2017年3月アーカイブ


東京バレエ団 
子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」/<バレエ・コンサート>



■予定される演目
子どものためのバレエ 「ねむれる森の美女


原振付:マリウス・プティパ  改訂振付:飯田宗孝ほか
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
装置・衣裳:永井郁子





<バレエ・コンサート>

「エスメラルダ」パ・ド・ドゥ

振付:ベン・スティーブンソン 音楽:チェーザレ・プーニ  リッカルド・ドリゴほか

「ジゼル」  第1幕 パ・ド・ユイット  第2幕 パ・ド・ドゥ

振付:レオニード・ラヴロフスキー
(ボリショイ劇場版/ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパの原振付による)
改訂振付(パ・ド・ユイット):ウラジーミル・ワシーリエフ
音楽:アドルフ・アダン

「パリの炎」パ・ド・ドゥ

振付:ワシリー・ワイノーネン
音楽:ボリス・アサフィエフ

「パキータ」

振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス

「Choreographic Project Ⅱ」

東京バレエ団ダンサーが創作した新作バレエ

※音楽は特別録音による音源を使用します。


KH1_6978_photo_Kiyonori Hasegawa.jpg    「パキータ」 photo:Kiyonori Hasegawa


■公演日程
子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」
8月19日(土)午前の部 11:30 午後の部 14:30

<バレエ・コンサート>
8月20日(日)昼の部 13:30 夕方の部 16:30

■公演会場
めぐろパーシモンホール 大ホール(東急東横線「都立大学駅」)

■主な配役
子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」

8月19日(土) 午前の部:三雲友里加(オーロラ姫) 岸本秀雄(デジレ王子)
        午後の部:秋山 瑛(オーロラ姫)  宮川新大(デジレ王子)


<バレエ・コンサート>

8月20日(日) 昼の部/夕方の部
上野水香 柄本 弾「エスメラルダ」
渡辺理恵 秋元康臣ほか「ジゼル」
足立真里亜 井福俊太郎「パリの炎」
二瓶加奈子 宮川新大「パキータ」


※「Choreographic Project Ⅱ」
演目、出演者は決まり次第、ホームページで発表いたします。

    
■入場料金(税込)
S席\5,000 A席\4,000 [ 4歳~中学生:S席\2,500 A席\2,000 ]
■NBS WEBチケットのみで座席選択先行発売  5月1日(月)21:00~5/9(火)18:00
■一斉発売 5月20日(土)10:00~
■チケットのお申込み/お問合せ NBSチケットセンター 03-3791-8888(平日10:00~18:00、土曜10:00~13:00)
■主催:公益財団法人日本舞台芸術振興会 
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 後援:目黒区、一般財団法人日本バレエ団連盟、東京都私立幼稚園連合会、東京私立初等学校協会

■チケットご購入の前に必ずお読みください。
※表記の出演者は3月24日現在の予定です。出演者のケガ・病気・その他の都合により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。変更にともなう払い戻し、公演日時・券種の振替はいたしません。正式な配役は公演当日に発表します。
※4歳未満のお子様はご入場いただけません。また膝上でのご鑑賞はご遠慮ください。
※車椅子の方は事前にご連絡ください。


東京バレエ団
〈20世紀の傑作バレエ〉
プティ-ベジャール-キリアン


■予定される演目
「アルルの女」 東京バレエ団初演
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー

「小さな死」 東京バレエ団初演
振付:イリ・キリアン 音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

「春の祭典」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

※音楽は特別録音による音源を使用します。

small_RBolleandFriendsBologna2016ツゥLauraFerrari_CT4A9421.jpg

ロベルト・ボッレと上野水香

photo:Laura Ferrari


■公演日程:
9月8日(金) 19:00
9月9日(土) 14:00
9月10日(日)14:00

■公演会場:
東京文化会館(上野)

■主な配役:
「アルルの女」 
9/8(金)、9/10(日)ロベルト・ボッレ(フレデリ)、上野水香(ヴィヴェット)
9/9(土)柄本弾(フレデリ)、川島麻実子(ヴィヴェット)

「春の祭典」
9/8(金)奈良春夏(生贄の女)、岸本秀雄(生贄の男)
9/9(土)伝田陽美(生贄の女)、入戸野伊織(生贄の男)
9/10(日)渡辺理恵(生贄の女)、岸本秀雄(生贄の男)

※「小さな死」の配役は後日、振付指導者によるリハーサルが始まってから決定されます。決まり次第、ホームページ等で発表いたします。

■入場料金(税込):
 (9/8・10)S:¥12,000、A:¥10,000、B:¥8,000、C:¥6,000、D:¥5,000、E:¥4,000
 (9/9)  S:¥10,000、A:¥8,000、B:¥6,000、C:¥5,000、D:¥4,000、E:¥3,000

■NBS WEBチケット先行発売 [座席選択 S~D]:5月10日(月)21:00~5月17日(水)18:00

■一斉発売:5月27日(土)10:00~

■チケットのお申込み/お問合せ
NBSチケットセンター 03-3791-8888 (平日10:00~18:00、土曜10:00~13:00)

■主催:公益財団法人日本舞台芸術振興会  後援:一般社団法人日本バレエ団連盟


チケットご購入の前に必ずお読みください。
※表記の出演者は3月17日現在の予定です。出演者の怪我・病気、その他の都合により変更になる場合がありますのでご了承ください。変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の振替はいたしません。正式な配役は公演当日に発表します。 
※未就学児のご入場はお断りいたします。


テーマとヴァリエーション
ジョージ・バランシン

音楽: ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
管弦楽組曲第3番ト長調作品55 第4楽章
振付: ジョージ・バランシン
照明: マーク・スタンリー

初演: 1947年11月26日、バレエ・シアター、
ニューヨーク、シティ・センター
パリ・オペラ座初演: 1993年6月24日


ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

オーレリア・ベレ、セヴリーヌ・ウェステルマン、
ロール=アデライド・ブーコー、ソフィー・マイユー

シリル・ミティリアン、ダニエル・ストック、イヴォン・ドゥモル、パブロ・レガサ


アザー・ダンス
ジェローム・ロビンズ

音楽: フレデリック・ショパン
マズルカ作品17-4、マズルカ作品41-3、ワルツ作品64-3、マズルカ作品63-2、マズルカ作品33-2
振付: ジェローム・ロビンズ
衣裳: サント・ロカスト
照明: ジェニファー・ティプトン

ピアノ: ヴェッセラ・ペロフスカ

初演: 1976年5月9日、メトロポリタン歌劇場
パリ・オペラ座初演: 1999年3月11日


ドロテ・ジルベール、ジョシュア・オファルト



ダフニスとクロエ
バンジャマン・ミルピエ

音楽: モーリス・ラヴェル
振付: バンジャマン・ミルピエ
装置: ダニエル・ビュラン
衣裳: ホリー・ハインズ
照明: マジッド・ハキミ

初演: 2014年5月10日、パリ・オペラ座


クロエ: アマンディーヌ・アルビッソン
ダフニス: マルク・モロー
リュセイオン: ヴァランティーヌ・コラサント
ドルコン: アリステル・マディン
ブリュアクシス: フランソワ・アリュ



栗友会合唱団

演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: マクシム・パスカル


※NBSホームページで既に発表しているとおり、当初お知らせしておりました本公演のキャストより、上記のとおり変更が生じております。詳細はこちらをご覧ください。また「ダフニスとクロエ」のブリュアクシスを踊る予定だったアルチュ・ラヴォーはフランソワ・アリュに変更になりました。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。


◆上演時間◆

第1幕: 15:00 - 15:55

【休憩 25分】

第2幕: 16:20 - 17:20



テーマとヴァリエーション
ジョージ・バランシン

音楽: ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
管弦楽組曲第3番ト長調作品55 第4楽章
振付: ジョージ・バランシン
照明: マーク・スタンリー

初演: 1947年11月26日、バレエ・シアター、
ニューヨーク、シティ・センター
パリ・オペラ座初演: 1993年6月24日


ドロテ・ジルベールジョシュア・オファルト

オーレリア・ベレ、セヴリーヌ・ウェステルマン、
ロール=アデライド・ブーコー、ソフィー・マイユー

シリル・ミティリアン、ダニエル・ストック、イヴォン・ドゥモル、パブロ・レガサ



アザー・ダンス
ジェローム・ロビンズ

音楽: フレデリック・ショパン
マズルカ作品17-4、マズルカ作品41-3、ワルツ作品64-3、マズルカ作品63-2、マズルカ作品33-2
振付: ジェローム・ロビンズ
衣裳: サント・ロカスト
照明: ジェニファー・ティプトン

ピアノ: ヴェッセラ・ペロフスカ

初演: 1976年5月9日、メトロポリタン歌劇場
パリ・オペラ座初演: 1999年3月11日


リュドミラ・パリエロ、マチアス・エイマン



ダフニスとクロエ
バンジャマン・ミルピエ

音楽: モーリス・ラヴェル
振付: バンジャマン・ミルピエ
装置: ダニエル・ビュラン
衣裳: ホリー・ハインズ
照明: マジッド・ハキミ

初演: 2014年5月10日、パリ・オペラ座


クロエ: オレリー・デュポン
ダフニス: ジェルマン・ルーヴェ
リュセイオン: レオノール・ボラック
ドルコン: ジェレミー=ルー・ケール
ブリュアクシス: マチュー・コンタ




栗友会合唱団

演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: マクシム・パスカル


※NBSホームページで既に発表しているとおり、当初お知らせしておりました本公演のキャストより、上記のとおり変更が生じております。詳細はこちらをご覧ください。またブリュアクシスを踊る予定だったフランソワ・アリュはマチュー・コンタに変更になりました。なにとぞご了承ください。


◆上演時間◆

第1幕: 18:30 - 19:25

【休憩 25分】

第2幕: 19:50 - 20:50



テーマとヴァリエーション
ジョージ・バランシン

音楽: ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
管弦楽組曲第3番ト長調作品55 第4楽章
振付: ジョージ・バランシン
照明: マーク・スタンリー

初演: 1947年11月26日、バレエ・シアター、
ニューヨーク、シティ・センター
パリ・オペラ座初演: 1993年6月24日


ヴァランティーヌ・コラサントフランソワ・アリュ

オーレリア・ベレ、セヴリーヌ・ウェステルマン、
ロール=アデライド・ブーコー、ソフィー・マイユー

シリル・ミティリアン、ダニエル・ストック、イヴォン・ドゥモル、パブロ・レガサ


アザー・ダンス
ジェローム・ロビンズ

音楽: フレデリック・ショパン
マズルカ作品17-4、マズルカ作品41-3、ワルツ作品64-3、マズルカ作品63-2、マズルカ作品33-2
振付: ジェローム・ロビンズ
衣裳: サント・ロカスト
照明: ジェニファー・ティプトン

ピアノ: ヴェッセラ・ペロフスカ

初演: 1976年5月9日、メトロポリタン歌劇場
パリ・オペラ座初演: 1999年3月11日


リュドミラ・パリエロ、マチアス・エイマン



ダフニスとクロエ
バンジャマン・ミルピエ

音楽: モーリス・ラヴェル
振付: バンジャマン・ミルピエ
装置: ダニエル・ビュラン
衣裳: ホリー・ハインズ
照明: マジッド・ハキミ

初演: 2014年5月10日、パリ・オペラ座


クロエ: オレリー・デュポン
ダフニス: ジェルマン・ルーヴェ
リュセイオン: レオノール・ボラック
ドルコン: マルク・モロー
ブリュアクシス: マチュー・コンタ

栗友会合唱団

演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: マクシム・パスカル


※NBSホームページで既に発表しているとおり、当初お知らせしておりました本公演のキャストより、上記のとおり変更が生じております。詳細はこちらをご覧ください。また「ダフニスとクロエ」のブリュアクシスはフランソワ・アリュからマチュー・コンタに変更になりました。なにとぞご了承ください。


◆上演時間◆

2017年3月11日(土)13:30
東京文化会館

第1部: 13:30 - 14:25
【休憩 25分】
第2部: 14:50 - 15:50


テーマとヴァリエーション
ジョージ・バランシン

音楽: ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
管弦楽組曲第3番ト長調作品55 第4楽章
振付: ジョージ・バランシン
照明: マーク・スタンリー

初演: 1947年11月26日、バレエ・シアター、
ニューヨーク、シティ・センター
パリ・オペラ座初演: 1993年6月24日


ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

オーレリア・ベレ、セヴリーヌ・ウェステルマン、
ロール=アデライド・ブーコー、ソフィー・マイユー

シリル・ミティリアン、ダニエル・ストック、イヴォン・ドゥモル、パブロ・レガサ



アザー・ダンス
ジェローム・ロビンズ

音楽: フレデリック・ショパン
マズルカ作品17-4、マズルカ作品41-3、ワルツ作品64-3、マズルカ作品63-2、マズルカ作品33-2
振付: ジェローム・ロビンズ
衣裳: サント・ロカスト
照明: ジェニファー・ティプトン

ピアノ: ヴェッセラ・ペロフスカ

初演: 1976年5月9日、メトロポリタン歌劇場
パリ・オペラ座初演: 1999年3月11日


ドロテ・ジルベール、ジョシュア・オファルト


ダフニスとクロエ
バンジャマン・ミルピエ

音楽: モーリス・ラヴェル
振付: バンジャマン・ミルピエ
装置: ダニエル・ビュラン
衣裳: ホリー・ハインズ
照明: マジッド・ハキミ

初演: 2014年5月10日、パリ・オペラ座


クロエ: アマンディーヌ・アルビッソン
ダフニス: マルク・モロー
リュセイオン: ヴァランティーヌ・コラサント
ドルコン: アリステル・マディン
ブリュアクシス: フランソワ・アリュ


栗友会合唱団

演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: マクシム・パスカル


※NBSホームページで既に発表しているとおり、当初お知らせしておりました本公演のキャストより、上記のとおり変更が生じております。詳細はこちらをご覧ください。また「ダフニスとクロエ」のブリュアクシスを踊る予定だったアルチュ・ラヴォーはフランソワ・アリュに変更になりました。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。


◆上演時間◆

第1幕: 18:30 - 19:25

【休憩 25分】

第2幕: 19:50 - 20:50



この夏、バレエ界最高峰の二大カンパニー、パリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団の精鋭スターたちが一堂に会する、夢の舞台が初めて実現。オペラ座&ロイヤル夢の共演〈バレエ・スプリーム〉と名付けられたスペシャルな公演です。パリ・オペラ座バレエ団日本公演期間中の3月上旬、パリ・オペラ座バレエ団芸術監督のオレリー・デュポンと出演予定のパリ・オペラ座チーム6人のダンサーたちがプレス懇談会に参加、公演への抱負を語りました。

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(左から)ジェルマン・ルーヴェ、レオノール・ボラック、フランソワ・アリュ、ユーゴ・マルシャン、オレリー・デュポン、マチアス・エイマン、ミリアム・ウルド=ブラーム

 冒頭で記者たちにあいさつをしたオレリー・デュポンは、〈バレエ・スプリーム〉パリ・オペラ座チームのスーパーバイザーとして、参加ダンサーやプログラムの決定を手がけました。

「この公演は野心的なプロジェクト。オファーがきてすぐに『イエス』とお受けしました。私が選んだダンサーたちは美しく、素晴らしいダンサーのサンプルのような人たち。また、この公演は英国ロイヤル・バレエ団と素晴らしい瞬間をシェアする機会でもあります。この2017年という年にドアを開き、お互いに交流できることは、素晴らしいメッセージとなると思います。
 日本の観客の皆さんには、二つの違った流派を見比べていただけるよい機会となるでしょう。プログラムには、私たちの伝統を代表するルドルフ・ヌレエフの作品も入っていますので、フランスらしいバレエを楽しんでいただけることと思います」


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「まさにスプリーム、素晴らしいダンサーの定義を体現している」とデュポンに紹介されたマチアス・エイマンとミリアム・ウルド=ブラームは、『白鳥の湖』第2幕のパ・ド・ドゥを踊ります。


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「この公演で、とくに新しい世代のエトワールたちと共演できることは、貴重な経験となると思います。英国ロイヤル・バレエ団はレパートリーもダンサーも特徴的。それらから刺激を受ける、また外からの視線を感じるよい機会となるでしょう」(エイマン)

「また夏に日本に戻って来られることを、とても嬉しく思います。マチアスはパートナーとしてとても敬愛していますし、彼をはじめ私がすごくちかしいと思っている人たちと日本で過ごせることを、とても幸せに思います」(ウルド=ブラーム)


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 レオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェは、昨年末の『白鳥の湖』公演後にエトワールに任命されたばかりの若きスター。この公演でも、『白鳥の湖の湖』第3幕のパ・ド・ドゥを踊ります。
「私たちにとってとても重要な作品。ジェルマンはとてもよく注意を払ってくれる優しいパートナー。素晴らしい美男で、その点でも完璧なパートナーです」(ボラック)
「私たちのキャリアのシンボルとなる作品ですから、大切に思っています。レオノールは非常に優雅で生き生きとして、私を物語世界へ、彼女の世界へと導いてくれるんです」(ルーヴェ)

「元エトワールとして、また現芸術監督として」と、デュポンがこう補足します。
「ペアというものは非常に重要。私は、アーティスティックな面でも、テクニカルな面でも、また人間的な面でも美しく、素晴らしい組み合わせであることが必要と思います。今回私が選んだダンサーたちは皆、素晴らしい組み合わせになっていると思います」

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 オレリー・デュポンに「素晴らしいショーマン」と紹介されたプルミエ・ダンスールのフランソワ・アリュは、『レ・ブルジョワ』(コーウェンベルク振付)を踊る予定という。
「ガラで何度も踊っていますが、大好きな作品です。メッセージを伝える、人物を伝えることがショーマンなのだと思うのだけれど、この作品ではその部分を発揮できると思います」

 ユーゴ・マルシャンは、懇談会の前の晩、『ラ・シルフィード』のジェイムズを踊り、終演後の舞台上でデュポン芸術監督にエトワールに任命されたばかり。
「とても幸せです! 昨晩起こったことは、目覚めたまま見た夢のよう。一度しかないこの瞬間を日本のお客さんとシェアできて、とても嬉しい」
 『エスメラルダ』、『グラン・パ・クラシック』をともに踊る予定の、プルミエール・ダンスーズ、オニール八菜については、「とても美しくキャリアを重ねてきたダンサー。彼女とともに、フランスのバレエを国際的に広めることができ、とても嬉しく思います」

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 最後に「英国ロイヤル・バレエ団との共演で、どんな化学反応が期待されるか」と質問に応えたオレリー・デュポン。
「二つの流派の違いを見ていただける素晴らしい機会となります。とくに今回、『ドン・キホーテ』、『眠れる森の美女』という合同プログラムで、私たちの化学反応を確かめていただけると思います。ダンサーたちには言葉の障壁がない。英語もフランス語もロシア語もいらないのです。素晴らしいコラボレーションになるでしょう」
 終始笑顔で、ダンサーたちと会話を交わす姿が印象的でした。

 公演は7月26日(水)、27日(木)がAプロ、29日、30日、31日がBプロ(文京シビック大ホール)と、二つのプログラムが組まれます。パリ・オペラ座バレエ団と英国ロイヤル・バレエ団のスターたちの華やかな共演に、ぜひご期待ください。

photos:Nobuhiko Hikiji



★公演概要はこちら>>


テーマとヴァリエーション
ジョージ・バランシン

音楽: ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
管弦楽組曲第3番ト長調作品55 第4楽章
振付: ジョージ・バランシン
照明: マーク・スタンリー

初演: 1947年11月26日、バレエ・シアター、
ニューヨーク、シティ・センター
パリ・オペラ座初演: 1993年6月24日


ミリアム・ウルド=ブラームマチアス・エイマン

オーレリア・ベレ、セヴリーヌ・ウェステルマン、ロール=アデライド・ブーコー、ソフィー・マイユー

シリル・ミティリアン、ダニエル・ストック、イヴォン・ドゥモル、パブロ・レガサ


アザー・ダンス
ジェローム・ロビンズ

音楽: フレデリック・ショパン
マズルカ作品17-4、マズルカ作品41-3、ワルツ作品64-3、マズルカ作品63-2、マズルカ作品33-2
振付: ジェローム・ロビンズ
衣裳: サント・ロカスト
照明: ジェニファー・ティプトン

ピアノ: ヴェッセラ・ペロフスカ

初演: 1976年5月9日、メトロポリタン歌劇場
パリ・オペラ座初演: 1999年3月11日


リュドミラ・パリエロ、ジョシュア・オファルト


ダフニスとクロエ
バンジャマン・ミルピエ

音楽: モーリス・ラヴェル
振付: バンジャマン・ミルピエ
装置: ダニエル・ビュラン
衣裳: ホリー・ハインズ
照明: マジッド・ハキミ

初演: 2014年5月10日、パリ・オペラ座


クロエ: オレリー・デュポン
ダフニス: ジェルマン・ルーヴェ
リュセイオン: レオノール・ボラック
ドルコン: マルク・モロー
ブリュアクシス: フランソワ・アリュ


栗友会合唱団

演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: マクシム・パスカル



◆上演時間◆

第1幕: 18:30 - 19:20

【休憩 20分】

第2幕: 19:40 - 20:35


【パリ・オペラ座バレエ団全面協力】

東日本大震災 復興支援チャリティ・オークション開催決定!

弊財団では、これまでに様々なかたちでアーティストたちの協力を得て、東日本大震災の復興支援のための活動を行ってまいりました。

 6年目の3月11日をむかえるにあたり、パリ・オペラ座バレエ団の全面協力のもと、3月9日(木)より開幕いたします<グラン・ガラ>の公演会場において、会場内に義捐金箱を設置するほか、チャリティ・オークションを開催いたします。なお、オークションの売上、ならびに会場内で皆さまからお預かりした義捐金につきましては、あしなが育英会を通じて被災地へとお届けいたします。

 ご来場を予定されている皆さまにおかれましては、本旨にご理解、ご協力を賜り、お志をお寄せくださいますよう心よりお願い申し上げます。

公益財団法人日本舞台芸術振興会
パリ・オペラ座バレエ団

パリ・オペラ座バレエ団チャリティ・オークション 出品予定の品物

■1 来日中のエトワール全員のサイン入りツアーTシャツ

■2 オレリー・デュポン 直筆サイン入りトウシューズ

■3 オレリー・デュポン 直筆サイン入りツアーTシャツ

■4 エトワールの直筆サイン入りツアーTシャツ
※Tシャツ1枚につき、1名のサインが記されています。
※下記のエトワールがサインをよせています。

  • アマンディーヌ・アルビッソン
  • レオノール・ボラック
  • ドロテ・ジルベール
  • ミリアム・ウルド=ブラーム
  • リュドミラ・パリエロ
  • マチアス・エイマン
  • ジョシュア・オファルト
  • ジェルマン・ルーヴェ
  • ユーゴ・マルシャン

■5 マチアス・エイマン 直筆サイン入りバレエシューズ
※今回の日本公演で「ラ・シルフィード」ジェイムズ役を踊る際に着用したバレエシューズです

■6 お宝写真満載 お楽しみダンサー・カメラ     

  • 女性ダンサー・カメラ
  • 男性ダンサー・カメラ

今回の日本公演中にダンサーたちが撮影した写真がたくさんつまったインスタント・カメラです。どのダンサーの写真が出てくるか、現像するまでどうぞお楽しみに!

※出品予定の品物は2017年3月7日現在の予定です。品物は予告なく変更・追加が生じる場合がございます。詳しくは公演会場内のオークション・ブースにてご確認ください。

1 来日中のエトワール全員のサイン入りツアーTシャツ

2 オレリー・デュポン 直筆サイン入りトウシューズ

5 マチアス・エイマン 直筆サイン入りバレエシューズ

チャリティ・オークション参加方法
■実施期間   2017年3月9日[木]〜3月12日[日]
■場所 東京文化会館 大ホールロビー
■対象 パリ・オペラ座バレエ団<グラン・ガラ>公演にご来場の方
■入札方法 会場内のブースにて入札用紙をお受け取りいただき、ご希望の品物に入札希望金額をご記入の上、入札箱にご投函ください。期間内に最高金額をご提示いただいた方に品物を進呈いたします。
■結果発表 落札された方にのみ、3月末までに郵送にてご連絡申し上げます。落札いただけなかった方へのご連絡はできかねますので、悪しからずご了承ください。

※入札件数に制限はございません。お一人様何点でもご入札いただけます。
※ご入金後の変更・キャンセルはお受付することができません。予めご了承ください。
※入札された品物を転売することは固くお断り申し上げます。

入札時に皆さまからお預かりした個人情報はあくまでもオークションの受付に利用させていただくもので、それ以外の目的に利用するものではありません。お申し込みいただいた皆様の個人情報は、個人情報保護法に従ってNBSが責任をもって管理し、原則的に第三者への開示・提供は行いません。

公益財団法人日本舞台芸術振興会

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ジェルマン・ルーヴェとレオノール・ボラック 「くるみ割り人形」2014年 photo: Sebastien Mathe


大空に舞う新エトワールふたり

レオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェに聞く
2017年2月

インタビュアー: アリエノール・ド・フーコー


昨年12月23日と31日、両日の「白鳥の湖」終演後、ジェルマン・ルーヴェとレオノール・ボラックがエトワールに任命されました。努力や継続してきたことなど、二人にこれまでの人生を振り返ってもらい、いまの彼らの思いを語ってもらいました。


■ どのようないきさつで踊り始めたのですか?


ジェルマン・ルーヴェ(以下G.L.): 4歳で踊りはじめた時から、ダンスは僕にとってとても自然で、本能的に感じられました。7歳でシャロン=シュル=ソーヌ国立地方音楽院に入学しクラシック・バレエを学び、12歳でパリ・オペラ座バレエ学校に入学し、エリザベット・プラテルに師事しました。コール・ド・バレエに入団したのは18歳でした。


レオノール・ボラック(以下L.B.): パリのコンセルヴァトワールで2年間学んだ後に、15歳でパリ・オペラ座バレエ学校に合格し、18歳でコール・ド・バレエに入団しました。


■ エトワールという役割について、どう感じていますか?


G.L. とL.B.: それは、自分がダンサーのキャリアの中でどこに位置しているかによると思います。例えば、私たちが子どものときには、エトワールはほとんど神に見えましたし、彼らのことを知るようになると、今度は彼らに追いつこうとします。少しずつ自分たちの階段を上るにつれ、エトワールを取り巻いていた幻想が、だんだんと現実的になり、手に届くもののように見えてきます。そしていざ現実になると、エトワールになるということは、他のダンサーと同じことで、ただ新たな責任が加わるのだと分かります。つまり、全てがつながっているのです。


■ そうやってバレエ団の命も引き継がれていくのですね。
ジークフリート王子とオデット/オディール役を踊られましたが、お二人はそれぞれの役をどのように感じましたか?


L.B.: 私たちは二人ともクロティルド・ヴェイエ(パリ・オペラ座バレエ団 バレエ・ミストレス)に指導してもらいました。正式に配役されるまでは代役の予定での練習だったのですが、自分が本番を踊るかのような気持ちで練習するように心がけました。最初の数回のリハーサルでは少し不安もありました。というのも、以前踊ったジュリエットの役が、より直観的で分かり易いのに比べ(2016年にヌレエフ版「ロミオとジュリエット」を踊っている)、オデット/オディールはジュリエットほど明快ではないと感じました。技術的に重要な練習も必要でしたが、そのコーチングはとても役に立ち、私自身向上することができました。
 
まだ、すべてを完璧に踊りこなせているとは言えませんが、それでも今は、踊りきったことを誇りに思っています。ジュリエット役を幼いころからずっと観続けてきて、役柄を完璧に理解できているのに比べて、白鳥の役は入り込むのに時間がかかりました。沢山のダンサーがこの役を踊るのを観てきているからこそ、舞台に上がるには、より大きな自信が必要です。そのような中で、私たちはそれぞれ基礎的な個人練習を積み重ね、また、パートナーや先生方との信頼を築いていきます。


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「白鳥の湖」2016年 photo: Svetlana Loboff / OnP


G.L.: ジークフリート王子を踊るのは不安でしたが、これまでずっと踊りたいと夢見てきた役でした。クラシック・バレエ作品の中でもとりわけ神秘的で、技術的に非常に難しい役ですが、やりがいのある挑戦でもあります。僕にとっては比較的自然で、リハーサルの最初の頃から、気持ちよく踊れました。僕たち二人とも、昔のコンクールなどで、ヴァリアシオンを少しは踊ったことはあったと思うけれど。


■ 新芸術監督オレリー・デュポンにエトワールに任命されたことには、何か特別な意味を感じますか?


G.L. とL.B.: オレリー・デュポンとは何か共通の運命で私たちは繋がっているように感じます。というのも、私たち二人が初めてソリストとして踊ることになった最初の作品「くるみ割り人形」のリハーサルの時のコーチも、彼女でした。当時、私たちはコリフェでした。オレリー・デュポンは私たちがコール・ド・バレエでデビューした時からずっと私たちを見てきてくださいました。私たちの練習、舞台への関わり方も良く知っています。これまで長い間、役作りや昇進試験などの準備を指導してきてくださったので(L.B.はコリフェ昇進試験の際、黒鳥のソロをオレリーに指導してもらっている......)、今回の任命はとてもほっとし、勇気づけられました。昇進できて良かったです。


■ 踊ってみたい役柄や、一緒に仕事をしてみたい振付家はいますか?


G.L.: チャンスはいつも突然にやってきますからね。例えば、「オネーギン」のレンスキーやオネーギンは僕のお気に入りです。振付に関しては、着想の美しい振付と出会っていけたらと思います。サシャ・ヴァルツの「ロミオとジュリエット」も好きなコンテンポラリー・バレエですし、もちろんピナ・バウシュ作品はどれも好きです......。


L.B.: 「オネーギン」は私も大好きです。ストーリーに重きを置いた物語性の高いバレエが好きなので、「オネーギン」のタチヤーナやオリガは興味深い役です。同作品には、道程というのか、素晴らしい探究があると思います。昨年9月に、クリスタル・パイト創作の「ザ・シーズンズ・カノン」を初めて観ましたが、とても素晴らしい作品でした。クリスタル・パイトのエネルギーが私は好きです。


※パリ・オペラ座バレエ団のウェブサイトより翻訳掲載。


原文の記事はこちら>>

NBSから大人の女性に上質な時間を楽しんでいただくための新しい会員組織、その名も"Friday Lady(フライデーレディ)"が誕生しました。6月・9月・11月の金曜日に3つのバレエやオペラ公演を見るこの会員組織では、初心者の方でも楽しんでいただけるための特典が付いております。バレエやオペラを観て新しい世界を楽しんでみませんか。


<対象演目・特典>


6/30(金)東京バレエ団「ラ・バヤデール」 
特典:
①ゲネプロ見学
②終演後出演者と記念撮影

9/29(金)バイエルン国立歌劇場『魔笛』   
特典:
①初めてでも楽しめる!やさしい『魔笛』講座!
②終演後、舞台上で記念撮影

11/17(金)モーリス・ベジャール・バレエ団「魔笛」
特典:
①ドリンク・サービス
②終演後出演者と記念撮影


詳しくはこちら>>

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パリ・オペラ座バレエ団
2017年日本公演

「ラ・シルフィード」


全2幕
台本: アドルフ・ヌーリ
音楽: ジャン・マドレーヌ・シュナイツホーファー
振付: ピエール・ラコット(フィリップ・タリオーニ〈1832年〉原案による)
装置: マリ=クレール・ミュッソン(ピエール・チチェリ版による)
衣裳: ミッシェル・フレスネ(ウジェーヌ・ラミ版による)

パリ・オペラ座初演: 1972年6月9日。パリ・オペラ座のために創作された。


演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: フェイサル・カルイ

ラ・シルフィード: アマンディーヌ・アルビッソン
ジェイムズ: ユーゴ・マルシャン
エフィー: ヴァランティーヌ・コラサント
魔女マッジ: オレリアン・ウエット
ガーン: ミカエル・ラフォン
エフィーの母: アネモーヌ・アルノー

パ・ド・ドゥ:
マリーヌ・ガニオ、マルク・モロー

※NBSホームページで既に発表しているとおり、当初お知らせしておりました本公演のキャストより、上記のとおり変更が生じております。詳細はこちらをご覧ください。また、パ・ド・ドゥを踊る予定だったアルチュ・ラヴォーはマルク・モローに変更になりました。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。


215回目の上演


2017年3月5日(日)15:00
東京文化会館

第1幕: 15:00 - 15:55
【休憩 25分】
第2幕: 16:20 - 17:10

パリ・オペラ座バレエ団
2017年日本公演

「ラ・シルフィード」


全2幕
台本: アドルフ・ヌーリ
音楽: ジャン・マドレーヌ・シュナイツホーファー
振付: ピエール・ラコット(フィリップ・タリオーニ〈1832年〉原案による)
装置: マリ=クレール・ミュッソン(ピエール・チチェリ版による)
衣裳: ミッシェル・フレスネ(ウジェーヌ・ラミ版による)

パリ・オペラ座初演: 1972年6月9日。パリ・オペラ座のために創作された。


演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: フェイサル・カルイ

ラ・シルフィード: ミリアム・ウルド=ブラーム
ジェイムズ: マチアス・エイマン
エフィー: レオノール・ボラック
魔女マッジ: アレクシス・ルノー
ガーン: イヴォン・ドゥモル
エフィーの母: ニノン・ロー

パ・ド・ドゥ: エレオノール・ゲリノー、フランソワ・アリュ

214回目の上演


2017年3月4日(土)18:30
東京文化会館

第1幕: 18:30 - 19:25
【休憩 25分】
第2幕: 19:50 - 20:40

パリ・オペラ座バレエ団
2017年日本公演

「ラ・シルフィード」


全2幕
台本: アドルフ・ヌーリ
音楽: ジャン・マドレーヌ・シュナイツホーファー
振付: ピエール・ラコット(フィリップ・タリオーニ〈1832年〉原案による)
装置: マリ=クレール・ミュッソン(ピエール・チチェリ版による)
衣裳: ミッシェル・フレスネ(ウジェーヌ・ラミ版による)

パリ・オペラ座初演: 1972年6月9日。パリ・オペラ座のために創作された。


演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: フェイサル・カルイ


ラ・シルフィード: リュドミラ・パリエロ
ジェイムズ: ジョシュア・オファルト
エフィー: オーレリア・ベレ
魔女マッジ: アレクシス・ルノー
ガーン: アントニオ・コンフォルティ
エフィーの母: ニノン・ロー

パ・ド・ドゥ:
ジェニファー・ヴィソッチ、マルク・モロー

※NBSホームページで既に発表しているとおり、当初お知らせしておりました本公演のキャストより、上記(下線)のとおり変更が生じております。 何卒ご了承のほどお願い申し上げます。


213回目の上演


2017年3月4日(土)13:30
東京文化会館

第1幕: 13:30 - 14:25
【休憩 25分】
第2幕: 14:50 - 15:40


  3月3日(金)、東京文化会館大ホールで上演されたパリ・オペラ座バレエ団「ラ・シルフィード」終了後、主役のジェイムズを踊ったユーゴ・マルシャンがエトワールに任命されました!
 
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  本編が終了してカーテンコールが続く中、舞台上に登場したのは、芸術監督のオレリー・デュポン。彼女がマルシャンのエトワール任命をアナウンスすると、辺りのざわめきとともに、やや緊張の面持ちだったマルシャンの表情が歓喜に緩み、あとには怒涛の拍手と歓声がわき起こりました。舞台上にはマルシャンと同期で、昨年末ともにエトワールに任命されたばかりのレオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェも駆けつけて、彼を祝福。会場は感動に包まれ、客席総立ちとなってこの慶事を祝いました。

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 この日、マルシャンは、怪我をして日本ツアー不参加となったエトワールのマチュー・ガニオの代わりに、アマンディーヌ・アルビッソンを相手に主役を務めることに。ジェイムズ役を踊るのはこれが初めてで、またフランス国外で初めて主演する機会ともなる喜びを記者会見で語っていました。その意気込み通り、渾身の踊りをもって各場面で大きな喝采を受けただけに、感慨はひとしおだったのではないでしょうか。幕が閉じた後も舞台では同僚やスタッフたちの祝福がつづき、マルシャンは「本当に嬉しい、夢のようです」と頬を紅潮させて語っていました。


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 パリ・オペラ座バレエ団のエトワール任命は、今回のように公演終了後に行われることが恒例となっていますが、外国の舞台で行われることは珍しく、まして日本公演では初めてという歴史的な出来事となりました。
 
 
web_s17-0303_POB_Hugo_Y8A2474(photo_Kiyonori Hasegawa).jpg  マルシャンは明後日の3月5日(日)にも同作品でジェイムズ役を踊ります。日本で誕生した新エトワールの舞台をお見逃しなく!


photo: Kiyonori Hasegawa
 

パリ・オペラ座バレエ団
2017年日本公演

「ラ・シルフィード」


全2幕
台本: アドルフ・ヌーリ
音楽: ジャン・マドレーヌ・シュナイツホーファー
振付: ピエール・ラコット(フィリップ・タリオーニ〈1832年〉原案による)
装置: マリ=クレール・ミュッソン(ピエール・チチェリ版による)
衣裳: ミッシェル・フレスネ(ウジェーヌ・ラミ版による)

パリ・オペラ座初演: 1972年6月9日。パリ・オペラ座のために創作された。


◆配役◆
ラ・シルフィード: アマンディーヌ・アルビッソン
ジェイムズ: ユーゴ・マルシャン
エフィー: ヴァランティーヌ・コラサント
魔女マッジ: オレリアン・ウエット
ガーン: ミカエル・ラフォン
エフィーの母: アネモーヌ・アルノー

パ・ド・ドゥ: 
マリーヌ・ガニオ、アルチュ・ラヴォー

※NBSホームページで既に発表しているとおり、当初お知らせしておりました本公演のキャストより、上記(下線)のとおり変更が生じております。詳細はこちらをご覧ください。 何卒ご了承のほどお願い申し上げます。


212回目の上演


2017年3月3日(金)18:30
東京文化会館

第1幕: 18:30 - 19:25
【休憩 25分】
第2幕: 19:50 - 20:40

パリ・オペラ座バレエ団
2017年日本公演

「ラ・シルフィード」


全2幕
台本: アドルフ・ヌーリ
音楽: ジャン・マドレーヌ・シュナイツホーファー
振付: ピエール・ラコット(フィリップ・タリオーニ〈1832年〉原案による)
装置: マリ=クレール・ミュッソン(ピエール・チチェリ版による)
衣裳: ミッシェル・フレスネ(ウジェーヌ・ラミ版による)

パリ・オペラ座初演: 1972年6月9日。パリ・オペラ座のために創作された。


◆配役◆

ラ・シルフィード: ミリアム・ウルド=ブラーム
ジェイムズ: マチアス・エイマン
エフィー: レオノール・ボラック
魔女マッジ: アレクシス・ルノー
ガーン: イヴォン・ドゥモル
エフィーの母: ニノン・ロー


第1幕
スコットランドの農家
ラ・シルフィード、ジェイムズ、エフィー、ガーン、魔女マッジ、エフィーの母

青の娘たち: ローランス・ラフォン、カミーユ・ボン、ロール=アデライド・ブーコー、エミリー・アスブン、ロクサーヌ・ストヤノフ、ペギー・デュルソール、ジュリー・マルテル、カロリーヌ・オスモン

赤の娘たち: マリーヌ・ガニオ、セヴリーヌ・ウェステルマン、ジュリアンヌ・マティス、ソフィー・マイユー、ジェニファー・ヴィソッチ、ジュリア・コーガン、クレール・ガンドルフィ、アメリ・ジョアニード

青の青年たち: ヤン・シャイユー、オレリアン・ウエット、シリル・ミティリアン、ジェレミー=ルー・ケール、マチュー・ボットー、マチュー・コンタ、ミカエル・ラフォン、シリル・ショクルン

赤の青年たち: アリステル・マディン、マルク・モロー、ダニエル・ストック、アドリアン・ボデ、ジュリアン・コゼット、グレゴリー・ガイヤール、パブロ・レガサ、マクシム・トマ

パ・ド・ドゥ: エレオノール・ゲリノー、フランソワ・アリュー


第2幕
第1場 魔法のベール
魔女マッジ

魔女たち: マチュー・ボットー、フランチェスコ・ミュラ、マクシム・トマ、ジャン=バティスト・シャヴィニエ、シリル・ショクルン、アントナン・モニエ

第2場 シルフィードたちの森

三人のシルフィードたち: マリーヌ・ガニオ、エレオノール・ゲリノー、ジェニファー・ヴィソッチ

シルフィードたち: オーレリア・ベレ、ローランス・ラフォン、セヴリーヌ・ウェステルマン、カミーユ・ボン、ロール=アデライド・ブーコー、エミリー・アスブン、ジュリアンヌ・マティス、ソフィー・マイユー、ロクサーヌ・ストヤノフ、アネモーヌ・アルノー、アンブル・シアルコッソ、ジュリア・コーガン、ウジェニー・ドリオン、ペギー・デュルソール、クレール・ガンドルフィ、クレマンス・グロス、アメリ・ジョアニード、ジュリー・マルテル、カロリーヌ・オスモン、ニノン・ロー


演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮: フェイサル・カルイ



◆上演時間◆

第1幕: 18:30--19:25

【休憩 25分】

第2幕: 19:50--20:40

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