2010年6月アーカイブ

東京バレエ団第24次海外公演が、6月17日(木)トルコ・アスペンドスのローマ古代歌劇場で開幕しました!

約2000年の歴史を持つローマ古代歌劇場では、毎夏"アスペンドス国際オペラ・バレエフェスティバル"を開催。約1ヶ月間にオペラやバレエ、オーケストラの公演が行われ、トルコ中から多くの観客が集まっています。
今年17回目を迎えるこのフェスティバルに、東京バレエ団が初めて招かれ、モーリス・ベジャール振付の「ギリシャの踊り」「ドン・ジョヴァンニ」「ボレロ」を披露しました。

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ローマ古代歌劇場の収容人数は1万人とのことでしたが、遺跡保存のため実際の客席数は2000席。
市街地から車で30分以上かかるという立地にもかかわらず、2000の客席はほぼ満席で、最後の「ボレロ」が終わると、割れんばかりの拍手と指笛、ブラヴォーがかかり、再度長いカーテンコールとなりました。
開演時間の21時になってもまだ明るさの残る初夏の夜、観客たちは遠い日本からやってきたダンサーたちの踊るベジャール作品を心から楽しんでいるようでした。

今年は、日本とトルコの友好関係が築かれて120年目にあたり、トルコでは両国の絆を一層深めるために「2010年トルコにおける日本」を開催中です。
「日本年」事業のひとつとして行われた東京バレエ団のトルコ公演も、トルコと日本の文化交流に大きな役割を果たしたと言えます。

この模様は翌18日(金)のNHK「おはよう日本」で紹介されました。
NHKのホームページでこのニュース映像が公開されています。


●NHKホニュース 「トルコ遺跡 日本バレエ公演」>>>



なお、アスペンドス公演で披露した「ギリシャの踊り」「ドン・ジョヴァンニ」「ボレロ」は、8月に行われる帰朝報告公演<ベジャール・ガラ>でも上演されます。


東京バレエ団第24次海外公演は、このあと7月19日まで続きます。
アスペンドス公演に続き、行われたイスタンブール公演も満員の観客を集め、成功裡に終え、ドイツ・ハンブルクに移動。本日(6/22)と明日は、ハンブルク・バレエの本拠地ハンブルク州立歌劇場で公演が行われます。
東京バレエ団にとって、海外公演通算700回を達成するこのツアーにご注目ください。

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