2011年5月アーカイブ

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 6月5日に開催を予定しております、「ケント・ナガノ、青学オケを振る」東日本大震災復興支援チャリティ・コンサートに出演が予定されていたソプラノの中村恵理は、バイエルン国立歌劇場の都合により来日できなくなりました。代わりまして、バイエルン国立歌劇場をはじめとして世界的に活躍するメゾ・ソプラノの藤村実穂子が出演いたします。なにとぞご了承のほどをお願い申し上げます。



5つの日本歌曲 楽曲決定


「ケント・ナガノ、青学オケを振る」東日本大震災復興支援チャリティ・コンサートで、メゾ・ソプラノの藤村実穂子によって歌われる、ベンテュス編曲、5つの日本歌曲が下記の通り決定しました。


5つの日本の歌 (J.P.ベンテュス編曲)


「赤い靴」 作詞:野口雨情、作曲:本居長世
「赤とんぼ」 作詞:三木露風、作曲:山田耕筰
「七つの子」 作詞:野口雨情、作曲:本居長世
「夕焼け小焼け」 作詞:中村雨紅、作曲:草川信
「青い眼の人形」 作詞:野口雨情、作曲:本居長世

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演
 
「ダフニスとクロエ」


音楽:モーリス・ラヴェル
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ジョン・クラクストン
照明:ピーター・テイゲン

クロエ(羊飼い):ナターシャ・オートレッド
ダフニス(山羊飼い): ジェイミー・ボンド
リュカイオン(都会から来た人妻):アンブラ・ヴァッロ
ドルコン(牧夫):マシュー・ローレンス
ブリュアクシス(海賊の首領):アレクサンダー・キャンベル
パンの神:トム・ロジャース
ニンフたち:ヴィクトリア・マール、ジェンナ・ロバーツ、アンドレア・トレディニック
羊飼いたち、海賊たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団




「真夏の夜の夢」

音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ピーター・ファーマー
照明:ジョン・B. リード

オベロン:セザール・モラレス
タイターニア:吉田 都
インドからさらってきた男の子:小林 巧 (東京バレエ学校)
パック:アレクサンダー・キャンベル
ボトム:ロバート・パーカー
村人:
ロバート・グラヴノー、キット・ホールダ-、ロリー・マッケイ、
ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、ルイス・ターナー
ハーミア:アンドレア・トレディニック
ライサンダー:トム・ロジャース
ヘレナ:キャロル=アン・ミラー
デミトリアス:マシュー・ローレンス
蜘蛛の精:アランチャ・バゼルガ
エンドウの花の精:レティシア・ロ・サルド
蛾の精:ローラ・パーキス
カラシナの精:ジャオ・レイ
妖精たち: 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団



指揮:フィリップ・エリス (「ダフニスとクロエ」)/ポール・マーフィー (「真夏の夜の夢」)
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:江東少年少女合唱団 (「真夏の夜の夢」)



◆上演時間◆

「ダフニスとクロエ」 15:00 ― 16:00

【休憩】 25分

「真夏の夜の夢」 16:25 ― 17:20



英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演
 
「ダフニスとクロエ」


音楽:モーリス・ラヴェル
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ジョン・クラクストン
照明:ピーター・テイゲン

クロエ(羊飼い):エリシャ・ウィリス
ダフニス(山羊飼い):イアン・マッケイ
リュカイオン(都会から来た人妻):キャロル=アン・ミラー
ドルコン(牧夫):トム・ロジャース
ブリュアクシス(海賊の首領):タイロン・シングルトン
パンの神:ベンジャミン・ソレル
ニンフたち:レティシア・ロ・サルド、アンドレア・トレディニック、ジャオ・レイ
羊飼いたち、海賊たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団


「真夏の夜の夢」

音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ピーター・ファーマー
照明:ジョン・B. リード

オベロン:ツァオ・チー
タイターニア:佐久間奈緒
インドからさらってきた男の子:小林 巧 (東京バレエ学校)
パック:マティアス・ディングマン
ボトム:ジョナサン・カグイオア
村人:
エンガス・ホール、クリストファー・ロジャース=ウィルソン、
ナサナエル・スケルトン、オリヴァー・ティル、ルイス・ターナー
ハーミア:ジャオ・レイ
ライサンダー:トム・ロジャース
ヘレナ:ヴィクトリア・マール
デミトリアス:ジェイミー・ボンド
蜘蛛の精:アランチャ・バゼルガ
エンドウの花の精:レティシア・ロ・サルド
蛾の精:ローラ・パーキス
カラシナの精:サマラ・ダウンズ
妖精たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団



指揮:フィリップ・エリス (「ダフニスとクロエ」)/ポール・マーフィー (「真夏の夜の夢」)
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:江東少年少女合唱団 (「真夏の夜の夢」)



◆上演時間◆

「ダフニスとクロエ」 15:00 ―16:00

【休憩】 25分

「真夏の夜の夢」 16:25 ― 17:20



英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演
 
「ダフニスとクロエ」


音楽:モーリス・ラヴェル
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ジョン・クラクストン
照明:ピーター・テイゲン

クロエ(羊飼い):ナターシャ・オートレッド
ダフニス(山羊飼い): ジェイミー・ボンド
リュカイオン(都会から来た人妻):アンブラ・ヴァッロ
ドルコン(牧夫):マシュー・ローレンス
ブリュアクシス(海賊の首領):アレクサンダー・キャンベル
パンの神: トム・ロジャース
ニンフたち:ヴィクトリア・マール、ジェンナ・ロバーツ、アンドレア・トレディニック
羊飼いたち、海賊たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団




「真夏の夜の夢」

音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ピーター・ファーマー
照明:ジョン・B. リード

オベロン:セザール・モラレス
タイターニア:吉田 都
インドからさらってきた男の子:小林 巧 (東京バレエ学校)
パック:アレクサンダー・キャンベル
ボトム:ロバート・パーカー
村人:
ジョナサン・カグイオア、キット・ホールダ-、ロリー・マッケイ、
ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、クリストファー・ロジャース=ウィルソン
ハーミア:アンドレア・トレディニック
ライサンダー:トム・ロジャース
ヘレナ:キャロル=アン・ミラー
デミトリアス:マシュー・ローレンス
蜘蛛の精: アランチャ・バゼルガ
エンドウの花の精:レティシア・ロ・サルド
蛾の精:ローラ・パーキス
カラシナの精:ジャオ・レイ
妖精たち: 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団



指揮:フィリップ・エリス (「ダフニスとクロエ」)/ポール・マーフィー (「真夏の夜の夢」)
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:江東少年少女合唱団 (「真夏の夜の夢」)



◆上演時間◆

「ダフニスとクロエ」 18:30 ― 19:30

【休憩】 25分

「真夏の夜の夢」 19:55 ― 20:50




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待望の今秋開催される「シルヴィ・ギエム オン・ステージ2011」の概要が決定いたしました。

Aプロでは、ギエムが演技者として名声を獲得した2つの愛の名作、アシュトン振付の珠玉の一幕バレエ「田園の出来事」と「マノン」(パ・ド・ドゥ)を上演。
Bプロでは、2人の巨匠振付家との話題の最新作、マッツ・エック振付のソロ「アジュー」と7月にロンドンで初演されるウィリアム・フォーサイス振付の新作パ・ド・ドゥを披露します。
シルヴィ・ギエムの過去、現在、未来をご覧いただける魅力のプログラムです。

そして、今回の「シルヴィ・ギエム オン・ステージ2011」は、東日本大震災の悲報に接したシルヴィ・ギエムの強い意向のもと、全国各地の主催者の理解を得て、「HOPE JAPAN TOUR」と銘打ち、オリジナル・チャリティ・グッズの販売等を通した義援金の募金活動を行うことが決定いたしました。
東京ではツアーに先駆け、別途チャリティ・ガラを開催する予定です。ガラ公演では、ギエム自身の出演料を含め、収益の多くを義援金として被災地に届けます。現在参加アーティスト・演目の調整を行っており、詳細は追って発表いたします。

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HOPE JAPAN、それは私自身の意思なのです

3月11日以降の日本の状況を考えて、この東京と全国での公演では何か通常のシルヴィ・ギエムツアー以上のことが何かできるのではないかと思いました。
日本は大変困難な時に直面しています。私はあなた方の国を何度も訪れ、本当にたくさんの場所で踊りました。そして日本の人々とNBSに、こんなに長い間私が与えられてきたものの、一部をお返ししたいのです。私は日本と、日本の人々を本当に長い間愛してきましたし、今や私自身を少し日本人の一員のように感じており、この恐ろしい出来事に大変心を痛め、悲しんでいます。人間としてしなくてはいけない、という義務感を超えて、これは私の個人的な意思なのです。

シルヴィ・ギエム



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バレエ界の女王ギエムがいま、日本を愛と感動で満たす!
Aプロ〈愛の物語〉
─ Sylvie Guillem On Stage A < HISTOIRES D'AMOURS >

【公演日程】
10月22日(土) 3:00p.m.
10月23日(日) 3:00p.m. 
10月25日(火) 6:30p.m. 
10月26日(水) 6:30p.m. 

【プログラム&出演者】
フレデリック・アシュトン振付
「田園の出来事」

音楽:フレデリック・ショパン

出演:
ナターリヤ:シルヴィ・ギエム
ベリヤエフ:マッシモ・ムッル
ラキティン:後藤晴雄
ヴェラ:小出領子
コーリャ:松下裕次
カーチャ:奈良春夏
マトヴェイ:永田雄大


ケネス・マクミラン振付
「マノン」
よりパ・ド・ドゥ
音楽:ジュール・マスネ

出演:シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル


セルジュ・リファール振付
「白の組曲」

音楽:エドゥアール・ラロ

出演:
テーム・ヴァリエ:奈良春夏/田中裕子、木村和夫、後藤晴雄/柄本弾
セレナード/フルート:小出領子/西村真由美
プレスト:佐伯知香/岸本夏未
シガレット:吉岡美佳/田中結子
マズルカ:木村和夫/後藤晴雄
アダージュ:上野水香、柄本弾

他、1演目を予定

【指揮】ベンジャミン・ポープ 

【演奏】東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


バレエ界の女王ギエムがいま、希望を掲げて日本で舞う!
Bプロ 〈エック/フォーサイス/キリアン〉
─ Sylvie Guillem On Stage B 〈Ek/Forsythe/Klián〉

【公演日程】
10月29日(土) 3:00p.m.
10月30日(日) 3:00p.m. 

【プログラム&出演】
マッツ・エック振付
「アジュー」

音楽:ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ第32番作品111アリエッタ

出演:シルヴィ・ギエム


ウィリアム・フォーサイス新作パ・ド・ドゥ

出演:シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル


モーリス・ベジャール振付
「春の祭典」

音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

出演:東京バレエ団(配役未定) 


イリ・キリアン振付
「パーフェクト・コンセプション」
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ、ジョン・ケージ、レスリー・スタック

出演:
井脇幸江/田中結子、吉岡美佳/川島麻実子
高橋竜太/松下裕次、長瀬直義/宮本祐宜

※演奏はすべて特別録音によるテープを使用します。



【会場】東京文化会館

【入場料(税込)】
S=¥18,000 A=¥16,000 B=¥14,000 C=¥10,000 D=¥8,000 E=¥6,000
※未就学児童のご入場はお断りします。

【前売開始日:】7月2日(土)10:00a.m.より

【NBS WEBチケット先行抽選予約】6/14(火)10:00~6/24(金)18:00



【全国公演】
11/3(木・祝)愛知県芸術劇場 TEL:052-241-8118
11/5(土)兵庫県立芸術文化センター TEL:0798-68-0255
11/9(水)倉敷市民会館 TEL:086-225-7300
11/11(金)広島市文化交流会館 TEL:082-253-1010
11/13(日)福岡サンパレス TEL:092-852-6606


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※デザイナー髙田賢三氏によるHOPE JAPANのイメージロゴ及びイメージヴィジュアルは、ご本人の許可のもと、本ツアーの告知に使用させていただいております。


★ works from "6000 miles away," a Sadler's Wells / Sylvie Guillem Produciton
supported by Logo ROLEX.jpg Sadlers word only_black_グレースケール.jpg


photos:Kiyonori Hasegawa(「田園の出来事」)、 Lesley Leslie Spinks(「アジュー」)

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演
 
「眠れる森の美女」 プロローグ付き3幕



音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ、ピーター・ライト
演出:ピーター・ライト
衣裳・装置:フィリップ・プラウズ
照明:マーク・ジョナサン


国王フロレスタン二十四世:ヴォルフガング・シュトルヴィッツァー
王妃:ヴィクトリア・マール
オーロラ姫:タマラ・ロホ
フロリムンド王子:イアン・マッケイ
カタラビュット(式典長):デヴィッド・モース
カラボス:マリオン・テイト
リラの精:アンドレア・トレディニック

-- プロローグ --
美しさの精:ナターシャ・オートレッド
お付きの騎士:ジョセフ・ケイリー
誇らしさの精:アランチャ・バゼルガ
お付きの騎士:ファーガス・キャンベル、
謙虚さの精:レティシア・ロ・サルド
お付きの騎士:ジョナサン・カグイオア
歌の精:ジャオ・レイ
お付きの騎士:クリストファー・ロジャース=ウィルソン
激しさの精:ダスティ・バットン
お付きの騎士:ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ
喜びの精: サマラ・ダウンズ
お付きの騎士:タイロン・シングルトン
カラボスのお付きの騎士:
ジェームズ・バートン、益子 倭、ショーン・マクラフリン、ナサナエル・スケルトン、
オリヴァー・ティル、ルイス・ターナー
リラの精のお付き:
ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、淵上礼奈、ジェード・ヒューゼン、
アビゲイル・プルーダムズ、ローラ・パーキス

-- 第1幕 --
4人の王子:ロバート・パーカー、ジェイミー・ボンド、ドミニク・アントヌッチ、タイロン・シングルトン
オーロラ姫の友人:
ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、淵上礼奈、ジェード・ヒューゼン、
アビゲイル・プルーダムズ、ローラ・パーキス
ジェード・ヒューゼン、ニッキ・モファット、ローラ・パーキス
ガーランド:
アランチャ・バゼルガ、サマラ・ダウンズ、セリーヌ・ギッテンス、イヴェット、ナイト、レティシア・ロ・サルド、
ジェンナ・ロバーツ、ジョナサン・カグイオア、マティアス・ディングマン、ロバート・グラヴノー、
ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、クリストファー・ロジャース=ウィルソン、トム・ロジャース

-- 第2幕 --
伯爵夫人: ジャン・イジン
王子の側近:ジョナサン・カグイオア

-- 第3幕 --
パ・ド・カトル:アランチャ・バゼルガ、ローラ・パーキス、マティアス・ディングマン、オリヴァー・ティル
長靴をはいた猫と白い猫:ロバート・グラヴノー、カリー・ロバーツ
青い鳥とフロリナ王女:ジョセフ・ケイリー、ナターシャ・オートレッド
赤ずきんと狼:ジャオ・レイ、ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ
グラン・パ・ド・ドゥ:タマラ・ロホ、イアン・マッケイ



◆上演時間◆

プロローグ 13:30-14:10

【休憩】 15分

第1・2幕 14:25-15:30

【休憩】 15分

第3幕 15:45-16:25

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演
 
「眠れる森の美女」 プロローグ付全3幕



音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ、ピーター・ライト
演出:ピーター・ライト
衣裳・装置:フィリップ・プラウズ
照明:マーク・ジョナサン


国王フロレスタン二十四世:ドミニク・アントヌッチ
王妃:アンドレア・トレディニック
オーロラ姫:佐久間奈緒
フロリムンド王子:ツァオ・チー
カタラビュット(式典長):マイケル・オヘア
カラボス:サマラ・ダウンズ
リラの精:ジャオ・レイ

-- プロローグ --
美しさの精:ヴィクトリア・マール
お付きの騎士:ロバート・グラヴノー
誇らしさの精:アンブラ・ヴァッロ
お付きの騎士:マティアス・ディングマン
謙虚さの精:レティシア・ロ・サルド
お付きの騎士:ジェームズ・バートン
歌の精:ローラ・パーキス
お付きの騎士:ベンジャミン・ソレル
激しさの精:キャロル=アン・ミラー
お付きの騎士:オリヴァー・ティル
喜びの精:セリーヌ・ギッテンス
お付きの騎士:トム・ロジャース
カラボスのお付きの騎士:
ジョナサン・カグイオア、ファーガス・キャンベル、益子 倭、ショーン・マクラフリン、
クリストファー・ロジャース=ウィルソン、ルイス・ターナー
リラの精のお付き:
アランチャ・バゼルガ、ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、淵上礼奈、
ジェード・ヒューゼン、アビゲイル・プルーダムズ

-- 第1幕 --
4人の王子:マシュー・ローレンス、ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、ジョナサン・ペイン、トム・ロジャース
オーロラ姫の友人:
ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、淵上礼奈、ジェード・ヒューゼン、
アビゲイル・ブルーダムズ、ローラ・パーキス
ガーランド:
アランチャ・バゼルガ、ダスティ・バットン、セリーヌ・ギッテンス、レティシア・ロ・サルド、カリー・ロバーツ、ジャン・イジン、ジェームズ・バートン、エンガス・ホール、
ロリー・マッケイ、タイロン・シングルトン、ナサナエル・スケルトン、オリヴァー・ティル

-- 第2幕 --
伯爵夫人: カリー・ロバーツ
王子の側近:ジェームズ・バートン

-- 第3幕 --
パ・ド・カトル:レティシア・ロ・サルド、ローラ・パーキス、ファーガス・キャンベル、オリヴァー・ティル
長靴をはいた猫と白い猫:ジョナサン・カグイオア、イヴェット・ナイト
青い鳥とフロリナ王女:マティアス・ディングマン、アンブラ・ヴァッロ
赤ずきんと狼:アランチャ・バゼルガ、トム・ロジャース
グラン・パ・ド・ドゥ:佐久間奈緒、ツァオ・チー

指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ団


◆上演時間◆

プロローグ 18:30-19:10

【休憩】 15分

第1・2幕 19:25-20:30

【休憩】 15分

第3幕 20:45-21:25

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演
 
「眠れる森の美女」 プロローグ付き3幕



音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ、ピーター・ライト
演出:ピーター・ライト
衣裳・装置:フィリップ・プラウズ
照明:マーク・ジョナサン


国王フロレスタン二十四世:ジョナサン・ペイン
王妃:ヴィクトリア・マール
オーロラ姫:タマラ・ロホ
フロリムンド王子:イアン・マッケイ
カタラビュット(式典長):デヴィッド・モース
カラボス:マリオン・テイト
リラの精:アンドレア・トレディニック

-- プロローグ --
美しさの精:ジェンナ・ロバーツ
お付きの騎士:ジョセフ・ケイリー
誇らしさの精:アンブラ・ヴァッロ
お付きの騎士:マティアス・ディングマン
謙虚さの精:レティシア・ロ・サルド
お付きの騎士:ジョナサン・カグイオア
歌の精:ジャオ・レイ
お付きの騎士:クリストファー・ロジャース=ウィルソン
激しさの精:キャロル=アン・ミラー
お付きの騎士:ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ
喜びの精:サマラ・ダウンズ
お付きの騎士:タイロン・シングルトン
カラボスのお付きの騎士:
ジェームズ・バートン、益子 倭、ショーン・マクラフリン、ナサナエル・スケルトン、
オリヴァー・ティル、ルイス・ターナー
リラの精のお付き:
ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、淵上礼奈、ジェード・ヒューゼン、
アビゲイル・プルーダムズ、ローラ・パーキス

-- 第1幕 --
4人の王子:ロバート・パーカー、ジェイミー・ボンド、ドミニク・アントヌッチ、タイロン・シングルトン
オーロラ姫の友人:
ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、淵上礼奈、
ジェード・ヒューゼン、アビゲイル・プルーダムズ、ローラ・パーキス
ジェード・ヒューゼン、ニッキ・モファット、ローラ・パーキス
ガーランド:
アランチャ・バゼルガ、サマラ・ダウンズ、セリーヌ・ギッテンス、レティシア・ロ・サルド、カリー・ロバーツ、ジェンナ・ロバーツ、
ジョナサン・カグイオア、ファーガス・キャンベル、ロバート・グラヴノー、
ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、クリストファー・ロジャース=ウィルソン、トム・ロジャース

-- 第2幕 --
伯爵夫人: イヴェット・ナイト
王子の側近:ロリー・マッケイ

-- 第3幕 --
パ・ド・カトル:レティシア・ロ・サルド、ローラ・パーキス、マティアス・ディングマン、オリヴァー・ティル
長靴をはいた猫と白い猫:ロバート・グラヴノー、カリー・ロバーツ
青い鳥とフロリナ王女:アレクサンダー・キャンベル、ナターシャ・オートレッド
赤ずきんと狼:アランチャ・バゼルガ、ロリー・マッケイ
グラン・パ・ド・ドゥ:タマラ・ロホ、イアン・マッケイ

指揮:ポール・マーフィー
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ団


◆上演時間◆

プロローグ 13:30-14:10

【休憩】 15分

第1・2幕 14:25-15:30

【休憩】 15分

第3幕 15:45-16:25

 8月13日より、ゆうぽうとホールで公演を予定しておりました<ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち>は、東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故の影響を危惧した、ニコラ・ル・リッシュの判断により、8月の来日を中止し、公演を延期することとなりました。よって、5月28日(土)からの一斉発売は中止させていただきます。公演の実施につきましては、調整がついた段階で改めてお知らせいたします。
 ニコラ・ル・リッシュの新しい公演を楽しみにされていた皆様に深くお詫び申し上げます。事情をご賢察の上、何卒ご理解を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。


5月19日
公益財団法人日本舞台芸術振興会





ニコラ・ル・リッシュからのメッセージ

 3月11日に日本を襲った大震災、そして福島の原子力発電所の被害を考慮すると、不安を抱えたまま、私たちが皆様のために上演したいと思っている舞台を、満足のいく状況で上演できるとは申し上げることができません。そのために私たちは"soiree de Gala"(ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち)を、当初予定していた2011年8月から延期したいと思っております。
  これらのガラ公演はとりわけ私たちにとって大切な公演ですので、近いうちに東京で皆様とともにこの舞台を分かちあえることを祈っています。

心をこめて
ニコラ・ル・リッシュ



 モーリス・ベジャール・バレエ団が、東日本大震災チャリティー・ガラ公演 "GALA DE SOUTIEN EN FAVEUR DU JAPON"を、バレエ団の本拠地であるスイス、ローザンヌのボーリュー劇場で開催することになりました。この公演の収益は全て義援金として日本に寄付されます。
 日本をこよなく愛した、故モーリス・ベジャール。そのベジャールの想いは、芸術監督ジル・ロマンはじめモーリス・ベジャール・バレエ団メンバー全員に受け継がれています。
 今回の東日本大震災の報を受け、ジル・ロマンは、「私をはじめカンパニー一同は日本を愛し、尊敬しています。どのようにして私たちがお役に立てるかわかりませんが、私たちの想いが皆様とつねに共にあることを忘れないでください」というメッセージを寄せてくれました。
 BBLは、ベジャール作品の中でも日本にとって特別な意味を持つ「ボレロ」、「アダージェット」を上演するチャリティー・ガラ公演を企画。その想いを形にしてくれました。
 本公演には、BBLと兄弟カンパニーともいえる東京バレエ団からも吉岡美佳と高橋竜太が参加し、今年2月に東京バレエ団初演を果たした最新のベジャール・レパートリー「チェロのための5つのプレリュード」を披露します。


"GALA DE SOUTIEN EN FAVEUR DU JAPON"

■公演日程:6月15日(水) 20:00開演
■会場:ボーリュー劇場(ローザンヌ)
■上演作品:「ボレロ」「アダージェット」「チェロのための5つのプレリュード」ほか。

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チャリティー公演のポスター

▽Béjart Ballet Lausanne


英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演
 
「ダフニスとクロエ」


音楽:モーリス・ラヴェル
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ジョン・クラクストン
照明:ピーター・テイゲン

クロエ(羊飼い): ナターシャ・オートレッド
ダフニス(山羊飼い): ジェイミー・ボンド
リュカイオン(都会から来た人妻):アンブラ・ヴァッロ
ドルコン(牧夫): マシュー・ローレンス
ブリュアクシス(海賊の首領):アレクサンダー・キャンベル
パンの神:ベンジャミン・ソレル
ニンフたち:ヴィクトリア・マール、ジェンナ・ロバーツ、アンドレア・トレディニック

羊飼いたち、海賊たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団



「真夏の夜の夢」

音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
振付:フレデリック・アシュトン
衣裳・装置:ピーター・ファーマー
照明:ジョン・B. リード

オベロン:セザール・モラレス
タイターニア:吉田 都
インドからさらってきた男の子:小林 巧(東京バレエ学校)
パック:アレクサンダー・キャンベル
ボトム:ロバート・パーカー
村人:ロバート・グラヴノー、キット・ホールダ-、ロリー・マッケイ、ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、ジョナサン・ペイン
ハーミア:アンドレア・トレディニック
ライサンダー:トム・ロジャース
ヘレナ:キャロル=アン・ミラー
デミトリアス:マシュー・ローレンス
蜘蛛の精:アランチャ・バゼルガ
エンドウの花の精: レティシア・ロ・サルド
蛾の精:ローラ・パーキス
カラシナの精:ジャオ・レイ
妖精たち:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団


指揮:フィリップ・エリス (「ダフニスとクロエ」)/ポール・マーフィー (「真夏の夜の夢」)
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:江東少年少女合唱団 (「真夏の夜の夢」)



◆上演時間◆

「ダフニスとクロエ」 18:30 ― 19:30

【休憩】 25分

「真夏の夜の夢」 19:55 ― 20:50



英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の上演予定時間をお知らせいたします。


「真夏の夜の夢」&「ダフニスとクロエ」 
【上演時間:約2時間20分】

「ダフニスとクロエ」 60分

-休憩25分-

「真夏の夜の夢」 55分



「眠れる森の美女」 
【上演時間:約2時間55分】

プロローグ  40分

-休憩15分-

第1幕・第2幕  65分

-休憩15分-

第3幕  40分

昨日5月14日(土)、鎌倉芸術館で英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演が、華やかに開幕いたしました。

そして、いよいよ明後日17日(火)、東京公演が開幕いたします。
この公演は東日本大震災 復興支援チャリティー公演として実施し、収益の一部を震災の義援金として、日本赤十字社を通じて被災地にお届けしますが、そのほかにもBRBの協力により、下記を実施することとなりました。


●サイン入り舞台写真の販売

BRBプリンシパルの佐久間奈緒、アンブラ・バッロ、ナターシャ・オートレッド、ツァオ・チー、マシュー・ローレンス、イアン・マッケイ、そしてゲスト・アーティストの吉田都、タマラ・ロホのサイン入り舞台写真を販売し、その収益を義援金として寄付いたします。

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●サイン入りカンパニー・ブックの販売

当日主演する4名のダンサー(吉田都、セザール・モラレス、ナターシャ・オートレッド、ジェイミー・ボンド)と芸術監督のデヴィッド・ビントリーのサイン入りカンパニー・ブックを販売し、その収益を義援金として寄付いたします。
ここ20年のBRBの歴史が綴られた、とても豪華なカンパニー・ブックです。


●BRBのダンサーたちが募金活動に協力

開演前、休憩中、終演後には、BRBのダンサー(佐久間奈緒、エリシャ・ウィリス、ツァオ・チー、イアン・マッケイを予定)たちが、ロビーでの募金活動に参加。皆さまからのご寄付をお預かりいたします。


●「真夏の夜の夢」タイターニアの衣裳のチャリティ・オークション

BRBから提供された、「真夏の夜の夢」タイターニアの衣裳のチャリティ・オークションを実施いたします。実施方法詳細は改めてお知らせいたします。


当日の舞台に立つダンサーだけでなく、カンパニー全員が一丸となって実施するこのチャリティー公演に、一人でも多くの方にご来場いただき、ご協力いただければ幸いです。

ご来場、心よりお待ちしております。

3月11日の大震災以降、多くの外国人アーティスト、カンパニーの来日が中止となる中、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の日本公演実施についても、多くの方からお問い合わせをいただいておりましたが、昨日の朝、カンパニーメンバー94名(カンパニー全体で111名)が、無事成田空港に到着いたしました。
震災以降、100名を越す規模の海外のカンパニーが来日するのは、BRBが初めてとなります。

今回の最初の公演地が鎌倉となるため、一行は大型バス3台に分乗して、成田空港から横浜市内のホテルに移動。昼過ぎにホテルに到着しました。

ホテル到着時のカンパニーの様子をお届けします。

バスのフロントには「BRB」と言う文字が。なんだか修学旅行とか団体旅行のようですね。

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続々とバスから降りてくるダンサーたち。

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ロビーに設置されたデスクには、アルファベット順に、ルームキーの入った封筒、劇場やホテルなどの地図、バックステージ・パス、Suicaの入った封筒が並べられ、ダンサーたちは自分の名前の書かれた封筒をピックアップしていきます。

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ホテルのロビーは、BRBのメンバーで埋め尽くされていました。
ピンクのポロシャツはツァオ・チーです。

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カンパニーからもダンサーたちに配布物があり、皆"ゆるやかに"並んで待っています。

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プリンシパルのマシュー・ローレンスです。
彼は元オーストラリア・バレエ団のプリンシパルで、2006年の世界バレエフェスティバル、2007年のオーストラリア・バレエ団日本公演にも参加しました。
覚えていらっしゃる方も多いのでは。
日本公演では、名古屋公演の「眠れる森の美女」で王子を演じます(パートナーはエリシャ・ウィリス)。

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プリンシパルのイアン・マッケイです。
ダンサーたちの中でも目立つ長身で、スタイル抜群のイアン。
今回は、タマラ・ロホと「眠れる森の美女」を、エリシャ・ウィリスと「ダフニスとクロエ」を踊ります。

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そして、ツァオ・チーです。
3月11日の震災のとき、NBSの事務所で取材を受けていたチー。
初めて地震を体験したというのに、とても冷静で、落ち着いた彼の様子に取材スタッフもk感心していました。
「日本に戻って来られて嬉しい」と語るチーは、日本公演初日となる14日の鎌倉公演「眠れる森の美女」のほか、東京での「眠り〜」と「真夏の夜の夢」、西宮での「真夏〜」に主演します。

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BRB芸術監督のデヴィッド・ビントリーは、「音楽、歌、そしてダンスは歓喜と幸福感を魂に呼び起こすもの。(BRBの公演が)日本の観客の皆さまに喜びと希望をもたらし、皆さまが現在直面される困難からの、ひとときの休息を与えてくれることを願って止みません」とメッセージを寄せてくれました。彼の言葉どおり、この状況の中で来日してくれたBRBの舞台は、観客の皆様に、忘れらない感動の時間を与えてくれるに違いありません。

14日(土)の鎌倉公演からスタートする、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団2011年日本公演に、ぜひご来場ください。


11-05.09_01(八田政玄_photo Masaharu Hatta).jpg3月11日に起きた東日本大震災の日、私はこの公演のリハーサルのため、バーミンガムに滞在しておりました。
あの朝見たニュースの衝撃を今でも忘れることが出来ません。次々と明らかになる被災の大きさに愕然とするばかりでした。
震災により犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また、大切なご家族、ご自宅と離れ離れになり、今でも大変な思いをされている方々にお掛けすべき言葉がなかなか見つかりませんが、一日も早く心安まる日が訪れることを切に願っております。

3月の英国滞在中には、本当にたくさんの現地の皆様にお声をかけていただき、ご心配いただきました。
深く感謝すると共に、それほどまでに愛されている日本を誇りに思いました。
耐えきれないほどの被害に直面したことで、閉ざされ、痛んでしまった心の奥深くの感情にダイレクトに届き、刺激し、そして癒してくれるものは芸術だと信じています。

大変な時期であるにもかかわらず、来日公演を実現に導いて下さったデヴィッド・ビントリーさん、BRBスタッフの皆様、NBSの皆様に感謝しつつ、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団と共に心を込めて踊らせていただきたいと思っております。

吉田 都

photo:Masaharu Hatta


 身体能力の高い抜群のテクニシャンとして評価されて、地元オーストラリアでキャリアをスタートさせたエリシャ・ウィリス。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団(BRB)移籍後は、その技術力に演技力が乗るように。特に近年は、彼女の素朴な田園風景のような美しさに似合う『リーズの結婚』といったアシュトン作品や、ビントリー振付による『シラノ』や『シンデレラ』といった物語バレエで注目を集めている。キャリアの成熟期を迎えるエリシャに、現在のダンサーとしての心境を素直に語ってもらった。


---- エリシャさんは昨シーズン踊られたデヴィッド・ビントリー版『シンデレラ』でとても高い評価を得られました。ただの美しいお伽の国のお姫様ではない、地に足のついた人物造形が評判でした。

私はいつでも「自分だったら、その状況下でどうするか?」と自問自答して役柄を作っていくんです。たとえそれが誰もがイメージを持っているシンデレラであっても。いったん外部の情報は捨てて、デヴィッドの振付意図を聞いたうえで、自分だけのイメージを追っていく。その結果、ただのか弱いお姫様ではないシンデレラができあがったわけです。あと私自身の性格として、わりと地に足のついた庶民的な女の子に親近感をもつ傾向があるんです。ですからシンデレラでも「普通の女の子」としての側面が、おのずと強調されたのだと思います。
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---- なるほど。普通の女の子としての役柄に親近感を持つからこそ『リーズの結婚』などの作品でのあなたの評価も高いわけですね。

『リーズ~』は大好きな作品のひとつです。あとは『コッペリア』や『ジゼル』など、古典バレエのお姫様の役柄よりも、私は農家の女の子を踊るほうがずっと好きです。それは私がメルボルンというとても素朴で庶民的な町で育った影響もあるかもしれないですけど (笑)。庶民の女の子のほうが、より楽しんで踊ることができるんです。


---- そうでした、あなたはオーストラリアご出身でしたね。オーストラリア・バレエ団でソリストとして活躍なさったあと、03年にBRBに移籍されました。

11-05.07_01.jpgそうです。02年にグレアム・マーフィー版『白鳥の湖』のオデット役をサードキャストで務めてから、BRBに移籍しました。移籍の理由は完全に個人的なこと。ただ外の世界を見てみたくなっただけです。オーストラリア・バレエ団にはまったく不満はありませんでした。むしろグレアムの『白鳥〜』で、私ははじめて「演技」のおもしろさを発見したぐらいなので、このうえなく感謝しています。でも、バーミンガムに来てみたら、あまりにもこのカンパニーの居心地が良くて、しかもデヴィッドとの共同作業もとても充実していたので、いまにいたるまで8年も居続けることになってしまいました。自分でもこんなに故郷を離れるなんて思いもしませんでした。


---- 移籍をされて、デヴィッド・ビントリーやフレデリック・アシュトンといったそれまでオーストラリアでは踊られていなかった振付家の作品を多くこなされるようになります。踊り方のスタイルに適応するのに戸惑われたことはありませんでしたか?

いえ、それはありませんでした。幸運なことにデヴィッドはダンサー個々にあわせて創作をしていく寛容さのある振付家ですし、アシュトンに関してはなぜか最初からとても自分の体にしっくりくる感覚があったんです。今度、日本でもアシュトンの『ダフニスとクロエ』を踊ることになったので、とても楽しみにしています。


---- 日本で踊られる『ダフニスとクロエ』の魅力について教えてください。

私にとってアシュトンは「ムーヴメント」を見せる振付家。つまり、ひとつずつのステップの連なりから生まれる流れを重視する振付です。 逆に日本で上演するもうひとつの演目である『眠れる森の美女』では、古典演目らしく美しい「ポーズ」が重視される。このスタイルの対比を日本のお客様に見てもらえるのは、とても良いことではないかと思っています。私自身は東京では『ダフニス~』だけの主演になりますが、クロエというドラマティックで愛らしくて繊細で、非常に演じがいのある役柄をまた踊れることを楽しみにしています。

取材・文/岩城京子(演劇・舞踊ライター)

写真:【上】「シンデレラ」(シンデレラ)、【下】「ダフニスとクロエ」(クロエ) (c)Bill Cooper


親愛なる日本の音楽ファンの皆さま

11-05.06.jpg私にとって日本はとても身近に感じている国ですので、今回の悲劇に衝撃を受け、とても心を痛めています。
これまで幾度となく日本を訪れ、春の桜や秋の紅葉の美しさ、素晴らしい伝統や文化を肌で感じてきました。
また日本のファンの皆さまは、ミュンヘンまで私のオペラを観にきてくださり、家族のような親しさを感じています。
日本の皆さまが持ち前の忍耐強さと勤勉さで、この困難を乗り越え、これまで以上に強く美しく立ち直ることを私は信じています。
いまこそ、音楽の持っている力が皆さまの心を癒し、新たな活力をもたらしてくれることを信じています。
私の心はいつも皆さまと共にあります!
また、近いうちにお目にかかれることを心より願っております。
心からのご挨拶とたくさんの愛を込めて。

エディタ・グルベローヴァ





Liebe japanische Musikfreunde! 

Da Japan für mein Herz ein sehr nah liegendes Land ist, umsomehr hat das Schicksal der japanischen Bevölkerung mich zutiefst erschüttert. Ich habe bisher mehrmals Japan besucht, und Kirschblüten im Frühling, schöne Färbung im Herbst sowie die wunderbare Tradititon und Kultur Japans habe ich immer mit großer Bewunderung genossen. Und viele japanische Fans kommen extra bis nach München, um meine Opervorstellungen zu schauen. Ich fühle schon Sie alle so familiär.
Ich bin fest davon überzeugt, daß Sie, meine liebe japanische Freunde mit Ihrer Geduld und Unverdrossenheit diese schwere Tage bewältigen und mutig vorwärts gehen können. Ich vertraue der Kraft der Musik, die Ihren Herzen Trost und Mut geben kann. In Gedanken bin ich immer bei Ihnen!
In der Hoffnung, bald Sie wiedersehen zu köennen,
verbleibe


Ihre
Edita Gruberova

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