2010年1月アーカイブ

いよいよ<マニュエル・ルグリの新しき世界>の開幕まで1週間となりました。
東京バレエ団の稽古場では、通常より早い時間から、Aプロで上演する「ホワイト・シャドウ」、「クリアチュア」のリハーサルが行われています。今週末には、「クリアチュア」に出演するオレリー・デュポンとフリーデマン・フォーゲルも来日し、2月3日の初日に向けて最後の仕上げに入ります。

初日を前に、Aプロ、Bプロともに上演時間、プログラムが決定いたしましたので、お知らせします。
(上演の順番は当日に変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください)


<マニュエル・ルグリの新しき世界>

●Aプロ
ルグリ×ド・バナ×東京バレエ団 スーパーコラボレーション


【第1部】(35分)

「クリアチュア」
オレリー・デュポン フリーデマン・フォーゲル

奈良春夏、矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子、河谷まりあ
長瀬直義、井上良太、柄本弾、杉山優一、森川茉央

「ザ・ピクチャー・オブ・・・」
マニュエル・ルグリ

【休憩】(20分)

【第2部】(60分)

「ホワイト・シャドウ」 [世界初演]
マニュエル・ルグリ、パトリック・ド・バナ

吉岡美佳、上野水香、西村真由美

松下裕次、氷室友、小笠原亮、宮本祐宜、岡崎隼也
高木綾、奈良春夏、川島麻実子

吉川留衣、河合眞里、矢島まい、渡辺理恵、河谷まりあ
梅澤紘貴、青木淳一、井上良太、杉山優一、中村祐司


●Bプロ *下記のとおり変更となりました(2/3現在)
ルグリと輝ける世界のスターたち


【第1部】(60分)

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
ヘザー・オグデン ギヨーム・コテ

「モペイ」
フリーデマン・フォーゲル

「スリンガーランド」
アニエス・ルテステュ パトリック・ド・バナ

「アザー・ダンス」
オレリー・デュポン デヴィッド・ホールバーグ

「優しい嘘」
シルヴィ・ギエム マニュエル・ルグリ

【休憩】(20分)

【第2部】(55分)

「マリー・アントワネット」
アニエス・ルテステュ パトリック・ド・バナ

「ハロ」
ヘレナ・マーティン

「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」
上野水香 高岸直

「失われた時を求めて」 "モレルとサン・ルー"
ギヨーム・コテ デヴィッド・ホールバーグ

「三人姉妹」
シルヴィ・ギエム マニュエル・ルグリ

下線が変更となった出演者


●<マニュエル・ルグリの新しき世界>公演詳細はこちらから

開幕までいよいよ2週間となった<マニュエル・ルグリの新しき世界>。
12月に行われた「ホワイト・シャドウ」のリハーサルの様子とマニュエル・ルグリ、パトリック・ド・バナのインタビューがWOWOWで下記のとおり紹介されます。ノンスクランブル放送ですので、BS放送をご覧になれる方ならどなたでもお楽しみいただけます。絶対にお見逃しなく!


■放送局:WOWOW(BS 5ch/BSデジタル191~193ch)

■番組名:演劇情報番組「プルミエール」  *ノンスクランブル放送(無料放送)

■放送日時:1月26日(火)夜11:50~11:58 *再放送あり 

※スケジュール等、詳細は番組HPでご確認ください。

東京バレエ団創立45周年記念公演IX
「ラ・シルフィード」(全2幕)


◆主な配役◆

ラ・シルフィード:上野水香
ジェイムズ:レオニード・サラファーノフ
エフィー(花嫁):西村真由美
ガーン(ジェイムズの友人):松下裕次
マッジ(魔法使い):平野玲
アンナ(ジェイムズの母):加茂律子


【第1幕】

パ・ド・ドゥ:佐伯知香-長瀬直義


【第2幕】

シルフィード(ソリスト):乾友子-奈良春夏-田中結子



指揮: 井田勝大
演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団


◆上演時間◆

【第1幕】 18:30 ~ 19:25

休憩 25分

【第2幕】 19:50 ~ 20:40

<マニュエル・ルグリの新しき世界>の初日まで、いよいよ2週間となりました。
先日もお伝えしたとおり、ファッションブランド[stodja]を展開している髙井秀樹による衣装の製作も順調に進行中。
現在公演中の東京バレエ団「ラ・シルフィード」の会場では、マニュエル・ルグリが着用するものをはじめ、3点の衣装が展示されています。

10-01.18Wfite04.JPG 10-01.18Wfite02.JPG 10-01.18Wfite03.JPG左からマニュエル・ルグリ、女性ソリスト、男性ソリストの衣装です。
(写真をクリックすると大きくなりますので、じっくりご覧ください。)

今回、振付家のド・バナのこだわりで、男性の衣装にはレザーが使われていることは以前の記事でもお知らせしましたが、実際の仕上がりはこんな感じ。
左がルグリのもの、右が男性ソリストのものです。
男性ソリストの衣装はすべて違うデザインですので、もちろんレザーの使い方も変わってくるはず。公演をお楽しみに!

10-01.18Wfite07.JPG 10-01.18Wfite06.JPG
これからも「ホワイト・シャドウ」の情報をお届けしてまいりますので、ぜひチェックしてください。

先日、キャストほか公演詳細を発表いたしました、東京バレエ団「オネーギン」の公演情報ページを公開いたしました。CASTページでは、リード・アンダーソンのインタビューもご覧いただけます。

◆東京バレエ団「オネーギン」公演情報はこちら>>>

東京バレエ団創立45周年記念公演IX
マイ・キャスト シリーズ[2]
「ラ・シルフィード」(全2幕)


◆主な配役◆

ラ・シルフィード:高木綾
ジェイムズ:柄本弾
エフィー(花嫁):田中結子
ガーン(ジェイムズの友人):松下裕次
マッジ(魔法使い):後藤晴雄
アンナ(ジェイムズの母):加茂律子


【第1幕】

パ・ド・ドゥ:岸本夏未-宮本祐宜


【第2幕】

シルフィード(ソリスト):西村真由美-吉川留衣-渡辺理恵



指揮: 井田勝大
演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団


◆上演時間◆

【第1幕】 18:30 ~ 19:25

休憩 25分

【第2幕】 19:50 ~ 20:40

東京バレエ団創立45周年記念公演IX
「ラ・シルフィード」(全2幕)


◆主な配役◆

ラ・シルフィード:上野水香
ジェイムズ:レオニード・サラファーノフ
エフィー(花嫁):西村真由美
ガーン(ジェイムズの友人):長瀬直義
マッジ(魔法使い):後藤晴雄
アンナ(ジェイムズの母):加茂律子

【第1幕】
パ・ド・ドゥ:高村順子-松下裕次

【第2幕】
シルフィード(ソリスト):乾友子-奈良春夏-田中結子

指揮: 井田勝大
演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団


◆上演時間◆

【第1幕】 15:00 ~ 15:55

休憩 25分

【第2幕】 16:20 ~ 17:10

先日、速報でお伝えいたしました<マラーホフの贈り物2010>の公演詳細(料金、予定される演目など)が決定! 公演情報ページを公開いたしました。

10-01.15malakhov.jpg
●<マラーホフの贈り物>公演情報はこちら>>>

創立45周年記念公演シリーズの最終公演として、東京バレエ団ではジョン・クランコの傑作「オネーギン」を5月に上演いたします。12月に行われたシュツットガルト・バレエ団芸術監督のリード・アンダーソンによるトライアウトを経て、このたび予定キャストと公演概要が決定いたしましました。
「オネーギン」は英国ロイヤル・バレエ団、パリ・オペラ座バレエ団、ミラノ・スカラ座バレエ団、アメリカン・バレエ・シアターなど世界屈指のバレエ団で続々レパートリーに取り入れられてきており、観客を惹きつけるだけでなく踊り手をも演じたいと強く願わせる、特別な魅力をもつ作品といえます。
その奇跡のようなドラマティック・バレエの名作を、東京バレエ団が日本のバレエ団として初めて取り組む舞台に、どうぞご期待ください!

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東京バレエ団「オネーギン」[東京バレエ団初演]

■公演日程&予定キャスト

5月14日(金) 7:00p.m.
タチヤーナ:吉岡美佳/オネーギン:高岸直樹 
オリガ:小出領子/レンスキー:長瀬直義 
グレーミン:柄本武尊

5月15日(土) 6:00p.m.
タチヤーナ:斎藤友佳理/オネーギン:木村和夫 
オリガ:高村順子/ レンスキー:井上良太 
グレーミン:平野玲

5月16日(日) 3:00p.m.

タチヤーナ:田中結子/オネーギン:後藤晴雄 
オリガ:佐伯知香/レンスキー:長瀬直義 
グレーミン:森川茉央


■会場:東京文化会館

■入場料(税込)
S=¥11,000 A=¥9,000 B=¥7,000 C=¥5,000 D=¥3,000 E=¥2,000 

エコノミー券=¥ 1,500(2010年4月17日(金)よりイープラスのみで受付。お一人様2枚まで)
学生券=¥1,000(2010年4月17日(金)よりNBS電話予約、電子チケットぴあのみで受付。25歳までの学生が対象。公演当日、学生証必携)


東京バレエ団創立45周年記念公演ファイナル特別割引料金

◆ペア割チケット ※NBSチケットセンター電話予約のみで受付
S券ペア割=¥20,000  A券ペア割=¥16,000  B券ペア割=\¥12,000 

◆グループ割引券 ※NBSチケットセンター電話予約のみで受付
4名様以上のグループはS,券、A券1枚につき2,000円割引


■チケット発売方法

☆NBS WEBチケット先行抽選予約(S、A,、B券)
受付期間:1月26日(火)10:00~2月8日(月)18:00

☆一斉前売開始:2010年2月20日(土)10:00a.m~
*NBSチケットセンター、NBS WEBチケットほか、下記プレイガイドで発売。

◇e+(イープラス) http://eplus.jp/ (パソコン&携帯)
*プレオーダー:2月11日(木)~2月17日(水)  
◇電子チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:401-229] http://pia.jp/t/ (パソコン&携帯)
*プレリザーブ:2月11日(木)~2月17日(水) 
◇東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
◇CNプレイガイド 0570-08-9990
◇ローソン・チケット 0570-000-407 (10時~20時)[Lコード:33694]

※配役は2010年1月15日現在の予定です。
出演者の怪我等の理由により変更になる場合がありますので、ご了承の上チケットをお求めください。出演者変更にともなうチケットの払い戻し、日にちの振替はいたしません。正式な配役は公演当日に発表いたします。
※未就学児童のご入場はお断りします。

■お問い合わせ:NBSチケットセンター 03-3791-8888


*横浜公演  5/23(日) 神奈川県民ホール TEL045-662-8866

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2009年12月、「オネーギン」トライアウト実施! 夢のバレエに挑戦!

昨年12月、シュツットガルト・バレエ団の芸術監督リード・アンダーソンが来日。「オネーギン」へのトライアウトとして、作品のリハーサルが2日間に渡って実施されました。「東京バレエ団の欧州公演もあり、その十分な実力はすでに知っていた。今回、ダンサーたちの集中力には感嘆させられた」とアンダーソン氏。幾通りもの候補のなかから、役柄への適性や組み合わせのバランスを重視した3通りのメイン・キャストが決定しました。

10-01.15Onegin.jpg

10-01.13LegrisCD.jpg<マニュエル・ルグリの新しき世界>Aプロで上演される、パトリック・ド・バナ振付「ホワイト・シャドウ」の世界初演を記念して、2/3と2/4の公演にご来場いただいた方の中から、毎公演抽選で150名様に、「ホワイト・シャドウ」リハーサル特写ポストカード3枚セット、または「ホワイト・シャドウ」に使用しているアルマン・アマーの音楽CDをマニュエル・ルグリのサイン入りでプレゼントいたします。

「ホワイト・シャドウ」は、1月21日よりリハーサルが再開。ルグリとド・バナが来日し、最後の仕上げに取りかかります。ダンサーとして新たな一歩を踏み出すルグリが、いまもっとも日本の観客に届けたいと願っているこの公演をお見逃しなく!

東京バレエ団「ラ・シルフィード」の初日まで1週間。
ジェイムズ役でゲスト出演するレオニード・サラファーノフ(マリインスキー・バレエ プリンシパル)は、新年早々1月6日に来日し、翌7日から東京バレエ団のリハーサルに参加。初日と2日目は、相手役の上野水香とのリハーサルを、そして本日からは全体リハーサルに加わり、初日に向けて最後の仕上げを行っています。
3度目の共演となる上野水香はもちろん、昨年4月に「エチュード」で共演した東京バレエ団のダンサーたちとも、すっかり馴染んで、息もぴったりです。

そんなサラファーノフが日本の観客の皆さまへ新年のメッセージを贈ってくれました。
松の内も明けた今、「メリー・クリスマス」と言っているのは、日本人の感覚だとちょっと不思議な気がしますが、ロシアのクリスマスは1月7日なのだとか。こちらまで幸せな気分になってしまうような笑顔いっぱいのメッセージをご覧ください!



●レオニード・サラファーノフ「ラ・シルフィード」動画はこちら>>>

<マニュエル・ルグリの新しき世界>の開幕まで1ヶ月。Aプロで上演される新作「ホワイト・シャドウ」は、初日に向けて順調にリハーサルが進んでいます。

「これこそ(Aプロ/ルグリ×ド・バナ×東京バレエ団 スーパー・コラボレーション)こそ、今の僕がやりたいこと」と語るマニュエル・ルグリ。
公演に向けて、パトリック・ド・バナとともに日本の観客の皆さまへのメッセージを届けてくれました。




リハーサルとともに、衣裳、装置、照明なども本番に向けて準備が進んでいます。
衣裳製作も佳境を迎え、順次フィティングが行われています。

「ホワイト・シャドウ」で衣裳を担当しているのは、ファッションブランド[stodja]を展開している髙井秀樹さんです。
髙井さんは連日リハーサルを見学され、イメージをスケッチ。
そして、振付家のパトリック・ド・バナと綿密な打ち合わせを重ね、製作を進めてきました。

10-01Legris01.jpgこちらは最終段階の衣裳デザイン画。ここに至るまでには、何種類ものデザイン画を描いてはド・バナの意向を聞き、さらにデザイン修正するという、気の遠くなるような作業の積み重ねでした。

10-01Legris02.jpg

生地の素材、色も徹底したこだわりをもってセレクト。次第に衣裳が形となっていきます。

激しい動きの多い「ホワイト・シャドウ」では、動きやすさも大きなポイント。
松下たち男性ソリストの衣裳は昨年末に一度衣裳あわせをした際には、生地が伸びず股関節が動かしにくかったそうですが、年明けに改良した衣裳を試したダンサーたちは、あまりの動きやすさに驚いていました。
ちなみに男性ソリスト5人(松下、氷室、小笠原、宮本、岡崎)の衣裳はすべて違うデザイン。髙井さんが数種類のデザイン画をド・バナにみせたところ、ド・バナは全員違うものを選んだとか。
また、ド・バナは素材にもこだわりがあったようで、5人の衣裳にはレザーが使われるそうです。
本番までにまだまだ衣裳は進化していく模様。
初日の舞台を楽しみになさっていてください!

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