2011年7月アーカイブ


11-07.05Guillem.jpg東日本大震災に心を痛めたシルヴィ・ギエムが、この秋、全国各地巡る"HOPE JAPAN TOUR"。
震災地でも公演を行いたいというギエムの希望が叶い、このたび岩手県盛岡市での特別公演(岩手県民会館)が決定いたしました。
なお、ギエムは今回の特別公演には無料で出演することを申し出ております。

「『ボレロ』は過去の思い出と共にあり、心を奮い立たせる強いエネルギーを与えてくれる作品。だから過去の絆を大切にしながら未来へ前進しなければならない今、『ボレロ』を踊るのはとても重要だと思う」

シルヴィ・ギエムの日本を思う深い愛情と日本の復興を願う情熱が岩手にも届けられます。





シルヴィ・ギエム&東京バレエ団
"HOPE JAPAN"盛岡特別公演


■公演日時:10月31日(月) 19:00開演

■会場:岩手県民会館大ホール

■上演作品
「詩人の恋」(上野水香/高岸直樹)
「ルナ」(シルヴィ・ギエム)
「チェロのための5つのプレリュード」(吉岡美佳/高橋竜太)
「ボレロ」(シルヴィ・ギエム&東京バレエ団)

■入場料(税込)
S=¥6,000   A=¥4,000   B=¥3,000

■前売開始日:2011年8月27日(土)

■お問い合わせ:岩手県民会館 019-624-1173

■主催:(公財)岩手県文化振興事業団/岩手日報社/岩手めんこいテレビ

■特別協賛:日本ロレックス株式会社  11-07.27_Rolex.jpg


photo:Kiyonori Hasegawa

<マニュエル・ルグリの新しき世界II>Bプロ


◆プログラム&出演者◆

「ビフォア・ナイトフォール」
振付:ニル・クリスト 音楽:ボフスラフ・マルティヌー
ニーナ・ポラコワ、ミハイル・ソスノフスキー
高村順子-宮本祐宜、佐伯知香-松下裕次、吉川留衣-長瀬直義


「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ 音楽:レオン・ミンクス
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ


「モペイ」
振付:マルコ・ゲッケ 音楽:C.P.E.バッハ
木本全優


「椿姫」より 第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
マリア・アイシュヴァルト、フリーデマン・フォーゲル


「クリアチュア」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
上野水香、パトリック・ド・バナ


「マノン」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ
ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ


【 休 憩 】


「サイレント・クライ」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:J.S. バッハ
パトリック・ド・バナ


「グラン・パ・クラシック」
振付:ヴィクトール・グゾフスキー 音楽:フランソワ・オーベール
リュドミラ・コノヴァロワ、ドミトリー・グダノフ


「カノン」
振付:イリ・ブベニチェク 音楽:オットー・ブベニチェク、ヨハン・パッヘルベル
デニス・チェリェヴィチコ、ミハイル・ソスノフスキー、木本全優


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:P.I. チャイコフスキー
バルボラ・コホウトコヴァ、フリーデマン・フォーゲル


「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I. チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト、マニュエル・ルグリ


ピアノ:三原淳子(「椿姫」)

※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「椿姫」のみピアノ伴奏)


◆タイムテーブル◆

第1部 14:00 - 15:00
休憩  20分
第2部 15:20 - 16:20

<マニュエル・ルグリの新しき世界II>Bプロ


◆プログラム&出演者◆

「ビフォア・ナイトフォール」
振付:ニル・クリスト 音楽:ボフスラフ・マルティヌー
ニーナ・ポラコワ、ミハイル・ソスノフスキー
高村順子-宮本祐宜、佐伯知香-松下裕次、吉川留衣-長瀬直義


「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ 音楽:レオン・ミンクス
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ


「モペイ」
振付:マルコ・ゲッケ 音楽:C.P.E.バッハ
木本全優


「椿姫」より 第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
マリア・アイシュヴァルト、フリーデマン・フォーゲル


「クリアチュア」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
上野水香、パトリック・ド・バナ


「マノン」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ
ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ


【 休 憩 】


「サイレント・クライ」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:J.S. バッハ
パトリック・ド・バナ


「グラン・パ・クラシック」
振付:ヴィクトール・グゾフスキー 音楽:フランソワ・オーベール
リュドミラ・コノヴァロワ、ドミトリー・グダノフ


「カノン」
振付:イリ・ブベニチェク 音楽:オットー・ブベニチェク、ヨハン・パッヘルベル
デニス・チェリェヴィチコ、ミハイル・ソスノフスキー、木本全優


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:P.I. チャイコフスキー
バルボラ・コホウトコヴァ、フリーデマン・フォーゲル


「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I. チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト、マニュエル・ルグリ


ピアノ:三原淳子(「椿姫」)

※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「椿姫」のみピアノ伴奏)


◆タイムテーブル◆

第1部 14:00 - 15:00
休憩  20分
第2部 15:20 - 16:20

<マニュエル・ルグリの新しき世界II>Aプロ


◆プログラム&出演者◆

「ホワイト・シャドウ」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:アルマン・アマー

マニュエル・ルグリ、パトリック・ド・バナ
吉岡美佳、上野水香、西村真由美

松下裕次、氷室 友、小笠原亮、宮本祐宜、岡崎隼也
高木 綾、奈良春夏、川島麻実子
梅澤紘貴、谷口真幸、井上良太、杉山優一、中村祐司
吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵、河合眞里、河谷まりあ


【 休 憩 】


「海 賊」
振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ


「マノン」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ
バルボラ・コホウトコヴァ、フリーデマン・フォーゲル


「アレポ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:ユーグ・ル・バル
ミハイル・ソスノフスキー


「ラ・シルフィード」第2幕 より
振付:ピエール・ラコット(タリオーニ版に基づく) 音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー
ニーナ・ポラコワ、木本全優
東京バレエ団


「白鳥の湖」より"黒鳥のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ 音楽:P.I. チャイコフスキー
リュドミラ・コノヴァロワ、ドミトリー・グダノフ、ミハイル・ソスノフスキー


「ファンシー・グッズ」
振付:マルコ・ゲッケ 音楽:サラ・ヴォーン
フリーデマン・フォーゲル
東京バレエ団


「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I. チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト、マニュエル・ルグリ


※音楽は特別録音によるテープを使用します。



◆タイムテーブル◆

第1部 14:00 - 15:05
休憩  20分
第2部 15:25 - 16:45


いよいよ明日7月16日(土)10時より、東京バレエ団「ジゼル」の一斉前売開始となります。
この公演にアルブレヒト役でゲスト出演するセミョーン・チュージンは、前モスクワ音楽劇場バレエ芸術監督で、現在現ボリショイ・バレエで芸術監督を務めるセルゲイ・フィーリンの推薦によりモスクワ音楽劇場バレエからボリショイ・バレエにプリンシパルとして移籍することが決定。
舞踊評論家の吉田裕さんに、今後の活躍がますます期待される若きロシアの王子チュージンの魅力をご執筆いただきました。



テクニックと演技力を兼ね備えた若きロシアの王子


11-07.15_01.JPG 優美な脚のラインに、颯爽とした立ち姿。煌めくブロンドをなびかせて長身の彼が登場するや、舞台の空気は一変してしまう。この、若きプリンシパルはボリショイ・バレエ芸術監督のセルゲイ・フィーリン(前モスクワ音楽劇場バレエ)が目を掛けてきた逸材であり、かつマニュエル・ルグリも高く評価する異才である。実際、チュージンはルグリが芸術監督を務めるウィーン国立バレエのゲスト・プリンシパルでもある。バレエ界の大物二人を唸らせている資質は、多くのバレエファンが知るとおり、昨年4月にはすでに日本デビューを飾っている。
 スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念国立モスクワ音楽劇場バレエの来日公演。本邦初演の『エスメラルダ』全三幕に主演したときのチュージンは忘れがたい。十五世紀のパリで繰り広げられる重厚な運命劇において、彼はヒロイン・エスメラルダと恋に落ちるフェビュス役を好演した。細かい脚さばきもダイナミックなジャンプも、ともに一陣の涼風が吹き抜けるかのよう。加えて、サポート技術もじつに危なげない。誰の目にも明らかなスター性だけではなく、爽やかで切れ味鋭いテクニックをも、鮮やかに証明してみせたのだ。
 この役は古典にありがちな、いわゆるロマンティックな王子役とはまるで異なる。物語のラストでは、かつて熱く心を通わせ合ったヒロインに対し、冷酷な仕打ちを見せる人物像である。純愛を貫く若者像とは違い、観客の共感は概して得られにくい。その意味では、純真な村娘を欺く『ジゼル』のアルブレヒト役と、一脈通じる難しさがあろう。にもかかわらず、チュージンは登場した一瞬で観客の心を掴み、かつ説得力ある造形でドラマ全体の厚みを際立たせたのである。さすがは演劇性を誇るカンパニーの中軸、と、見る者が思わず納得したのも自然なことである。
 その演技派ぶりは、バレエ団の最大の財産であるウラジーミル・ブルメイステル版『白鳥の湖』でも、遺憾なく発揮された。こちらは一転、青年期のメランコリーと詩情性とを完璧に体現しており、第三幕でロットバルトたちの策謀に嵌まる悲劇性を、彼ならではの無垢な持ち味と解釈力で、いやがうえにも劇的に盛り上げていた。このように、対照的な二つの役柄をそれぞれ見事に演じきり、表現力の幅も申し分がないことを示したのである。
 さて、今回はまた、日本で初めて見せる『ジゼル』全幕。これほどの役者であるからには、期待にたがわぬステージを見せてくれることは請け合いだ。新世代のプリンスが放つ馥郁たる魅惑を、ぜひとも心ゆくまで堪能したいものである。


吉田裕(舞踊評論家)

photo:Hidemi Seto



<マニュエル・ルグリの新しき世界II>Bプロ


◆プログラム&出演者◆

「ビフォア・ナイトフォール」
振付:ニル・クリスト 音楽:ボフスラフ・マルティヌー
ニーナ・ポラコワ、ミハイル・ソスノフスキー
高村順子-宮本祐宜、佐伯知香-松下裕次、吉川留衣-長瀬直義


「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ 音楽:レオン・ミンクス
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ


「モペイ」
振付:マルコ・ゲッケ 音楽:C.P.E.バッハ
木本全優


「椿姫」より 第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
マリア・アイシュヴァルト、フリーデマン・フォーゲル


「クリアチュア」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
上野水香、パトリック・ド・バナ


「マノン」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ
ニーナ・ポラコワ、マニュエル・ルグリ


【 休 憩 】


「サイレント・クライ」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:J.S. バッハ
パトリック・ド・バナ


「グラン・パ・クラシック」
振付:ヴィクトール・グゾフスキー 音楽:フランソワ・オーベール
リュドミラ・コノヴァロワ、ドミトリー・グダノフ


「カノン」
振付:イリ・ブベニチェク 音楽:オットー・ブベニチェク、ヨハン・パッヘルベル
デニス・チェリェヴィチコ、ミハイル・ソスノフスキー、木本全優


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:P.I. チャイコフスキー
バルボラ・コホウトコヴァ、フリーデマン・フォーゲル


「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I. チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト、マニュエル・ルグリ


ピアノ:三原淳子(「椿姫」)

※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「椿姫」のみピアノ伴奏)


◆タイムテーブル◆

第1部 18:30 - 19:30
休憩  20分
第2部 19:50 - 20:50

この夏急遽開催がきまった、ディアナ・ヴィシニョーワ&セミョーン・チュージンの「ジゼル」。公演に先立ち、バレエ評論家の柴田明子さんにヴィシニョーワの「ジゼル」の魅力を執筆していただきました。


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全身全霊を込めて瞬間を生きるヴィシニョーワのジゼル


11-07.13_01.jpg ディアナ・ヴィシニョーワほど、強く生命力を感じさせるバレリーナはいない。舞台に登場した瞬間、観客たちの目を惹きつけてやまない華麗なる存在感。確かな技術に裏打ちされたニュアンス豊かな踊り。それらが圧倒的な迫力で迫ってきて、ヴィシニョーワという一人のダンサーのみならず、私たち誰もが本来持っているはずの命の力強さまでをも感じさせるのだ。
 クラシックバレエの最高峰『眠れる森の美女』で、舞台の真ん中に燦然と輝くオーロラ姫。たった一人で(一羽で)魔王とその手下たちをやっつけてしまう『火の鳥』。愛に殉じる『シェヘラザード』のゾベイダ。それらはまさにヴィシニョーワのためにあるような役だろう。
 そんな彼女の個性からすると、「踊りが大好きだが身体の弱いジゼル」は、一見不似合いな役に思われるかもしれない。だが、ヴィシニョーワのすごいところはここからだ。
 私が彼女の生命力をもっとも感じるのは、実は役柄への深い解釈に対してである。たとえば、長らく彼女向きではないと言われてきた『白鳥の湖』。役柄と自分の個性を突き詰めて、いままでに見たことのない、彼女にしかできない、独創的なオデットとオディールを生み出した。その力強さ、バレエにかける思いはヴィシニョーワ自身の命の輝きでなくてなんであろう。ヴィシニョーワの手にかかったら、どんな役柄をも彼女の方に引き寄せられてしまうのだ。実際、彼女の踊る「ジゼル」は彼女にしか踊れない非常にオリジナリティに富んだ感動的な『ジゼル』である。
11-07.13_02.jpg ヴィシニョーワのジゼルは生命力にあふれている。踊るときも、アルブレヒトへ愛情を注ぐときも、全身全霊、まるでその瞬間に命をかけているようなのだ。狂乱の場面も私には、そのあまりに激しい自身の生命力に耐え切れず、とうとうジゼルの身体が壊れてしまったというふうに思えてならない。だから、二幕でジゼルが墓から甦り、激しく高速で回転するさまを見ているとき、「ああ、彼女の魂はいまやっと、彼女が本来望んでいたように、思いっきり踊り、思いっきり人を愛することができるようになったのだな」という不思議な安堵感と開放感を感じたものだ。アルブレヒトをウィリたちから守ったのも、死してなお彼女のまわりに渦巻く、その生命力だったのかもしれない。ラストシーンは、普通の『ジゼル』で味わう、ジゼルとアルブレヒトがもう二度と再び会うことはないのだという悲しさに加え、やっと自由を得たジゼルがそれゆえ彼と永遠に別れなければならないというジゼル自身の悲劇という二重の悲しみをたたえていて、涙をこらえることができなかった。
 この夏、ヴィシニョーワが三度東京で『ジゼル』を踊るという。今回のパートナーはモスクワ音楽劇場バレエのセミョーン・チュージン。昨年のバレエ団での来日公演『エスメラルダ』で冷徹なフェビュスを演じた彼を覚えている方も多いだろう。モスクワ音楽劇場期待の若手である。前回の『ジゼル』から五年。さらに役柄を深めたヴィシニョーワが新たなパートナーを得て、どのようなジゼルを見せてくれるのか。いまから楽しみでたまらない。


柴田明子(バレエ評論家)

photo:Kiyonori Hasegawa




●ディアナ・ヴィシニョーワ「ジゼル」(2006年の公演より)



<マニュエル・ルグリの新しき世界II>Aプロ


◆プログラム&出演者◆

「ホワイト・シャドウ」
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:アルマン・アマー

マニュエル・ルグリ、パトリック・ド・バナ
吉岡美佳、上野水香、西村真由美

松下裕次、氷室 友、小笠原亮、宮本祐宜、岡崎隼也
高木 綾、奈良春夏、川島麻実子
梅澤紘貴、谷口真幸、井上良太、杉山優一、中村祐司
吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵、河合眞里、河谷まりあ


【 休 憩 】


「海 賊」
振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ
リュドミラ・コノヴァロワ、デニス・チェリェヴィチコ


「マノン」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ
バルボラ・コホウトコヴァ、フリーデマン・フォーゲル


「アレポ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:ユーグ・ル・バル
ミハイル・ソスノフスキー


「ラ・シルフィード」第2幕 より
振付:ピエール・ラコット(タリオーニ版に基づく) 音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー
ニーナ・ポラコワ、木本全優
東京バレエ団


「白鳥の湖」より"黒鳥のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ 音楽:P.I. チャイコフスキー
リュドミラ・コノヴァロワ、ドミトリー・グダノフ、ミハイル・ソスノフスキー


「ファンシー・グッズ」
振付:マルコ・ゲッケ 音楽:サラ・ヴォーン
フリーデマン・フォーゲル
東京バレエ団


「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I. チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト、マニュエル・ルグリ


※音楽は特別録音によるテープを使用します。



◆タイムテーブル◆

第1部 18:30 - 19:35
休憩  20分
第2部 19:55 - 21:15


ウィーン伝統の優雅な響きで魅了するウィーン室内合奏団が結成40周年を記念し、3年半ぶりに日本公演を行います。その公演概要が次のとおり決定いたしました。

なお、東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故の影響により、一部チラシ、雑誌広告等でお知らせしております来日予定メンバーのアルベナ・ダナイローヴァ(第1ヴァイオリン)、トーマス・イェブストル(ホルン)が来日を見合わせました。代わって前ウィーン室内合奏団リーダーのヨゼフ・へル(第1ヴァイオリン)、元メンバーのヴォルフガング・トムベック(ホルン)が参加いたします。何卒ご了承ください。

11-07.09Wiener.jpg

●ウィーン室内合奏団公式サイト>>>

11-07.05Guillem.jpg 東日本大震災に心を痛めたシルヴィ・ギエムが、この秋、全国各地を巡るHOPE JAPAN TOURで、特別にモーリス・ベジャールの名作「ボレロ」を踊ることが決定しました。
"ギエムの「ボレロ」"といえば、15年にわたって日本を席巻した伝説の舞台。しかし、ベジャール追悼のための特別の公演を除いて、ギエムはすでに本作を封印していました。
今回「ボレロ」を踊る理由について、彼女はつぎのように語ってくれました。

「それは震災前にこの作品を通して、私と日本の観客の皆さんの間に結ばれた絆を再確認するため、そしてこの作品の振付家、日本を心から愛していたベジャールの魂を日本へ連れてくるためです。もし彼がまだ生きていたら、必ず日本のために何か行動したでしょうから...。「ボレロ」は過去の思い出と共にあり、心を奮い立たせる強いエネルギーを与えてくれる作品。だから過去の絆を大切にしながら未来へ前進しなければならない今、「ボレロ」を踊るのはとても重要だと思うのです。」

 「ボレロ」は全国のHOPE JAPAN TOUR公演のほか、東京公演Aプロ・Bプロに先駆けて予定されているチャリティ・ガラでも上演されます。チャリティ・ガラについては出演者と演目を現在調整中で、決まり次第、詳細を発表いたします。



[HOPE JAPAN TOUR] 富山公演決定!

 シルヴィ・ギエム[HOPE JAPAN TOUR]の富山公演(11/7)が決定いたしました。現在決定している全国での公演は下記の6公演です。
 なお、ギエムの強い希望により東北地方での公演を現在調整中です。こちらも決定次第お知らせいたします。

2011年
●11月3日(木・祝) 愛知県芸術劇場 お問い合わせ:052-241-8118 
●11月5日(土) 兵庫県立芸術文化センター お問い合わせ:0798-68-0255  
●11月7日(月) オーバードホール お問い合わせ:076-445-5610  
●11月9日(水) 倉敷市民会館 お問い合わせ:086-225-7300 
●11月11日(金) 広島市文化交流会館 お問い合わせ:082-253-1010 
●11月13日(日) 福岡サンパレス お問い合わせ:092-852-6606


photo:Kiyonori Hasegawa

シルヴィ・ギエム、ロベール・ルパージュ、ラッセル・マリファント、3人の天才たちの話題のコラボレーション「エオンナガ」(Eonnagata)、待望の日本公演が決定いたしました!
パリ、ロンドンを騒然とさせた、ダンス、演劇、アートの領域を超えた舞台は、11月17日(木)~20日(日)、東京(ゆうぽうとホール)のみの上演となります。

詳細は下記の「エオンナガタ」公式サイトでご確認ください。

11-07.02_02.jpg
●「エオンナガタ」公式サイト>>>

待望の<オペラ・フェスティバル2012-2013>の開催概要が決定いたしました。

詳細は下記<オペラ・フェスティバル2012-2013>特設ページにてご確認ください。


11-07.02_01.JPG
●オペラ・フェスティバル2012-2013>>>


8月に東京バレエ団「ジゼル」で、タイトルロールのジゼルを演じるディアナ・ヴィシニョーワ。

2006年の世界バレエフェスティバル全幕特別プロでのヴィシニョーワの「ジゼル」ハイライト映像をお届けします。
あでやかで可憐なヴィシニョーワのジゼルをご堪能ください。






▽東京バレエ団「ジゼル」公演情報はこらら
http://www.nbs.or.jp/stages/1108_giselle/index.html



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