2013年11月アーカイブ

シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー
「聖なる怪物たち」

芸術監督・振付:アクラム・カーン

ダンサー:シルヴィ・ギエム、アクラム・カーン

振付(ギエムのソロ):林懐民
振付(カーンのソロ):ガウリ・シャルマ・トリパティ

音楽:フィリップ・シェパード
およびイヴァ・ビトヴァー、ナンド・アクアヴィヴァ、トニー・カサロンガの歌より

照明:ミッキ・クントゥ
装置:針生康
衣裳:伊藤景
構成:ギィ・クールズ

演奏:アリーズ・スルイター(ヴァイオリン)
ラウラ・アンスティ(チェロ)
コールド・リンケ(パーカッション)
ファヘーム・マザール(ヴォーカル)
ジュリエット・ファン・ペテゲム(ヴォーカル)

技術主任:ファビアナ・ピッチョーリ
音響技術:ニコラ・フォール
ツアー・マネージャー: マシータ・オマー

◆上演時間◆
15:00-16:15

※本公演には休憩がございません。開演に遅れるとご自分のお席におつきいただけませんのでご注意ください。

シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー
「聖なる怪物たち」

芸術監督・振付:アクラム・カーン

ダンサー:シルヴィ・ギエム、アクラム・カーン

振付(ギエムのソロ):林懐民
振付(カーンのソロ):ガウリ・シャルマ・トリパティ

音楽:フィリップ・シェパード
およびイヴァ・ビトヴァー、ナンド・アクアヴィヴァ、トニー・カサロンガの歌より

照明:ミッキ・クントゥ
装置:針生康
衣裳:伊藤景
構成:ギィ・クールズ

演奏:アリーズ・スルイター(ヴァイオリン)
ラウラ・アンスティ(チェロ)
コールド・リンケ(パーカッション)
ファヘーム・マザール(ヴォーカル)
ジュリエット・ファン・ペテゲム(ヴォーカル)

技術主任:ファビアナ・ピッチョーリ
音響技術:ニコラ・フォール
ツアー・マネージャー: マシータ・オマー

◆上演時間◆
19:00-20:15

※本公演には休憩がございません。開演に遅れるとご自分のお席におつきいただけませんのでご注意ください。

シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニー
「聖なる怪物たち」

芸術監督・振付:アクラム・カーン

ダンサー:シルヴィ・ギエム、アクラム・カーン

振付(ギエムのソロ):林懐民
振付(カーンのソロ):ガウリ・シャルマ・トリパティ

音楽:フィリップ・シェパード
およびイヴァ・ビトヴァー、ナンド・アクアヴィヴァ、トニー・カサロンガの歌より

照明:ミッキ・クントゥ
装置:針生康
衣裳:伊藤景
構成:ギィ・クールズ

演奏:アリーズ・スルイター(ヴァイオリン)
ラウラ・アンスティ(チェロ)
コールド・リンケ(パーカッション)
ファヘーム・マザール(ヴォーカル)
ジュリエット・ファン・ペテゲム(ヴォーカル)

技術主任:ファビアナ・ピッチョーリ
音響技術:ニコラ・フォール
ツアー・マネージャー: マシータ・オマー

◆上演時間◆
19:00-20:15

※本公演には休憩がございません。開演に遅れるとご自分のお席におつきいただけませんのでご注意ください。

Aプロはメランコリー、Bプロは生きる歓び。

新たなメンバーも加えて、ウィーンの伝統をお聴かせします。


 ウィーンの音楽のルーツ、エッセンスとして世界的評価の高いウィーン室内合奏団(WKE)が2年半ぶりに来日する。代表を務めるタマーシュ・ヴァルガ氏に同グループの近況などを伺った。同氏はウィーン・フィルの首席チェロ奏者としてオペラやコンサートでの流麗な名演奏には定評があり、独奏、室内楽のほか、近年は夏のバイロイト音楽祭管弦楽団にも招かれて大活躍している。


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─ 今回、新たに参加することになった2人のヴァイオリン奏者を紹介してください。


ヴァルガ 第1ヴァイオリンのヴィリー・ビュッヒラーはウィーン・フィルと並ぶウィーンの代表的オーケストラ、ウィーン交響楽団のコンサートマスターであり、一方で日本でもよく知られている通り、シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラでヴァイオリンを弾きながら指揮をすることで高い人気を誇っています。WKEのメンバーでウィーン響の団員でもあるパッヒンガー(クラリネット)とガラー(ファゴット)の強い推薦があり、室内楽のキャリアも豊富なビュッヒラーこそWKEのトップに打ってつけの音楽家に違いありません。


 第2ヴァイオリンのギュンター・ザイフェルトは1972年以来ウィーン国立歌劇場、およびウィーン・フィルのメンバーとして、我々とは毎日のように演奏していますから、彼の卓越した音楽性、さらに人格者である面も周知の事実です。彼自身、弦楽四重奏団を結成するなどアンサンブルの達人としても著名ですよ。


 ウィーンの音楽家は同一の教育を受けていることもあって、所属団体の如何(いかん)にかかわらず音楽の方向性が共通しているため、技術面のみならず精神的にも息が合って、合奏する際の問題が非常に少ないことが指摘されます。まさに"伝統"であり"継承"と言うことが出来るでしょう。またグループとして演奏旅行に出る場合、一定期間に渡って行動を共にすることになるわけで、人間的な相性に留意すべきですが、今回の8名のメンバーでの相互間の"調和"を確信しています。


─ 東京で演奏されるプログラムの特徴を教えてください。


ヴァルガ Aプロ(4月4日)はシューベルトの「八重奏曲」を中心に組まれていて、そもそもWKEはこの作品を演奏するための編成であり、1970年のグループ結成以来、つねに演奏を続けています。名手パッヒンガーに実力を発揮してもらうのがブラームスの「クラリネット五重奏曲」で、この名作を堪能していただけたらと思います。最初のシューベルト「弦楽四重奏曲ハ短調」は後半の「八重奏曲」に対する対(つい)の曲として取り上げますので、一晩、ウィーンのメランコリーに浸ってください。


 Bプロ(4月5日)は対照的に溌剌とした生きる歓びを前面に出した選曲になっています。「セレナード」、「ディヴェルティメント」はモーツァルトの陽気な一面をよく表していて、演奏する側も楽しくなる作品ですよ。後半は言わずと知れたウィーンの名物で、ワルツの間にポルカを挟んでコントラストを付けたほか、「くるみ割り人形」でロシア色を加えました。「愛の使者」と「ジョッキー(騎士)ポルカ」は私の編曲なので、どうかよろしく(笑)。ウィーンの音楽家にとって名刺代わりのレパートリーをエキスパートのビュッヒラーのリードでお聞かせする最強プログラムですから、安心してお任せください。


─ もちろん、おおいに期待していますよ(笑)。



インタビュー・文 山崎睦[音楽ジャーナリスト、ウィーン在住]


 

 11月19日、都内ホテルにて、東京バレエ団創立50周年記念プロジェクトに関する記者会見が開催されました。会見にはウラジーミル・マラーホフも出席、プロジェクトの一環として、マラーホフが東京バレエ団のアーティスティック・アドバイザーに就任することが発表されました。

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 冒頭で、日本舞台芸術振興会の高橋典夫事務局長は、本格的物語バレエ、ノイマイヤー振付『ロミオとジュリエット』の東京バレエ団初演(2014年2月上演)、豪華ゲストを招いての〈創立50周年祝祭ガラ〉(8月)、モーリス・ベジャール・バレエ団との共同制作となるベジャール振付『第九交響曲』(11月)などがずらりと並ぶ創立50周年記念シリーズのラインナップを紹介。さらに、マラーホフの〈創立50周年祝祭ガラ〉出演、その後、11月から翌年3月まで日本に長期滞在し、アーティスティック・アドバイザーとして、2014年12月に上演予定のワイノーネン版『くるみ割り人形』、2015年2月のマラーホフ版『眠れる森の美女』、3月の『ジゼル』で東京バレエ団の指導にあたることが発表されました。
 東京バレエ団芸術監督・飯田宗孝は、「マラーホフさんは長年にわたって東京バレエ団と共演を重ねた縁の深いアーティスト。ごく自然な雰囲気で共同作業をしていけると思います」とコメント。これを受けてマラーホフは、「東京バレエ団創立50周年の年は、私と東京バレエ団の関係が始まって20周年の年でもあるんです。今回、このような機会をいただき、大変光栄です。バレエ団の質を高め、新たな才能を発掘し、より多くのお客さまにバレエを観ていただけるよう、ベストを尽くします」。さらに、「東京バレエ団ならではの伝統やスタイルを変えようとは思いません。少し"色づけ"ができたら、と思っています。新しい世代のダンサーを育てることも大切、ぜひ協力していきたい」と抱負を語りました。

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 リハーサル指導にあたる3つの古典作品については、「慣れ親しんできた作品ですから、十分に皆さんを指導することができるでしょう」と自信をのぞかせるマラーホフ。『くるみ割り人形』ではマラーホフによる一部改訂の可能性も検討され、「『眠れる森の美女』には出演も考えています」と、カラボス役で日本のファンの前に登場する予定があることを明かしました。
 日本滞在中は、東京バレエ団のクラスでの指導も行うとのこと。心強い指導者を得た東京バレエ団の、さらなる飛躍が期待されます。

文:加藤智子(フリーライター)
photo : Nobuhiko Hikiji


【東京バレエ団創立50周年記念シリーズ】

1.「ザ・カブキ」全幕(モーリス・ベジャール振付)
2013年12月14日(土)、15日(日) 東京文化会館

2. 第26次海外公演 ギリシャ
2013年12月25日(水)~30(月)
上演作品:子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」、
フレデリック・アシュトン振付「マルグリットとアルマン」(客演:シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル)/
ハラルド・ランダー振付「エチュード」

3.「ロミオとジュリエット」全幕(ジョン・ノイマイヤー振付)
2014年2月6日(木)、7日(金)、8日(土)、9日(日) 東京文化会館

4. 第27次海外公演 ポーランド、ベルギー、オーストリア、ドイツ、イタリア
2014年5月7日(水)~6月14日(土)予定
上演作品:モーリス・ベジャール振付「ギリシャの踊り」、「ドン・ジョヴァンニ」、「舞楽」、「チェロのための5つのプレリュード」、「ザ・カブキ」、「詩人の恋」、「春の祭典」/ジョン・ノイマイヤー振付「スプリング&フォール」/フェリックス・ブラスカ振付「タムタム」
  
5.〈創立50周年祝祭ガラ〉
2014年8月30日(土)~8月31日(日) NHKホール
上演予定作品:ミハイル・フォーキン振付「ペトルーシュカ」(客演:ウラジーミル・マラーホフ)、モーリス・ベジャール振付「ボレロ」、マリウス・プティパ/ナタリア・マカロワ振付「ラ・バヤデール」"影の王国"、イリ・キリアン作品、他

6.「ドン・キホーテ」全幕(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキー/ウラジーミル・ワシーリエフ振付
2014年9月19日(金)~9月21日(日) 会場:ゆうぽうとホール
 
7.「第九交響曲」(モーリス・ベジャール振付)
2014年11月8日(土)~11月9日(日) NHKホール
(共演:モーリス・ベジャール・バレエ団)
(指揮:ズービン・メータ/演奏:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)

8.「くるみ割り人形」全幕(レフ・イワーノフ/ワシリー・ワイノーネン振付)
2014年12月19日(金)~12月21日(日) 東京文化会館 

9.「眠れる森の美女」全幕(マリウス・プティパ/ウラジーミル・マラーホフ振付)
2015年2月7日(土)~2月8日(日) 東京文化会館
(客演:ウラジーミル・マラーホフ)

10.「ジゼル」全幕(マリウス・プティパ/レオニード・ラヴロフスキー振付)
2015年3月13日(金)~3月15日(日) ゆうぽうとホール

番外 めぐろバレエ祭り
2014年8月 めぐろパーシモンホール

 東京バレエ団は1964年に創立され、2014年にいよいよ創立50周年を迎えます。その創立50周年記念プロジェクトの一環として、このたびウラジーミル・マラーホフをアーティスティック・アドバイザーに迎えることが決定いたしました。
 マラーホフ氏は長年にわたって東京バレエ団との共演を重ねたゆかりの深いアーティストであり、ベルリン国立バレエ団の芸術監督としても腕をふるってきた実績があります。マラーホフ氏が現職であるベルリン国立バレエ団の芸術監督の任期を今シーズン限りで終えることから、1年間、彼を東京バレエ団のアーティスティック・アドバイザーとして迎えることになったものです。

 稀代のバレエ・スターであるマラーホフ氏は、1987年、まだボリショイ・バレエ学校在籍時代から26年にわたって幾度となく日本の舞台に登場し、日本の観客に愛されてきました。ことに東京バレエ団とは、1994年の第7回世界バレエフェスティバル(大阪公演「ジゼル」第2幕抜粋)を皮切りに、20年にわたって共演を重ね、深い信頼関係で結ばれています。

 マラーホフ氏は、2014年8月の〈創立50周年祝祭ガラ〉に出演した後、11月から翌年3月まで日本に滞在し、「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「ジゼル」の3公演について、リハーサル指導、キャスティングのアドバイスを行います。また東京バレエ団のクラスでの指導や、作品に関連したレクチャー、公開リハーサル等のイベントの出演も企画されています。

「カルメン」「エチュード」/東京文化会館


◆主な配役◆


「エチュード」

エトワール:川島麻実子、梅澤紘貴、入戸野伊織
白の舞踊手(ソリスト):沖香菜子、河合眞里

ほか、東京バレエ団


「カルメン」

カルメン:シルヴィ・ギエム
ホセ:マッシモ・ムッル
エスカミリオ:柄本弾
M:高木綾
オフィサー:木村和夫
ジプシー:氷室友
女性たち:奈良春夏、
矢島まい、川島麻実子、河谷まりあ、伝田陽美、三雲友里加
兵士たち:岡崎隼也、松野乃知、岸本秀雄、入戸野伊織、岩村暁斗


◆上演時間◆
第1幕 15:00 - 15:50
休憩  20分
第2幕 16:10 - 17:00


※本公演は特別録音によるテープを使用します。
※「カルメン」において、演出上葉巻を吸うシーンがあります。あらかじめご了承ください。

「カルメン」「エチュード」/東京文化会館

◆主な配役◆

「エチュード」

エトワール:上野水香、高岸直樹、梅澤紘貴、松野乃知
白の舞踊手(ソリスト):吉川留衣、岸本夏未

ほか、東京バレエ団


「カルメン」

カルメン:シルヴィ・ギエム
ホセ:マッシモ・ムッル
エスカミリオ:柄本弾
M:高木綾
オフィサー:木村和夫
ジプシー:岡崎隼也
女性たち:奈良春夏、
矢島まい、川島麻実子、河谷まりあ、伝田陽美、三雲友里加
兵士たち:氷室友、松野乃知、岸本秀雄、入戸野伊織、岩村暁斗


◆上演時間◆
第1幕 15:00 - 15:50
休憩  20分
第2幕 16:10 - 17:00

※本公演は特別録音によるテープを使用します。
※「エチュード」エトワール役の高岸直樹は、リハーサル中に脚を痛めたため、本公演では
後半部分を急遽梅澤紘貴が踊ることになりました。何卒ご了承をお願い致します。
※「カルメン」において、演出上葉巻を吸うシーンがあります。あらかじめご了承ください。

ウィーン室内合奏団演奏会の出演者と曲目に、当初、チラシとホームページでお知らせした内容から変更が生じております。出演が予定されていた第1ヴァイオリンのアルベナ・ダナイローヴァは突然のアンサンブル脱退のため、また第2ヴァイオリンのアンドレアス・グロスバウアーは本人の都合により来日できなくなりました。代わりまして第1ヴァイオリンにヴィリー・ビュッヒラーが、第2ヴァイオリンにギュンター・ザイフェルトが参加いたします。メンバー変更にともない、Aプロで予定されていた曲目の一部が下記のように変更となりました。なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます。


◆ウィーン室内合奏団 出演者

第1ヴァイオリン
ヴィリー・ビュッヒラー   ← アルベナ・ダナイローヴァ

第2ヴァイオリン
ギュンター・ザイフェルト   ← アンドレアス・グロスバウアー


◆Aプロ 曲目

F.シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」D.703 ← ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロンド 
J.ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
F.シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 Op.166

「カルメン」「エチュード」/東京文化会館


◆主な配役◆


「エチュード」

エトワール:奈良春夏、梅澤紘貴、入戸野伊織
白の舞踊手(ソリスト):沖香菜子、河合眞里

ほか、東京バレエ団


「カルメン」

カルメン:シルヴィ・ギエム
ホセ:マッシモ・ムッル
エスカミリオ:柄本弾
M:高木綾
オフィサー:木村和夫
ジプシー:岡崎隼也
女性たち:奈良春夏、
矢島まい、川島麻実子、河谷まりあ、伝田陽美、三雲友里加
兵士たち:氷室友、松野乃知、岸本秀雄、入戸野伊織、岩村暁斗


◆上演時間◆
第1幕 19:00 - 19:50
休憩  20分
第2幕 20:10 - 21:00


※本公演は特別録音によるテープを使用します。
※「カルメン」において、演出上葉巻を吸うシーンがあります。あらかじめご了承ください。

「カルメン」「エチュード」/東京文化会館


◆主な配役◆


「エチュード」

エトワール:上野水香、高岸直樹、梅澤紘貴、松野乃知
白の舞踊手(ソリスト):吉川留衣、岸本夏未

ほか、東京バレエ団


「カルメン」

カルメン:シルヴィ・ギエム
ホセ:マッシモ・ムッル
エスカミリオ:柄本弾
M:高木綾
オフィサー:木村和夫
ジプシー:岡崎隼也
女性たち:奈良春夏、
矢島まい、川島麻実子、河谷まりあ、伝田陽美、三雲友里加
兵士たち:氷室友、松野乃知、岸本秀雄、入戸野伊織、岩村暁斗


◆上演時間◆
第1幕 19:00 - 19:50
休憩  20分
第2幕 20:10 - 21:00


※本公演は特別録音によるテープを使用します。
※「エチュード」エトワール役の高岸直樹は、リハーサル中に脚を痛めたため、本公演では
後半部分を急遽梅澤紘貴が踊ることになりました。何卒ご了承をお願い致します。
※「カルメン」において、演出上葉巻を吸うシーンがあります。あらかじめご了承ください。

 東京バレエ団との共演となるマッツ・エック版『カルメン』、アクラム・カーンとのコラボレーション『聖なる怪物たち』の上演をひかえ、11月7日、日本舞台芸術振興会にて、シルヴィ・ギエムの合同インタビューが行われました。新聞、雑誌はじめ各媒体の記者や評論家などの出席のもと、今回上演する二つの作品への思い、その魅力について、ギエムが語りました。

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 来週にも初演の幕があがるエック版『カルメン』については、「私自身が上演を提案しました。東京バレエ団がこの作品を踊ることは、私にとっても嬉しいこと! 存命する偉大な振付家の一人と仕事ができるということは、とても大きなことです」と、東京バレエ団初演の実現を心から喜んでいる様子。さらに、「エック版のカルメンはとても動物的。まさに、メリメの原作に描かれた、"本物"のカルメンです」。ギエム演じるカルメン、日本初登場が待ち望まれます。

 4年ぶり2度目の日本での上演となる『聖なる怪物たち』については、「上演するたびに大きな喜びがある」とコメント。コンテンポラリー・ダンス界の逸材、アクラム・カーンとのこのコラボレーションは、2006年に初演、その後世界各地で断続的に上演を重ねてきました。各地での手応えを振り返り、「会話がたくさん含まれている作品なので、国によって反応の違いはあります。でも、言葉がわからなくても、最後は皆さん、子ども時代に戻っていくような、勢いのあるエネルギーに包まれていくような気がします」。

 日本のバレエ団初のエック作品上演となる『カルメン』、世界各地に感動をもたらし、深化をとげる『聖なる怪物たち』。間もなくの開幕に、期待が高まります。

文:加藤智子(フリーライター)
photo : Nobuhiko Hikiji


◆「カルメン」の公式サイト>>>

◆「聖なる怪物たち」の公式サイト>>>

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