S券、A券、B券
     ●6月29日(火)6:30p.m. S券、A券、B券


現在、2演目・3演目セット券をNBSチケットセンターで受付中ですが、上記公演(席種)につきましては、ご用意することができません
また、本日(2/17)10:00a.m.より受付を開始いたしました、NBS WEBチケットの先行抽選予約では、システム上、上記公演(席種)をお申し込みいただくことは可能ですが、お申し込みいただきましても、お席をご用意することはできませんので、あらかじめご了承ください。

明日(2/13)より、2演目・3演目セット券発売開始!

いよいよ、明日(2月13日)10時より2演目・3演目セット券の発売がはじまります。
今回の英国ロイヤル・バレエ団日本公演では、「リーズの結婚」、「うたかたの恋」、「ロミオとジュリエット」の3演目が上演されます。
3演目すべてをS、A、B券でご覧になりたい方、または「リーズの結婚」と「うたかたの恋」、「うたかたの恋」と「ロミオとジュリエット」というように3演目のうち2演目をS、A、B券でご覧になりたい方は、明日からのセット券発売をご利用ください。
2演目でも3演目でも、各演目のご購入枚数が同数であれば、演目ごとに席種が違ってもOK。日にちや席種を組み合わせることも可能です。

例えば、こんな組み合わせが可能です。


 ◇2演目セット券
  ●「うたかた」6/24(S券2枚)+「ロミオ」6/28(A券2枚)
  ●「リーズ」6/20(A券1枚+B券1枚)+「うたかた」6/23(S券2枚)
  ●「うたかた」6/23(A券1枚)+6/24(B券1枚)+「ロミオ」6/28(S券2枚)

 ◇3演目セット券
  ●「リーズ」6/20(S券2枚)+「うたかた」6/24(B券2枚)+「ロミオ」6/28(A券1枚+B券1枚)


セット券は、NBSチケットセンター電話予約(TEL03-3791-8888)のみで受付いたします。
受付開始直後は、電話が繋がりにくくなると思いますので、あらかじめご了承ください。 なお、2演目セット券のご予約では、お席のご指定はいただけません。また、どちらか1演目のみをキャンセルすることもできませんので、お申し込み際にはご注意ください。
明日のお申し込み、お待ちしております。

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

映画情報サイト"Cinema*Cast<シネマキャスト>"でエドワード・ワトソンのインタビューが掲載されました。ぜひアクセスしてください!

Cinema*Cast<シネマキャスト>

[ロイヤル・バレエ]メディア情報

NHK BS2「クラシック ロイヤル・シート」で、英国ロイヤル・バレエ団「オンディーヌ」が放送されます。
主演は吉田都(オンディーヌ)と先日来日したエドワード・ワトソン(パレモン)。今回放送される舞台は昨年(2009年)6月に収録されたものですが、ワトソンは2005年この作品でプリンシパルに昇格しており、「僕にとって、とても思い入れのある作品」と語っています。そのときにオンディーヌを演じたのも吉田都でした。2人の息のあった舞台をお楽しみください。

●詳細は、番組ホームページよりご確認ください。

[ロイヤル・バレエ]サラ・ラム&エドワード・ワトソン プロモーションレポートvol.1

このblogでもお知らせしたとおり、先週、英国ロイヤル・バレエ団、サラ・ラム&エドワード・ワトソンが日本公演のプロモーションのため来日。3泊4日というハードなスケジュールにもかかわらず、2人で雑誌、新聞、WEBなど、20件以上の取材に応じてくれました。
このプロモーションの様子、Twitterでリアルタイム報告を試みたのですが、リアルタイムというより休息ごとのご報告という感じになってしまいました。
このTwitterでのつぶやき、@ROH_JAPAN2010にアクセスしていただくとご覧いただけます。お時間のあるときにでもぜひ!
「Twitterはまだ使い方がよくわからない」という方のために、簡単にこのblogでもプロモーションのご報告を。

2人は1月21日に到着。サラは出身地のボストンから、エドワードはロンドンから、到着したため、当初は2人別々にホテルに向かう手はずでした。が、サラの飛行機が遅れ、エドワードの飛行機が早まり、結果的に2人一緒に都内のホテルに。

翌22日は、10時からの取材に向けて、まずエドワードと広報のロージーさんが到着。エドワードは時差で一睡もできなかったということでちょっとお疲れの様子。しかし、取材がはじまるとそんなそぶりも見せず、一言ひとこと丁寧に質問に答えていました。

30分遅れてサラが到着。
東(ボストン)から西(東京)に移動してきたサラのほうが、時差はそれほどきつくない様子。
エドワードもサラもこの日はすっきりとモノトーンにまとめ、英国ロイヤル・バレエ団のダンサーらしい洗練された雰囲気を醸し出していました。

ここから怒涛の取材がスタートです。
2人一緒の最初の取材は全国紙。サラは「リーズの結婚」と「うたかたの恋」、エドワードは「うたかたの恋」と「ロミオとジュリエット」に出演するため、サラが「リーズ」、エドワードが「ロミオ~」と「うたかた」の魅力やみどころについて話し、それを受けてサラが「うたかた」の補足をするという抜群のコンビネーションで取材が進みます。
午前中に、サラは2件、エドワードは3件の取材を受けて、昼食タイム。
昼食後の休憩に撮影した写真がこちらです。

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午後からは2人一緒に新聞の取材を2件、その後サラはチャコットDance Move(3月上旬発行)の表紙撮影のため、都内のスタジオに移動。
最初に、撮影スタッフから「春のほころびはじめた花、暖かな空気」のイメージであり、ピンクやオレンジの布を使って撮影することが伝えられます。撮影の意図を理解したサラはしっかりと自分の意見をスタッフに伝え、衣裳をセレクト。
サラは陶磁器の人形のような楚々としたイメージがありますが、はっきりと、わかりやすく自分の考えを伝え、こちらが1を伝えると10理解してくれる・・・ビジネスマンとしても大成功するのではないかという感じのクレバーな女性。そして細やかな気遣いと笑顔の美しさで、彼女に接する人誰をも魅了します。
スタッフさんとの息もぴったりで完成した写真は、いずれも芸術的な美しさ。Dance Moveの発行を楽しみになさってくださいね。

一方、エドワードは株式会社ソニーが展開するWorld Classics@Cinemaで上映される『オンディーヌ』の取材も含めたインタビューが4件続きます。「ちょっとでも休憩があると眠ってしまう・・・」というエドワードは、ちょっとした空き時間も立ったまま。でも、いざ取材となると、丁寧かつ紳士的な対応で、プレスの方たちからは「こんなハードなスケジュールなのに、本当に素敵な方ですね!」との声しきり。「まさに英国紳士・・・」と感心しながらスタッフは取材に立ち会っていたのでした。

長かった1日目の取材が終わり、都内某しゃぶしゃぶ店に。エドワードはビールで、サラはペリエで乾杯。
サラはお肉も魚介類もあまり食べられないということで、野菜中心のメニューを用意してもらっていたのですが、初めて食べた「かにしゃぶ」とお餅をとても気に入った様子。
エドワードは、前回(2008年)の日本公演の際にしゃぶしゃぶをはじめて食べて、大感激したとのことで、昼間「今日の夕食はしゃぶしゃぶです!」と伝えた瞬間、満面の笑みで喜んでくれました。
2度目のしゃぶしゃぶ体験では、「『しゃぶしゃぶしゃぶ』と言いながらお肉を泳がせるのよ!」というNBSスタッフのアドバイス(?)に素直に従い、「しゃぶしゃぶしゃぶ」と嬉しそうにつぶやきながらお肉を泳がせていました。
和やかな食事会の最後、サラからの「みんなで写真を撮りましょう」提案で記念撮影。サラは取材の合間にもいろいろな写真を撮影していたので、どこかでお目見えするかも・・・。

こうして、長い1日は終わり、2人はホテルへ。
2日目の2人の様子は、日本プロモーションレポートvol.2で。もうしばらくお待ちください。

メディア情報

●日本経済新聞(1月25日夕刊)

本日(1/25)夕刊の文化面に「ロミオとジュリエット」に主演する、アリーナ・コジョカルのインタビューが掲載されました。

サラ・ラム、エドワード・ワトソン 緊急来日決定!

2010年(平成22年)が明けて、早いものでもう半月が過ぎてしまいました。
年々、時の過ぎるのが早く感じるのはなぜでしょうか・・・。

さて、年明け早々、ロイヤル・バレエ団の広報から、嬉しい知らせが届きました。
6月の英国ロイヤル・バレエ団日本公演に出演する、プリンシパルのサラ・ラムとエドワード・ワトソンが、プロモーションのため、1月22日(金)、23日(土)に緊急来日することが決定!
準備期間が短いものですから、広報担当者は現在、必死になって取材スケジュールを組んでいます。
今回のプロモーションでは、いつもとはちょっと違ったアプローチも検討中。
忙しいスケジュールを縫って来日してくれる2人のプロモーションを有意義なものにすべく、あと一週間がんばって準備を進めたいと思っています。

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そして、せっかくの機会ですので、このblogを読んでくださっている皆様から、サラ・ラム、エドワード・ワトソンへの質問を大募集いたします。
2人に聞いてみたいことだけでなく、2人への応援メッセージでも結構です。
この記事のタイトル[サラ・ラム、エドワード・ワトソン 緊急来日決定!]をクリックしていただくと、コメント書き込み欄が登場します。
このコメントはこちらが承認するまではblogに表示されませんので、どんどんお書き込みください!
お待ちしています。

そしてもうひとつ。
このblogの最初の記事にも書きましたが、18年ぶりに英国ロイヤル・オペラと英国ロイヤル・バレエ団が同じ年に来日するため、この最新情報Blogも「英国ロイヤル・オペラハウス 2010年日本シーズン」のサイトに設置し、オペラ、バレエ両方の情報をお届けしています。
同時にTwitterでもロイヤル・オペラハウス2010年日本シーズンのアカウント(@ROH_JAPAN2010)を開設して、ROH日本シーズンのあれこれをつぶやいていく・・・予定だったのですが、つぶやきはわずか3つ。
そこで、サラとエドワードの来日プロモーション中、Twitterを最大限に活用して(+担当者も懸命にTwitterを勉強して!)、リアルタイムで2人の様子をお伝えしていきたいと思っています。
ぜひぜひ、この機会にフォローしてくださいね!

英国ロイヤル・バレエ団公式サイト公開!

今年もあと3日。
今日で仕事納めという方も多いのではないでしょうか。
NBSでは今年はちょっと早めに26日に仕事納めをしたのですが、今日も年内中に片付けなければならない仕事が残っている人が何人も事務所に顔を出していました。
web担当者ももちろんそのうちの一人。
一日中、本日公開予定の英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演公式サイトの最終チェックをしておりました。
そして、web制作スタッフたちが驚異的なスピードで作業してくださったおかげで、何とか予定どおりに本日無事公開の運びとなりました!
それぞれの作品の登場人物の相関図や詳しいSTORYを掲載しておりますので、日本でなんと23年ぶりの上演となる「うたかたの恋」の作品の雰囲気もつかんでいただけるのではないでしょうか。
ぜひ英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演公式サイトをご覧になってください!

(が・・・動画だけは、新年のアップとなります。もう少々お待ちください・・・)


●英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演公式サイト

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英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演 公演詳細決定!


2010年6月の英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の公演詳細が決定いたしました!

2年ぶりの来日となる今回の公演では、英国ロイヤル・バレエ団の醍醐味を味わわせてくれる3作品をお届けします。
「リーズの結婚」は、"ロイヤル・スタイル"を生み出した創設振付家フレデリック・アシュトンの代表作の一つ。清々しい美に溢れたダンス・シーンを満載しながら、ウィットに富むコミカルな芝居で物語を大団円へと結ぶ本作は、見る人々を最高に幸福な気分へと誘います。「うたかたの恋」「ロミオとジュリエット」は、物語バレエの巨匠として名高いケネス・マクミランの作品。19世紀末のオーストリア宮廷を舞台にした「うたかたの恋」は、帝国を治める名門ハプスブルク家の皇太子ルドルフとその若き愛人マリーとの有名な心中事件を描く華麗にして衝撃的な舞台。日本では23年ぶりの上演となります。シェイクスピアの名作をもとにした「ロミオとジュリエット」は、若き恋人たちの運命的な愛と死を描き、つとに評価の高い名ヴァージョンです。また、先日お知らせいたしましたとおり、ゲスト・プリンシパルの吉田都(ゲスト・プリンシパル)にとって、この日本公演での「ロミオとジュリエット」が英国ロイヤル・バレエ団、最後の舞台となります。
 英国ロイヤル・バレエ団には、その伝統と魅力を慕って世界各地から優秀なダンサーが集まり、今、若い世代が飛躍的な成長を遂げています。充実したダンサーの布陣のもと、薫り高いドラマティック・バレエを存分に味わってください!

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英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演


■公演日程・出演者

「リーズの結婚」全2幕 LA FILLE MAL GARDÉE
振付:フレデリック・アシュトン/音楽:フェルディナン・エロール/編曲ジョン・ランチベリー

6月19日(土)1:00p.m. 
リーズ:ロベルタ・マルケス/コーラス:スティーヴン・マックレー
6月19日(土)6:00p.m. 
リーズ:マリアネラ・ヌニェス/コーラス:ティアゴ・ソアレス
6月20日(日)3:00p.m. 
リーズ:サラ・ラム/コーラス:イヴァン・プトロフ

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「うたかたの恋」全3幕 MAYERLING
振付:ケネス・マクミラン 音楽:フランツ・リスト/編曲:ジョン・ランチベリー

6月22日(火)6:30p.m. 
ルドルフ皇太子:カルロス・アコスタ/マリー・ヴェッツェラ:タマラ・ロホ/
ラリッシュ伯爵夫人:マーラ・ガレアッツィ

6月23日(水)6:30p.m.
ルドルフ皇太子:ヨハン・コボー/マリー・ヴェッツェラ:リャーン・ベンジャミン/  
ラリッシュ伯爵夫人:ラウラ・モレーラ

6月24日(木)6:30p.m. 
ルドルフ皇太子:エドワード・ワトソン/マリー・ヴェッツェラ:マーラ・ガレアッツィ/
ラリッシュ伯爵夫人:サラ・ラム

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「ロミオとジュリエット」全3幕 ROMEO AND JULIET
振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

6月26日(土)6:00p.m. 
ジュリエット:アリーナ・コジョカル/ロミオ:ヨハン・コボー

6月27日(日)1:00p.m. 
ジュリエット:マリアネラ・ヌニェス/ロミオ:ティアゴ・ソアレス

6月27日(日)6:00p.m.
ジュリエット:吉田都/ロミオ:スティーヴン・マックレー

6月28日(月)6:30p.m. 
ジュリエット:リャーン・ベンジャミン/ロミオ:エドワード・ワトソン 

6月29日(火)6:30p.m. 
ジュリエット:吉田都/ロミオ:スティーヴン・マックレー

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■会場:東京文化会館

■入場料(税込)
S=¥22,000 A=¥20,000 B=¥18,000 C=¥15,000 D=¥11,000 E=¥8,000 

◇ペア割引券 ※NBS電話予約のみで受付
S席ペア割=¥43,000  A席ペア割=¥39,000  B席ペア割=¥35,000 

◇親子ペア割引券  ※4/17(土)よりNBS電話予約のみで受付
親子S席ペア割=¥33,000  親子A席ペア割=¥30,000 親子B席ペア割=¥27,000
※お子様は小学生~高校生が対象。日にちによってはチケットをご用意できない場合があります。

◇エコノミー券 =¥6,000 
(5/22(土)よりイープラスのみで受付。お一人様2枚まで受付開始)

◇学生券= ¥4,000 
(NBS WEBチケット(*)のみで5/22(土)より発売。25歳までの学生が対象。公演当日、学生証必携)
*2010年4月1日以降、学生券はNBS WEBチケット(学生会員)のみで発売します。


■チケット発売方法

☆2演目・3演目セット券発売:2010年2月13日(土)10:00a.m.~
*NBSチケットセンター(電話予約03-3791-8888)のみで取り扱い。
*S.A.B券が対象。2演目セット券は1セットにつき2000円、3演目セット券は1セットにつき3000円割引きいたします。2演目、または3演目が同枚数であれば、日にちと券種は自由な組み合わせでお求めいただけます。

☆NBS WEBチケット先行抽選予約(S~B券)
受付期間:2月17日(水)10:00~2月21日(日)18:00

☆一斉前売開始:2009年3月6日(土)10:00a.m~
*NBSチケットセンター、NBS WEBチケットほか、下記プレイガイドで発売。

◇e+(イープラス) http://eplus.jp/ (PC&携帯) 
※プレオーダー:2月25日(木)~3月3日(水) 
◇電子チケットぴあ 0570-02-9999 http://pia.jp/t/ (PC&携帯)
(Pコード リーズの結婚:400-940 ロミオとジュリエット:400-942 うたかたの恋:400-941)
※プレリザーブ:2月25日(木)~3月3日(水) 
◇CNプレイガイド 0570-08-9990
◇東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
◇ローソンチケット 0570-000-407(10時~20時)(Lコード:33394)

※出演者は2009年12月25日現在の予定です。
英国ロイヤル・バレエ団の都合、出演者の怪我等の理由により変更になる場合がありますので、ご了承の上チケットをお求めください。出演者変更にともなうチケットの払い戻し、日にちの振替はいたしません。正式な配役は公演当日に発表いたします。
※未就学児童のご入場はお断りします。

■お問い合わせ:NBSチケットセンター 03-3791-8888


※英国ロイヤル・バレエ団2010年日本公演の公式サイトは、12月28日(月)に公開予定です。

英国ロイヤル・オペラハウス 日本シーズン2010 公式サイトオープン!


2010年、6月に英国ロイヤル・バレエ団が2年ぶり10度目の、そして9月には英国ロイヤル・オペラが実に18年ぶりの日本公演を行います。
まさに"英国ロイヤル・オペラ・ハウス 2010年日本シーズン!"の実現です。
この機会にロイヤル・バレエ、ロイヤル・オペラそれぞれの公演情報はもちろん、今もっとも活気のあるオペラハウスと言われている英国ロイヤル・オペラハウスの魅力を、このROH最新情報ブログで日本の皆さまにお届けしたいと思います。
またこのblogとともに、Twitterでもロイヤル・オペラハウス2010年日本シーズンのアカウント(@ROH_JAPAN2010)を開設して、ROH日本シーズンのあれこれをつぶやいてまいります。

2010年をロイヤル・オペラハウス・イヤーにすべく、さまざまな情報をお届けしてまいりますので、ロイヤル・オペラの公演終了まで、ご愛読ください!

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photo:Rob Moore


◆英国ロイヤル・バレエ団公演情報はこちら

◆英国ロイヤル・オペラ公演情報はこちら

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