8月の東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉開幕まで約1カ月半。今回、東京バレエ団ともっとも共演回数が多い3人のビック・スターが集い、それぞれ名演の誉れ高い舞台を披露してくれるのが話題となっていますが、開幕を前に、ウラジーミル・マラーホフ主演「ペトルーシュカ」(2012年東京バレエ団〈ニジンスキー・ガラ〉より)の映像を抜粋でお届けいたします。
◆東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉
【公演日】
8月29日(金)6:30p.m. [追加公演]
8月30日(土)3:00p.m.
8月31日(日)3:00p.m.
【会場】NHKホール
●東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉公式サイト>>>
東京バレエ団: 2014年7月アーカイブ
5月8日付でお知らせした東京バレエ団「くるみ割り人形」公演の主演キャストが下記のように決定いたしました。また、諸事情によりチケットの一斉発売日を9月13日(土)に変更させていただきます。なにとぞご了承ください。
創立50周年記念シリーズ第8弾となる本公演では、東京バレエ団が従来上演してきた古典の名作、ワイノーネン版「くるみ割り人形」に、特別にプロジェクション・マッピングの効果をほどこし、驚くような魔法の時間をお届けする予定です。
主演にはゲストとして、ボリショイの"妖精バレリーナ"エフゲーニャ・オブラスツォーワと、シュツットガルト・バレエ団の金髪の貴公子マライン・ラドメーカー(12/19、21)。そして東京バレエ団からは躍進著しいホープの沖香菜子と、バレエ団きってのノーブル・ダンサー梅澤紘貴が登場します(12/20)。
また20日(土)の公演は、未就学の5歳のお子さまからご入場いただけます。クリスマスの特別なイベントとして、ご家族でぜひお楽しみください!


photos:Kiyonori Hasegawa
〈東京バレエ団創立50周年記念シリーズ 8〉
「くるみ割り人形」全2幕
振付・演出:レフ・イワーノフ、ワシリー・ワイノーネン
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
美術:ニコラ・ベノワ
衣裳:宮本宣子、桜井久美
主演キャスト(ゲスト):
クララ:エフゲーニャ・オブラスツォーワ(ボリショイ・バレエ団)
くるみ割り王子:マライン・ラドメーカー(シュツットガルト・バレエ団)


■公演日:
12月19日(金)7:00p.m.
12月21日(日)2:00p.m.
■入場料(税込み):S=\14,000 A=\12,000 B=\10,000 C=\7,000 D=\5,000 E=\4,000
主演キャスト:
クララ:沖香菜子
くるみ割り王子:梅澤紘貴


■公演日:
12月20日(土)2:00p.m.
■入場料(税込み):S=\10,000 A=\8,000 B=\6,000 C=\5,000 D=\4,000 E=\3,000
■会場:東京文化会館
■指揮:ワレリー・オブジャニコフ
■演奏:シアターオーケストラトーキョー
■前売開始日:9月13日(土)10:00a.m.より ※5/20発表時点から変更となっています。
※12月20日公演のみ5歳より入場可。12月19日及び21日公演の未就学児童のご入場はお断りします。
東京バレエ団「ドン・キホーテ」で9/19(金)と9/21(日)に主演予定だったエフゲーニャ・オブラスツォーワは、5月に膝の緊急手術を受け、9月までに回復の見込みでしたが、その経過が遅れていることから、やむを得ず「ドン・キホーテ」への出演を見送らざるを得なくなりました。
これを受けて、振付家ウラジーミル・ワシーリエフとオブラスツォーワに代わる出演者を検討したところ、氏のヴァージョンを踊る上で信頼するに足るダンサーとして、ボリショイ・バレエのソリスト、アナスタシア・スタシュケヴィチが最善との判断に至りました。
アナスタシア・スタシュケヴィチはボリショイ・バレエほかでキトリ役を踊っているのはもちろん、ホールバーグとボリショイの舞台で組んでおり、ホールバーグ自身も彼女との共演をたいへん喜んでいます。
オブラスツォーワのキトリ役を楽しみにされていた方々には誠に申し訳ございませんが、以上の変更につき、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。なおこの変更によるチケットの払い戻し、日にちの振替はいたしかねますので、なにとぞご了承のほどお願い申し上げます。
■ 9/19(金)7:00p.m.
キトリ:アナスタシア・スタシュケヴィチ(←エフゲーニャ・オブラスツォーワ)
バジル:デヴィッド・ホールバーグ
■ 9/21(日)2:00p.m.
キトリ:アナスタシア・スタシュケヴィチ(←エフゲーニャ・オブラスツォーワ)
バジル:デヴィッド・ホールバーグ
※9/20(土)2:00p.m.の配役(上野水香、柄本弾)は変更ありません。

アナスタシア・スタシュケヴィチ
Anastasia Stashkevich
2003年ボリショイ・バレエ学校を卒業しボリショイ・バレエに入団。主なレパートリーに「リーズの結婚」、「アニュータ」、「コッペリア」、「ラ・シルフィード」など。ラトマンスキー振付「ロスト・イリュージョン」にはホールバーグとともに主演した。2014年3月「ドン・キホーテ」のキトリを踊り成功を収めた。
大成功に終わったローマ・カラカラ野外劇場公演
このたび、東京バレエ団は6月27日と28日に3カ国3都市を巡る第27次海外公演の最終公演にしてハイライト、ローマ公演を行いました。これまで東京バレエ団はイタリアでは4度20回にわたるミラノ・スカラ座への出演をはじめ、ヴェネツィアのサン・マルコ広場やフェニーチェ歌劇場、フィレンツェの春・音楽祭などで14度にわたって通算113回の公演を行っておりますが、首都ローマでの公演は今回が初めてのこと。
本公演は、今回のツアーの掉尾を飾るに相応しい、1937年より開催されている夏のローマの風物詩、ローマ歌劇場主催の華やかなフェスティバル──古代ローマ時代の遺跡であるカラカラ浴場跡にステージを組んだカラカラ野外劇場で行われる <カラカラ祭(FESTIVAL DI CARACALLA 2014)> の一環として上演されました。公演の前日26日には、歌劇場にて記者会見が行われ、カルロ・フオルテス
ローマ歌劇場総裁、ミシャ・ヴァン・ノック ローマ歌劇場バレエ芸術監督出席のもと、飯田宗孝芸術監督以下、プリンシパルの吉岡美佳、上野水香、柄本弾、他がイタリアのジャーナリストたちに向けて公演への意気込みを語りました。
古代ローマ遺跡として名高い観光地(カラカラ浴場)で披露したのは、20世紀の巨匠振付家モーリス・ベジャールの『ギリシャの踊り』『ドン・ジョヴァンニ』『春の祭典』の3作品。
初日27日、辺りはいまだほの明るい夏のイタリアの午後9時過ぎ。遺跡を背景にした特設舞台に、ダンサーが現れ『ギリシャの踊り』がスタート。この日のソロは柄本弾。ギリシャの紺碧の海を思わせる青い照明やシーンに合わせて変化していく照明に彩られた遺跡を背景に、躍動的な踊りが披露されました。
徐々に夜の帳が降り、女性陣の生気に満ちたヴァリエーションが立て続けに披露される『ドン・ジョヴァンニ』(ヴァリエーション6:上野水香)。
そして最後に、ベジャールの最高傑作『春の祭典』と続きました。この日の生贄は吉岡美佳と梅澤紘貴。暗闇に包まれた神秘的な空気の中で、巨匠ベジャールが描いた"生命の儀式"が力強く踊られ、爆発的な生命賛歌の儀式が終わると、4000の客席をほぼ埋め尽くした観衆はいっせいに拍手喝采。続けて観客が足を踏み鳴らす地鳴りのような音が繰り返し響き渡り、公演の大成功を決定的に印象付けました。
終演後の楽屋には、往年のイタリアの名プリマ・バレリーナ、日本にも世界バレエフェスティバルでたびたび来日したカルラ・フラッチや河野雅治・在イタリア日本国大使夫妻が訪れ、ダンサーに賛辞を贈ってくれました。
翌日も同3演目が別キャスト(『ギリシャの踊り』(ソロ:梅澤紘貴)、『ドン・ジョヴァンニ』(ヴァリエーション6:渡辺理恵)、『春の祭典』(生贄:岸本秀雄、奈良春夏))で披露され、万雷の拍手を浴びました。
東京バレエ団は本ツアーを終え、30カ国152都市において738公演を達成しました。
※ 第27次海外公演の全日程については、東京バレエ団ホームページttp://www.thetokyoballet.com/news/?id=507をご参照ください。
photos : Corrado Falsini (stage, press conference), NBS

