東京バレエ団: 2011年9月アーカイブ

 英国が生んだ最高のダンスール・ノーブルと称えられ、英国ロイヤル・バレエ団の芸術監督も務めたアンソニー・ダウエルが、<シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011>Aプロで上演される「田園の出来事」(アシュトン振付)に、シルヴィ・ギエム演じるナターリヤの夫・イスライエフ役で出演することが決定しました。
 「真夏の夜の夢」や「マノン」を初演したダウエルは、ノーブルでありながら希代の演技派でもあり、90年代以降は名脇役として、舞台上で変わらぬ存在感を放ちました。とくにギエムはダウエルとの共演をたびたび望み、2003年と05年に自身の日本での公演〈愛の物語〉の「三人姉妹」(マクミラン振付)で、ギエム演じるマーシャに対して、夫のクルイギンをダウエルに依頼。味わい深い舞台が深い感銘を与えただけに、今回の舞台にも大きな期待がかかります。
 
 また、 Aプロで未定となっていた一演目が、「スプリング・アンド・フォール」よりパ・ド・ドゥ(ジョン・ノイマイヤー振付)に決定いたしました。
 併せて、Bプロで上演する「春の祭典」のキャストが下記のとおり決定しましたので、お知らせいたします。


<シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011>

Aプロ

●「田園の出来事」配役追加決定

イスライエフ:アンソニー・ダウエル


●未定演目決定:「スプリング・アンド・フォール」(ジョン・ノイマイヤー振付)

出演:吉岡美佳、高岸直樹


Bプロ

●「春の祭典」配役決定

生贄 :宮本祐宜(10/29)、長瀬直義(10/30)
2人のリーダー :柄本弾--森川茉央
2人の若い男:松下裕次--氷室友(10/29)、小笠原亮--氷室友(10/30)
生贄:奈良春夏(10/29)、吉岡美佳(10/30)
4人の若い娘:高村順子、西村真由美 、佐伯知香、吉川留衣

 

公益財団法人日本舞台芸術振興会の創立30周年記念事業として取り組んでおりました東京バレエ団・東京バレエ学校の新スタジオ(東京バレエ団新館・佐々木忠次記念バレエ会館)が、9月3日竣工いたしました。
本館の既存の2つのスタジオに、新たに新館の2つのスタジオが加わり、今後は4つのスタジオを使って、東京バレエ団・東京バレエ学校は活動することになります。
新スタジオでは、9月5日より東京バレエ学校のクラスが、翌6日より東京バレエ団のリハーサルがスタートしています。


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本館同様、ヨーロッパ風の落ち着いた雰囲気の建物の中には、2つのスタジオのほか、男女更衣室、シャワールーム、ゲストダンサーやゲスト教師用の控室も完備。良い作品を創りだすために最高の環境が整えられています。



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Cスタジオは、広さ約260平方メートル、天井高5.5mの大型スタジオ。地下1階に位置しながら、ドライエリア(空掘り)に面した天井までの大きな窓からたっぷり明るい光が注ぎます。



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1階にあるDスタジオは、広さは本館のBスタジオ(旧中スタジオ)とほぼ同じ約190平方メートルですが、天井が5.5mもあるため、開放感にあふれています。スタジオを見渡せるギャラリー(観覧席)からレッスンを見学することも可能です。

東京バレエ団は2年後の2014年に創立50周年を迎えますが、この新スタジオの完成により、これまでにも増して、国際的なバレエ団としての活動に、はずみがつくことを願っております。

今後とも、東京バレエ団・東京バレエ学校をご支援いただきますよう、お願い申し上げます。


撮影:長谷川清徳

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