2013年4月アーカイブ

東京バレエ団創立50周年プレ企画、バレエ・ブラン・シリーズ第2弾として、この秋、バレエ史上に不滅の輝きを放つ名作「ジゼル」の上演が決定!
本公演では、アルブレヒトにデヴィッド・ホールバーグを迎え、吉岡美佳と上野水香がタイトルロールのジゼルを演じます。
旬の輝きを放つプリンスと東京バレエ団が誇る2人のプリマの新たなパートナーシップはもちろんのこと、ロシアの伝統を受け継ぐ演出・美術、華やかなパ・ド・ユイット、そして毎回大きな拍手が起こるウィリの群舞まで、名作の輝きをご堪能ください!



〈東京バレエ団50周年プレ企画 バレエ・ブラン・シリーズ2〉
「ジゼル」 GISELLE


■公演日時:
10月12日(土)3:00p.m. 
ジゼル:上野水香/アルブレヒト:デヴィッド・ホールバーグ
10月14日(月・祝)3:00p.m. 
ジゼル:吉岡美佳/アルブレヒト:デヴィッド・ホールバーグ

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■会場:東京文化会館

■入場料(税込み):
 S=¥11,000 A=¥9,000 B=¥7,000 C=¥5,000 D=¥4,000 E=¥3,000
 エコノミー券=¥2,000(9/20(金)よりイープラスのみで発売)
 学生券=¥1,000(9/20(金)より、NBS WEBチケットのみで発売)
 ※未就学児童のご入場はお断りします。

 ◇NBSチケットセンター(電話)だけで申込みいただけるお得なチケット

  ◆ペア割引券[S, A, B席]  2枚で1,000円お得! 
   S券ペア割=\21,000  A券ペア割=\17,000  B券ペア割=\13,000

  ◆ファミリー券[S, A席] お子様が半額! ※6/1(土)より発売。
   大人A,B券 + 子ども1名様につき¥2,000 
   ※座席指定はできません。お子様は小学生~高校生が対象。大人1名様につきお子様2名まで。

■前売開始日:6月1日(土)10:00a.m.より

■NBS WEBチケット座席選択先行予約(S~E):5月22日(水)21:00~5月28日(火)18:00

■予定される主な配役

10月12日(土)
ジゼル:上野水香
アルブレヒト:デヴィッド・ホールバーグ
ヒラリオン:柄本弾
ミルタ:高木綾
ドゥ・ウィリ:乾友子、吉川留衣
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
村上美香、岸本夏未、河合眞里、古閑彩都貴
梅澤紘貴、岡崎隼也、杉山優一、原田祥博

10月14日(月・祝
ジゼル:吉岡美佳
アルブレヒト:デヴィッド・ホールバーグ
ヒラリオン:柄本弾
ミルタ:奈良春夏
ドゥ・ウィリ:矢島まい、川島麻実子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
乾友子、吉川留衣、川島麻実子、河谷まりあ
梅澤紘貴、杉山優一、岸本秀雄、入戸野伊織

■指揮:ワレリー・オブジャニコフ

■演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

■お問い合わせ・お申し込み:
NBSチケットセンター TEL03-3791-8888(平日10:00~18:00、土曜10:00~13:00)

ディアナ・ヴィシニョーワがこの4月16日、ロシアの舞台芸術の世界で最高の権威を誇るゴールデンマスク賞を受賞しました。受賞の対象となったのは、2011年にマリインスキー劇場で上演された〈ダイアローグ〉と題した公演。ジョン・ノイマイヤーがヴィシニョーワとハンブルク・バレエのティアゴ・ボアディンのために振付けた新作「ダイアローグ」をはじめ意欲的な作品が披露された本公演は、バレエ王国ロシアでも大きな注目と高い評価を獲得したようです。
「ダイアローグ」はこの夏の〈ヴィシニョーワ─華麗なる世界〉でも、公演のハイライトとして上演されます。期待の舞台にご注目ください!


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13-04.22_01.jpg 6年間の改修工事を終えて再開なったボリショイ劇場で、今ひときわ輝く若手ダンサーがオリガ・スミルノワである。ワガーノワ・バレエ・アカデミー出身で、在学中から英ロイヤル・バレエ・スクールとの合同公演などに出演して注目されていた。2011年、ワガーノワ・アカデミー卒業と同時にボリショイ劇場に採用された。
 ボリショイではかつての名花マリーナ・コンドラーチェワに師事。2011/12年の最初のシーズンから「眠れる森の美女」のリラの精、「ラ・バヤデール」のニキヤ、「ファラオの娘」のアスピチアなどの主要なレパートリーを踊ったほか、昨年11月、17年振りに再演されたグリゴローヴィチの「イワン雷帝」で皇妃アナスタシヤを演じて高く評価された。
 スミルノワは透明感のある、清楚なバレリーナだが、同時に確かなクラシックの技術とそれに裏打ちされた豊かな演劇性を備えている。彼女が踊るマスネ―の「タイス」(振付ローラン・プティ)を観たアンドリアン・ファジェーエフ(現ヤコプソーン・バレエ芸術監督)は彼女を「ペテルブルグ流派の精髄、驚嘆すべきラインと彫像のように美しい容姿、深い内面性」と絶賛している。
 彼女はモスクワ音楽劇場から移籍したセミョーン・チュージンと共演することが多く、昨年5月にボリショイがバランシンの「ジュエルズ」を上演したとき、「ダイアモンド」で彼とパートナーを組んで、初演で踊る栄誉に浴した。10月にもバランシンの「アポロ」(ボリショイ初演)でそれぞれアポロとテルプシコレを踊って大成功を収めた。
 今回、彼女は日本で初めてオデットを踊ると言う。モスクワではまだ「白鳥の湖」を踊っていないから、湖の情景だけとは言え筆者としては日本の皆さんが羨ましい限りである。


13-04.22_02.jpg 対するチュージンは03年にノヴォシビルスクのバレエ学校を卒業後、ソウル、チューリッヒで研鑽を積み、08年からスタニスラフスキー及びネミロヴィチ=ダンチェンコ記念モスクワ音楽劇場バレエで活躍した。11年、当時音楽劇場のバレエ監督だったフィーリンがボリショイに転じるに際して、チュージンもまたプルミエ・ダンサーとして移籍した。均整のとれた「アポロ」的な容姿と華麗な舞踊テクニックの持ち主で、特に美しい爪先と足さばきは往時のフィーリンに匹敵する。
 筆者はチュージンがまだ音楽劇場在籍中の10年3月、在モスクワ日本大使公邸で彼に会う機会があった。そのときフィーリンが「詩人チュージンは...」と彼をからかい、チュージンが「違うよ~」と少年のように拗ねていたのが楽しい思い出になっている。「ショパニアーナ」の詩人のようにノーブルな役こそ彼にふさわしいと思われたし、事実、移籍後は上述のバランシン作品のほか「ジゼル」のアルブレヒト、チャイコフスキーの三大バレエの王子など典型的なダンスール・ノーブル役を演じている。
 ところが昨年末、ボリショイで初演された子供向けバレエ「モイドディル」(穴が開くまで洗え、という意味)で、チュージンが主役のザマラーシュカ(泥んこ小僧)を演じるのを見て驚嘆した。彼は見事に泥んこ小僧になりきり、フィナーレでは観客席の子供たちと一緒になって歓声を上げながら踊っていた。彼の「詩人」とは古典バレエであれ、子供バレエであれ、ひたすらバレエの世界にのめり込んでゆく純粋無垢さにあったのだ。その意味でチュージンは、現在のボリショイが最も求めている男性ダンサーなのかも知れない。


赤尾雄人(バレエ研究/在モスクワ)

photo:Kiyonori Hasegawa(Chudin)

2013年4月21日(日)3:00 p.m. / 会場:ゆうぽうとホール

《マニュエル・ルグリの新しき世界III》Bプロ


「クリアチュア」 より
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ


「ノクターン」 ("Songs of the Night"より)
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


「アルルの女」 より
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー
マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ


「ファクタム」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:フェルナンダ・アンド・ベルナルダ・デ・ウトレーラ/ルイス・ミゲル・コボ
ヘレナ・マーティン、パトリック・ド・バナ


「ル・パルク」 より
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ 音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ


【 休 憩 】


「エイムレス」
振付:ディモ・キリーロフ・ミレフ 音楽:マーク・リボー
秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ


「テーマとヴァリエーション」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ
東京バレエ団


「ノット・ウィズアウト・マイ・ヘッド」
振付:ナタリヤ・ホレツナ 音楽:テリー・ライリー
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


「モシュコフスキー・ワルツ」
振付:ワシリー・ワイノーネン 音楽:モーリツ・モシュコフスキー
マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ


「シルヴィア」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:レオ・ドリーブ
オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ


ピアノ:髙橋 望 (「ノクターン」)

※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「ノクターン」のみピアノ伴奏)



◆上演時間

第1部 15:00 - 16:10

休憩 20分

第2部 16:30 - 17:35



※当初発表いたしました出演者、プログラムから上記のとおり変更が生じております。何卒ご了承ください。

2013年4月20日(土)3:00 p.m. / 会場:ゆうぽうとホール

《マニュエル・ルグリの新しき世界III》Bプロ


「クリアチュア」 より
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ


「ノクターン」 ("Songs of the Night"より)
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


「アルルの女」 より
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー
マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ


「ファクタム」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:フェルナンダ・アンド・ベルナルダ・デ・ウトレーラ/ルイス・ミゲル・コボ
ヘレナ・マーティン、パトリック・ド・バナ


「ル・パルク」 より
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ 音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ


【 休 憩 】


「エイムレス」
振付:ディモ・キリーロフ・ミレフ 音楽:マーク・リボー
秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ


「テーマとヴァリエーション」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ
東京バレエ団


「ノット・ウィズアウト・マイ・ヘッド」
振付:ナタリヤ・ホレツナ 音楽:テリー・ライリー
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


「モシュコフスキー・ワルツ」
振付:ワシリー・ワイノーネン 音楽:モーリツ・モシュコフスキー
マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ


「シルヴィア」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:レオ・ドリーブ
オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ


ピアノ:髙橋 望 (「ノクターン」)

※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「ノクターン」のみピアノ伴奏)



◆上演時間

第1部 15:00 - 16:10

休憩 20分

第2部 16:30 - 17:35



※当初発表いたしました出演者、プログラムから上記のとおり変更が生じております。何卒ご了承ください。

2013年4月18日(木)6:30 p.m. / 会場:ゆうぽうとホール

《マニュエル・ルグリの新しき世界III》Aプロ



「カルメン」 より
振付:ダヴィデ・ボンバナ 音楽:ジョルジュ・ビゼーほか
ニーナ・ポラコワ、キリル・クルラーエフ


「ウィンド・アンド・クラウド」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:カイハン・カルホール、アリ・バーラミ・ファード
パトリック・ド・バナ


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
マリア・ヤコヴレワ、デニス・チェリェヴィチコ


「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
小出領子、後藤晴雄、東京バレエ団


「こうもり」 より
振付:ローラン・プティ 音楽:ヨハン・シュトラウス2世
マリア・ヤコヴレワ、マニュエル・ルグリ
矢島まい


【 休 憩 】


「トリアーナ」
振付:ヘレナ・マーティン 音楽:イサーク・アルベニス
ヘレナ・マーティン


「バッハ組曲第3番」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ


「赤い涙」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:カイハン・カルホール、アリ・バーラミ・ファード
秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ、パトリック・ド・バナ


「ハムレット」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:マイケル・ティペット
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


「ルートヴィヒ2世‐白鳥の王」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:リヒャルト・ワーグナー
マリア・ヤコヴレワ、ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ



ピアノ:髙橋 望(「トリアーナ」)

※音楽は特別録音による音源を使用します。(「トリアーナ」のみピアノ伴奏)



◆上演時間

第1部 18:30 - 19:50

休憩 20分

第2部 20:10 - 21:20



※当初発表いたしました出演者、プログラムから上記のとおり変更が生じております。何卒ご了承ください。

2013年4月17日(水)6:30 p.m. / 会場:ゆうぽうとホール

《マニュエル・ルグリの新しき世界III》Aプロ



「カルメン」 より
振付:ダヴィデ・ボンバナ 音楽:ジョルジュ・ビゼーほか
ニーナ・ポラコワ、キリル・クルラーエフ


「ウィンド・アンド・クラウド」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:カイハン・カルホール、アリ・バーラミ・ファード
パトリック・ド・バナ


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
マリア・ヤコヴレワ、デニス・チェリェヴィチコ


「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
小出領子、後藤晴雄、東京バレエ団


「こうもり」 より
振付:ローラン・プティ 音楽:ヨハン・シュトラウス2世
マリア・ヤコヴレワ、マニュエル・ルグリ
矢島まい


【 休 憩 】


「トリアーナ」
振付:ヘレナ・マーティン 音楽:イサーク・アルベニス
ヘレナ・マーティン


「バッハ組曲第3番」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ


「赤い涙」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:カイハン・カルホール、アリ・バーラミ・ファード
秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ、パトリック・ド・バナ


「ハムレット」 より
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:マイケル・ティペット
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ


「ルートヴィヒ2世‐白鳥の王」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:リヒャルト・ワーグナー
マリア・ヤコヴレワ、ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ



ピアノ:髙橋 望(「トリアーナ」)

※音楽は特別録音による音源を使用します。(「トリアーナ」のみピアノ伴奏)



◆上演時間

第1部 18:30 - 19:50

休憩 20分

第2部 20:10 - 21:20



※当初発表いたしました出演者、プログラムから上記のとおり変更が生じております。何卒ご了承ください。

12-11.03Malakhov_01.jpgウラジーミル・マラーホフが、愛する日本の観客への想いを込めて続けてきた<マラーホフの贈り物>。このたび、ファイナル公演を飾るにふさわしい充実のプログラムが決定いたしました。

マラーホフが今回の公演のために用意したのは、ボリショイ・バレエ期待の新星オルガ・スミルノワと踊る「白鳥の湖」第2幕、日本で初披露となる「ラ・ペリ」(Aプロ)、えも言われぬ憂いの表情が印象的な「バレエ・インペリアル」と自身の振付作「シンデレラ」(Bプロ)。また、ロシアからアメリカ、ヨーロッパへとマラーホフの人生の旅を象徴し、彼のさまざまな表情を映し出してゆく珠玉の小品「ヴォヤージュ」は毎公演披露されます。
他の出演者たちにも注目の演目が揃いました。久々に来日するルシア・ラカッラは、2002年、2006年の<マラーホフの贈り物>で、会場を大いに沸かせた十八番「ライト・レイン」と、マリファント振付「トゥー」2人ヴァージョンをマーロン・ディノとともに。ラカッラ&ディノとシュツットガルト・バレエ団のマリア・アイシュヴァルト&マライン・ラドメーカーによる「椿姫」の3つのバ・ド・ドゥ全上演にも期待が高まります。アイシュヴァルト、ラドメーカーは、昨年の第13回世界バレエフェスティバルで踊り、熱い感動を呼んだ「ロミオとジュリエット」を再び披露。ボリショイ・バレエ団の若手ペア、スミルノワとセミョーン・チュージンによるプティ振付「タイス」やバランシン振付「ダイヤモンド」、強靱なテクニック持つベルリン国立バレエ団のヤーナ・サレンコ、ディヌ・タマズラカルの「海賊」、「タレンテラ」まで、A・Bプロともに見どころ満載。もうこれきりかもしれない、ここでしか見られない、充実のプログラムです。
マラーホフの最後の贈り物をお見逃しなく!


▽<マラーホフの贈り物 ファイナル!>プログラム詳細
http://www.nbs.or.jp/stages/1305_malakhov/cast.html


※Aプロで上演が予定されておりました「ジゼル」第2幕は、マラーホフの意向により、「白鳥の湖」第2幕に変更させていただきます。また、当初出演が予定されておりましたベルリン国立バレエ団のナディア・サイダコワは、カンパニーの都合により参加できなくなりました。なにとぞご了承ください。


photo:Kiyonori Hasegawa

<マニュエル・ルグリの新しき世界III>に当初出演が予定されていたデヴィッド・ホールバーグは、骨折中の右足第五中足骨の回復が予定より大幅に遅れており、残念ながら今回の出演が不可能となりました。そのため「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(Aプロ)及び「テーマとヴァリエーション」(Bプロ)には、ウィーン国立バレエ団のデニス・チェリェヴィチコが代わって出演いたします。なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます。
またマニュエル・ルグリが本公演で発表する予定だった新作は、本人の都合により今回は上演を見送ることになりました。そのため本人の意向により、Bプロで予定していた「こうもり」をAプロで上演することになりました。
その他の出演者の演目につきましても、一部、Aプロ/Bプロが変更となったものがございます。詳しくは下記をご確認ください。



デヴィッド・ホールバーグからのメッセージ

東京で熱心な観客の皆さまのために踊ることは、私にとってひとつのハイライトとなるべき出来事でした。 今回出演をキャンセルし、怪我からの回復に専念せざるを得なくなり、大変落胆しています。 それが身体的にすべきことなのですが、私の気持ちとしては、また芸術家としては、東京で私の芸術を皆さまと分かち合いたいと願うばかりです。なぜなら、私は皆さまにあふれるばかりの愛と尊敬の念を抱いているからです!
(私の怪我が)完治したら、また皆さまにすぐお目にかかれることでしょう。そして、ここから続きをはじめましょう!


"Dancing in Tokyo to the dedicated audiences there is a highlight of my year. It is with great disappointment that I have to cancel my appearance and focus solely on my recovery. Although it is physically what I must do, emotionally and artistically I only wish to be sharing my art with you all in Tokyo. As I have such enormous love and respect for you all! I will see you soon though, once all is healed and we will continue where we left off!"


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


-予定される演目-

Aプロ

カルメン
振付:ダヴィデ・ボンバナ
音楽:ロディオン・シチェドリン/ジョルジュ・ビゼー、ヴァルター・フェーンドリヒ、メレデス・モンク、タンブール・デュ・ブロン

ニーナ・ポラコワ、キリル・クルラーエフ

ウィンド・アンド・クラウド
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:カイハン・カルホール

パトリック・ド・バナ

チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ
振付:ジョージ・バランシン 
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

マリア・ヤコヴレワ、デニス・チェリェヴィチコ

スプリング・アンド・フォール
振付:ジョン・ノイマイヤー 
音楽:アントニン・ドヴォルザーク 

シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
東京バレエ団

こうもり
振付:ローラン・プティ
音楽:ヨハン・シュトラウス2世

マリア・ヤコヴレワ、マニュエル・ルグリ

トリアーナ
振付:ヘレナ・マーティン
音楽:イサーク・アルベニス

ヘレナ・マーティン

バッハ組曲第3番
振付:ジョン・ノイマイヤー 
音楽:ヨハン・S.バッハ

マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ

赤い涙
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:カイハン・カルホール

秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ、パトリック・ド・バナ

ハムレット
振付:ジョン・ノイマイヤー 
音楽:マイケル・ティペット

シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ

ルートヴィヒ2世─白鳥の王
振付:パトリック・ド・バナ 
音楽:リヒャルト・ワーグナー

マリア・ヤコヴレワ、ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ

Bプロ

クリアチュア
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ

秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ

ノクターン
振付:ジョン・ノイマイヤー 
音楽:フレデリック・ショパン

シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ

ファクタム
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:フェルナンダ、ベルナダ・デ・ウトレーラ/ルイス・ミゲル・コボ

ヘレナ・マーティン、パトリック・ド・バナ

アルルの女
振付:ローラン・プティ
音楽:ジョルジュ・ビゼー

マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ

ル・パルク
振付:アンジョラン・プレルジョカージュ
音楽:ウォルフガング・A.モーツァルト

オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ

エイムレス
振付:ディモ・キリーロフ・ミレフ 
音楽:マーク・リボー

秋山珠子、ディモ・キリーロフ・ミレフ

テーマとヴァリエーション
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ
東京バレエ団

ノット・ウィズアウト・マイ・ヘッド
振付:ナタリヤ・ホレツナ
音楽:テリー・ライリー

シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ

モシュコフスキー・ワルツ
振付:ワシリー・ワイノーネン
音楽:モーリッツ・モシュコフスキー

マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ

シルヴィア
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:レオ・ドリーブ

オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ

ピアノ演奏:高橋望 [「トリアーナ」(Aプロ)、「ノクターン」(Bプロ)]


※音楽は、「トリアーナ」(Aプロ)、「ノクターン」(Bプロ)はピアノ独奏、その他は特別録音による音源を使用します。
※出演者及び演目は2013年4月5日現在の予定です。出演者の都合、今後、出演者の怪我・病気、その他の都合により変更になる場合がありますので、ご了承のうえチケットをお求めください。変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の振替はいたしません。正式な出演者・演目は当日発表とさせていただきます。 

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